高タンパク朝ごはんで代謝のいいカラダに♡5分で食べられるおすすめ食材
食べた方がいいとか、食べなくてもいいとか、いろいろな説のある朝ごはんですが、規則正しい食生活を送るためには、やはり朝ごはんは大切ですよね。
フルーツやヨーグルト、お味噌汁など、みなさんはどんな朝ごはんを選んでいますか? 代謝のいい身体づくりのためには、朝ごはんに高タンパクを摂り入れるのがおすすめです。

美容と健康に役立つ食スタイルを提案して16年の美養フードクリエイターである筆者が、朝食に短時間で食べられる、高タンパク食材をご紹介します。
朝ごはんに高タンパクを選ぶといい理由2つ
(1)一日の食欲をコントロール
朝に高タンパクのものを食べると、日中感じる空腹感が少なくなることがわかっています。
常に小腹が空いているような感覚があり、仕事をしながら、家事をしながら、ついつい間食をしてしまう方は、朝ごはんにタンパク質をしっかり摂ってみましょう。
(2)代謝のいい身体づくりに
筋肉量が多いほうが基礎代謝が高く、痩せやすい身体であることは広く知られています。この筋肉をつくるのがタンパク質です。
タンパク質は、一度にたくさん食べても身体に吸収される量が限られています。
1日3食平均してタンパク質を摂ったほうが、筋肉の合成を高めるそうですから、代謝のいい身体づくりのためにも、朝は高タンパクなメニューを選びましょう。
忙しくても食べられる!高タンパク食材
(1)水切ヨーグルト

ヨーグルトからホエイを切ったのが、水切ヨーグルトです。
1パック(400g程度)のヨーグルトを、コーヒーフィルターなどで一晩水気を切っておくと、マグカップ1杯程度の量に濃縮されています。これを朝ごはんに食べれば、ヨーグルト1パック分のタンパク質を簡単に摂ることができます。
残ったホエイにも栄養がありますから、ご飯を炊くときや、お味噌汁、野菜スープを作る際に使いましょう。
(2)ゆで卵

卵は、身体に必要な必須アミノ酸の全てをバランスよく含んだ、優秀なタンパク源です。
ゆで卵なら、作っておけば殻をむくだけで食べられますね。ただし、ゆで卵は日持ちしないので、3日程度で食べきれる分を茹でて、冷蔵庫で保存しましょう。
(3)納豆

日本の発酵食品の代表選手である納豆は、大豆を原料としている高タンパクの食べものです。
タンパク質だけでなく、食物繊維も豊富で、納豆菌もとれて腸活にも◎。
(4)魚缶

タンパク質というと肉を連想しますが、魚と肉のタンパク質の含有量はほぼ同じ。ツナ缶やサバ缶、鮭缶なら、缶詰を開けるだけで食べられますね。
魚の油は、血液サラサラでお馴染みのDHAやEPAですから、安心して食べることができます。
元気に一日をスタートさせたい方は、ぜひ朝ごはんにタンパク質をプラスしてみてくださいね!
(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ)