【SEVENTEEN】メンバーとCARATへの愛があふれた記者会見。HOSHI「再契約を経て、さらにSEVENTEENの絆が固くなった」

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今年、メンバー全員がそろって所属事務所と早期再契約を締結したことが話題となった、13人組ボーイズグループ・SEVENTEEN。彼らが、9th Mini Album『Attacca』を10/22にリリースしました。本作は、予約開始からたった1日で先行注文量が141万を突破し、グループのハイキャリアを更新!

世界中から注目を集めるアルバムの魅力を、リリース当日の10/22(金)に行われた記者会見でメンバーがたっぷり語ってくれました。会見で語られた言葉からは、自主制作アイドルとしての自負や、現在中国での活動に専念しているふたりのメンバーとCARAT(ファンの呼称)への愛があふれていました。


SEVENTEENが『Attacca』で描く、止められない“情熱”
2021年5月から“Power of ‘LOVE’”をテーマに掲げ、さまざまな“愛”を音楽で表現するプロジェクトを展開しているSEVENTEEN。

’愛と友情の間のジレンマ”を描いた、WONWOOとMINGYUのデジタルシングル『Bittersweet』。
愛の感情を気づかせてくれた“君”に“僕”の気持ちを告白するストーリーを描いた、8th Mini Albun『Your Choice』。
先の2つに続く、3つ目の愛の形を描いた作品が『Attacca』です。
ブラックスーツスタイルで登場したSEVENTEENメンバー。右から、DK、JOSHUA、WOOZI、SEUNGKWAN、JEONGHAN、DINO、HOSHI、MINGYU、VERNON、WONWOO、S.COUPS。(JUN、THE 8は中国での活動に専念中のため欠席)WOOZI「SEVENTEENの新しい姿とさまざまな愛の形を期待して」
プロデューサーを務めたWOOZIは、アルバムについて、「“Attacca”は、楽章と楽章の間を切れ目なく演奏するという意味を持つ音楽用語です。相手に対する抑えきれない愛の感情、止められない情熱的な心を、“Attacca”といういう単語に例えて表現してみました。大胆に熱くアプローチする、SEVENTEENの新しい姿とさまざまな愛の形を期待していただきたいです」と紹介。今作にはSEVENTEENのどのような経験が反映されているかという記者からの質問には、「SEVENTEENの曲には、僕たちの時間の流れが反映されている。僕たちは、いつも僕たちが今できることは何なのか、そして僕たちらしい音楽はどのようにしたら表現できるのかについて話しています。だから自然とよい曲、アルバムができていると思います。伝えたいメッセージを盛り込んだので期待して欲しいです」と、自信作であることをアピールしていました。

MINGYUは、「『;[Semicolon]』(2020年)で、“休息を取ろう”というメッセージを語り、前作のタイトル曲『Ready to Love』では“準備ができた”と話しました。そして、今回の『Attacca』で、“情熱的な姿”を見せようと言っています。この大きなストーリーラインも含めて、今作を楽しんでいただければと思います」とアルバムの楽しみ方を提案。

記者にこのアルバムをひと言で表してくださいと求められたDINOは、「“できた”です。アルバムを準備しながら、“できた”という感じがしたから。僕の父にタイトル曲を聴かせた時に、これはいけると言ってくれました。だから自信があります」と満足げな表情で伝えていました。
WOOZI
HOSHIタイトル曲『Rock with you』 で止まらない情熱を歌う

タイトル曲『Rock with you』について、JEONGHANは、「ロック基盤の曲です。SEVENTEENの深まった感情と情熱的なパフォーマンスを盛り込みました。愛する相手といつも一緒にいたい気持ち。そして、君のためならばどんなことでもできるという感情を盛り込んだ歌詞です」。

SEUNGKWANは、「この曲の中にいろんな魅力が詰まっています。イケてる、情熱的な雰囲気かと思いきや、後半は儚くなる。SEVENTEENの積極的な愛の方式が盛り込まれています」と解説。

振り付けについては、パフォーマンスチームのリーダーであるHOSHIが、「曲がくれるエネルギーをたくさん盛り込もうとしました。休まずに走っていく様子や、だれでも真似できるポイントダンスも作ったので、DKさんに踊ってもらいます!」と話すと、DKが、舞台前方に出てきて、少し照れた様子を見せながらも、キレのあるダンスを見せてくれました!(ちなみに記者会見後半でも、DKはダンスをアンコール披露してくれました)


SEVENTEEN (세븐틴) 'Rock with you' Official MV


DKユニット曲や初の英語曲『2 MINUS 1』で示すSEVENTEENの多彩さ
アルバムには、ヴォーカルチーム、ヒップホップチープ、パフォーマンスチームのユニット曲も収録。

そのことについて尋ねられた、SEUNGKWANは、「今回のユニット曲では、各ユニットの新しい魅力、多彩さを感じてもらえると思います。聴いてもらったら、これはヒップホップチームの曲なのか? ボーカルチームの曲なのか?と疑問に湧くほど、新しさを感じてもらえるはずです。こういう曲もこなすことができるのかと感じてもらえる自信があります!」と力強く返答。

デジタル配信のみの楽曲『2 MINUS 1』は、JOSHUAとVERNONによるSEVENTEEN初の英語曲。

VERNONは、「僕とJOSHUAさんで作った曲です。全世界のCARATのみなさんの愛に応えたいという想いから、英語で制作しました」。

JOSHUAは、「CARATのみなさんの反応が気になります。制作過程で先にテーマを決めてから、僕とVERNONで、この曲の魅力を引き出す音楽ジャンルについて考えました。その時に、VERNONが、ポップパンクというジャンルの曲を聴かせてくれて、テーマにあっていると思い採用しました。別れの傷と悲しい感情を明るい曲調で表現していて、平静を装っている男性の姿を描いた曲です。僕たちの初の英語曲なので、全世界のみなさんに応援していただきたいです」と制作秘話を明かしてくれました。

SEVENTEEN (세븐틴) 9th Mini Album 'Attacca' Highlight Medley


VERNON
JOSHUAWONWOO「11人体制だけど、JUNとTHE8の空席を感じないと思います」
会見では、中国での活動に専念するため、今作の活動には不参加が決まっているJUNTHE 8について言及する場面も! 

SEUNGKWANは、「デビュー当時から13人で活動してきたので、ふたりのメンバーがいないことに空席を感じるのは当然。活動だけでなく日常生活でも一緒だったので、たまに空席を感じることがあります。実は、今日も事前収録をしてきたのですが、その時に、『僕たちのパートをしっかりこなしてくれてありがとう』とビデオ通話で言ってくれました。ふたりも頑張って活動しているので、お互い頑張って活動するのがいいのではないかと思います」。

MINGYUは、「いつも会いたいし、連絡を取り合っています。今はお互いが任された場所で頑張ることにしたので、応援しています! ファイト!」。

WONWOOは、「僕たちも11人体制は初めての経験ですが、一緒に活動している気持ちです。ふたりは、振り付け映像やあらゆるコンテンツを準備してから旅立ったので、空席を感じないと思います」と回答。

メンバー同士の絆の強さ、信頼度の高さが伺えたシーンでした。
MINGYUHOSHI「再契約を経て、さらにSEVENTEENの絆が固くなった」
今年デビュー6周年を迎え、7月にメンバー全員が、所属事務所と早期再契約したことが大きな話題になったSEVENTEEN。

HOSHIはこのことについて、「メンバー全員での早期再契約は、大人としての一歩であり、グループのターニングポイントになった出来事でした。僕たちの強固になった絆を持って、新しい姿を見せるように頑張っているので期待してください。よい音楽、よいステージでお会いしたいと思っています」と凛とした表情でコメント! 

この件については全世界の記者からの関心も高く、「今の事務所と再契約した理由は?」という質問には、S.COUPSが、「会社が僕たちに長い間見せてくれた信頼があったので、今後も一緒に過ごそうと思いました。僕たちをよくケアしてくれるし、理解していくれているので、僕たちの描いている未来を叶えるためにサポートをしてくれると信じています。会社に対する悩みなど全くない。13人が共にする気持ちが最初からあったし、過程の中でお互いの信頼を見せました」と真剣な表情で言葉を紡いでいました。
S.COUPSJEONGHAN「自主制作で音楽を作っているから自信を持ってステージをこなせる」
会見で、世界中にCARATを増やし続けているSEVENTEENの強みについての質問が投げかけられると、JEONGHANは、「グループには、13人分のエネルギーがあふれています。それに、自主制作で音楽を作り、ステージを準備しているので、曲に対する理解度が高く、ステージをプライドを持ってこなすことができます。みなさんは、そういう部分に僕たちの魅力を感じて、応援していくれているのかなと思います。また、僕たちはそういう応援を受けて、“成長したい”と思うエネルギーをもらっています。そういう好循環が起きていると思います」とグループについて分析していました。
JEONGHANVERNON「夢は大きく持とう。崩れてもかけらが多い」

今作で成し遂げたい目標について尋ねられると、WONWOOは、「大きな目標は、SEVENTEENとCARATが健康に活動を締めくくること」。

S.COUPSは、「成績への期待を全くしないわけにはいきません。僕たちのアルバムをみなさんが聴いてくださり、愛してくだされば、自然といい成績がついてくる。そうすれば、僕たちが、次のアルバムを準備する時にもっと幸せな気持ちで取り組めると思います」と、リーダーらしいコメントを残していました。

続いて話題は、前作『Your Choice』で、アメリカのアルバムチャート「Billboad 200」に初めてランクインを果たしたことに。

SEUNGKWANは、前作で目指していた1位を今作でも目指したいと宣言。するとMCから1位を獲った時のリアクションを求められ、実演することに。実演に対して、立ち上がってワッと驚いた表情を演技してみせるメンバーもいれば、その演技をするメンバーをじーっと見つめるメンバーもいたり。各メンバーの性格が垣間見えたひとコマでした(特に、JEONGHANさんが、演技をするSEUNGKWANさんをフフッという表情をしながら見つめる姿が印象的でした)。

この一連のやり取りを受けてHOSHIが、VERNONに「練習室で話してくれた話があったよね?」と話を振ると、VERNONが、「練習室にいる時に、みんなに、『夢は大きく持とう。崩れてもかけらが大きい』と話したことがあります。だから、ビルボード1位という大きな目標を掲げることになりました」と明かしてくれました。


WONWOO
SEUNGKWANS.COUPS「CARATに早く会いたかった。この作品で幸せな気持ちになってほしい」
どんな時も、大切なCARATへメッセージを送ることを忘れないSEVENTEEN。

MINGYUは、「今回のアルバムで伝えたい物語を通して、CARATが幸せで、意味のある一日を過ごして欲しいです」。

S.COUPSは、「CARATに早く会いたくて、戻ってきました。この4ヶ月間は、CARATのことを考えながら、アルバムに僕たちの気持ちをいっぱい詰め込みました。CARATが喜んでくださると自信を持って言えます。このアルバムを聴いて、幸せな気持ちを感じてくれたらうれしいです」とメッセージ。

DINOが、「オフライン公演を前向きに検討しています。今の状況が長引いて疲れを感じていると思いますが、僕たちもポジティブな力を与えらえるよう頑張っています。早くCARATのみなさんに会いたいです! もう少しだけ元気を出してください」とガッツポーズをしながらCARATの期待が膨らむコメントを残しました。

最後に、2021年がどんな年になったかについて聞かれたDKは「本当に貴重な年として記憶に残ると思います。メンバー全員で一緒にいられることに感謝していますし、それぞれの場所でベストを尽くしながら一生懸命にがんばる姿にも刺激をもらいました。『Attacca』を通していい影響を与えたい。これからも善なる影響を与えられるグループになるためにがんばります」と語りました。

HOSHIは「SEVENTEENが愛について話した2021年は、“CARATさん、サランへ~(愛してる)”という年だったと思います」と照れながらHOSHI節を炸裂! 

メンバーも会場も思わず笑顔になったところで会見は終了。全員でお決まりの挨拶をしたのち、舞台裏へ去っていきました。
DINOSEVENTEENの最新作『Attacca』を聴こう!

SEVENTEEN プロフィール
13人組ボーイズグループSEVENTEENは2015年5月26日にミニアルバ『17CARAT』で韓国デビュー。13人のメンバー+3つのチーム+1つのグループ=17という意味が込められている。ボーカルチーム、ヒップホップチーム、パフォーマンスチームの3チームで構成され、楽曲制作から振付に至るまでメンバー自らが担当。コンサートチケットを販売すれば数分でソールドアウト、同年デビューの新人の中で最高のCD売り上げ枚数を記録し、複数の新人賞を獲得。2016年8月には日本に初上陸し、10万人動員のコンサートツアーを開催するなど、日本でも着実に人気を獲得。そして、満を持して2018年5月30日にPLEDIS JAPANより日本CDデビュー。
SEVENTEEN Japan official sitehttps://www.seventeen-17.jp/
SEVENTEEN 9th Mini Album 「Attacca」 特設サイトhttps://sp.universal-music.co.jp/seventeen/attacca/



  • 海渡理恵

  • モア世代ライター。音楽・アジアのエンタメに詳しく、K-POPを中心に、国内外のアイドルインタビューの経験が豊富。また、ライフスタイルやフードなど、カルチャー関連の記事も数多く執筆している。アイドルのオーディション番組は、日中韓問わずチェック。最近は、推しが増えすぎて、『時間が足りない』が口ぐせ。


©PLEDIS ENTERTAINMENT 文/海渡理恵

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