【新木優子卒業SP】優子とnon-noの8年間。ラストインタビュー!

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新木優子、non-noを卒業します!

約8年前、デビューページでの紹介文は「知れば知るほど好きになる女の子」。まさにそのとおりだった。常に明るく笑顔で、ハッピー感を全身にまとう稀有な存在。読者からもスタッフからもとってもとっても愛されて、ノンノをずっと支えてくれた。そんな優子がついに、卒業。「悲しい気持ちで卒業するんじゃなくて、新しいスタートだからポジティブに卒業したい!」と言う優子の言葉を尊重し、たくさんの輝きをくれた感謝を込めて、笑顔で送り出そう。優子、8年間ありがとう! これからも大好きだよ!


祝卒業。新木優子、ラストインタビュー。

長期にわたりノンノを盛り上げ、カバーモデルとして活躍。そこにたどり着く道のりと、ノンノへの思いを語ってもらいました。


【新木優子卒業SP】優子とnon-noの8年間。ラストインタビュー!の2枚目の画像

ドレス(レンタル価格)¥330000/malco. 靴¥42350/ダイアナ 銀座本店(ダイアナ)


ノンノで過ごした8年間の貴重な経験が私の誇り

 ノンノの専属モデルになったのは、ちょうど20歳になる頃のこと。当時は『JILLE』というストリート雑誌でモデルをしていたの。ある日、事務所から「ノンノから専属モデルにならない?と話がきているよ」と聞いて。これは書籍『新木式』のインタビューでも語ったのでご存じの方もいると思うけれど、「え!? まさか私が?」とポカン。ノンノには当時、あーりー(佐藤ありささん)に美玲さん(桐谷美玲さん)、絢ちゃん(大政絢さん)、波瑠さんにばっさー(本田翼さん)と、豪華で素敵な先輩モデルさんがたくさん。「そんな中に私、入れないよ。誰?ってなるじゃん!」と思っていたの。仲よしメンバーで楽しくやっている野球チームからメジャーリーグに移籍する感覚。その一歩をどうしても踏み出せなくて。『JILLE』でも自分の居場所ができて楽しくなってきてたから、もっと頑張りたいという気持ちも大きかった。「まだタイミングじゃない」と言い訳しながら、怖がっていたんだと思う。事務所には「無理です」と2回も断ったの。そんな時母から、「誰もが知っている雑誌から呼んでいただいている。成長するチャンスだよ」と叱咤激励されて。そうして1か月ほど悩んだ挙げ句覚悟を決め、顔見せにごあいさつに行くことに。編集部を訪れてみると、ビルが立派で「エレベーターいくつあるの!?」と、ドキドキしながら入ったのを思い出すなぁ(笑)。いざ編集部に入ったら、スタッフの皆さんが笑顔で迎えてくださって。「これがノンノの編集部なのかぁ」とアットホームな親しみを感じて、ホッとしたんだ。


【新木優子卒業SP】優子とnon-noの8年間。ラストインタビュー!の3枚目の画像

 当時は現役の大学生だったから、少しでもリアルな大学生らしさを届けられるように頑張ろう、と意気込んでもいて。あんなに腰が引けていたのに、いざ専属になったからには意気込みしかない(笑)。いつだって意気込みすぎちゃうのが私の性格なの(笑)。先輩方のように、早くいろいろな企画に出たいなぁって思っていたんだ。ノンノの印象は、最初も今も変わらず、とにかくアットホーム! 当時は大人数での組カットの撮影も多かったんだけど、ルゥちゃん(岸本セシルさん)をはじめ、先輩方は皆さんすごく優しくて、撮影に行くのが毎回楽しみで仕方なかったなぁ。特に印象的なのがあーりー。どんな現場でもあーりーがいると、和やかな空気感に包まれて、すごく居心地がよかった。「私もこんな現場の空気を作れるようになりたいなぁ」と憧れていたんだ。

 ノンノに入ってすぐの頃、戸惑ったのが表情とポージング。それまでやっていたストリート誌のポージングと、動き方が全然違ったの。そして何より難しかったのは、自然な笑顔の表情。私にはクールなおすまし顔か思いっきりの笑顔、0か100の表情バリエーションしかなくて。それに比べ先輩方は笑顔が印象的! しかもワンパターンではなく、笑顔の種類がたくさんあるの! それがノンノに入った時に感じた一番の衝撃だったなぁ。「これは習得しなくちゃ!」と思って、編集部のPCをチェックしに行き、自分の写真と先輩方の写真を見比べたりもしたよ。鏡の前で笑顔の練習もたくさんした。表情だけじゃなくポージングも。最初の頃はとにかく自由に動き回ってみて、カメラマンさんに「私についてきて!」みたいな気持ちでやっていたような気がする(笑)。結果、ブレブレだったり動きが大きすぎて使えない写真が多かった。このままじゃいけないと思い、ジャンルを問わずさまざまな雑誌をチェック。いろんなポージングを見ては、実際の撮影で同じポーズを試してみて画面で確認。想像の中ではうまくできているのに、画面で見たらなかなか思っているポーズになっていなかったりして。待ち時間にも、先輩モデルの撮影風景を見て勉強させていただいたり。そんなふうに努力を重ねていくたび、少しずつだけれど「うまくなったかも?」と、手ごたえを感じていくようになったんだ。


【新木優子卒業SP】優子とnon-noの8年間。ラストインタビュー!の4枚目の画像

 たくさんの素晴らしい先輩モデル方がいる中で、ようやく自分に自信がついてきたのは、自分自身がフォーカスされる企画のお話をいただいた時。「よし! 表紙に一歩近づいた!」と思った。名前が立つ企画って、誰もがやらせてもらえるわけではないし、いかに自分の個性を見せられるかの勝負。特に私服企画はいつもすごく気合いを入れて考えてたんだ。「どういうコーディネートなら目立てるかな?」って。そして初めて表紙でカバーガール企画を組んでくださった時は、「頑張りを認めてもらえた」と思えたし「こんなに深掘りしてもらえるんだ!」と、すごくうれしかった。私らしさを大切にしてくれる内容で、ノンノからの愛を感じたよ。

 モデルとして充実してきた頃、女優のお仕事も徐々に増え始めたの。作品が重なってスケジュールがタイトになる月も。いつもなら2~3日に分けて撮影する複数の企画を、1日で終わらせなければならないこともあって。「もっとこのカットは時間をかけて撮影したいなぁ」「もう少し時間があればな」と思うこともしばしば。今でも鮮明に覚えているのは2017年のドラマ『コード・ブルー』や『CRISIS』の撮影が続いた頃。ドラマ撮影の合間にアクションの練習をして、毎日がとにかくバタバタ。女優のお仕事では、ベテランのそうそうたる役者さん方とご一緒させていただく現場が多く、毎日頑張らなくちゃ、と思っていたから緊張感が続いていたの。そんな時にノンノの撮影が入ると、心からホッとした。甘えられる癒やしの場だった。そんな忙しい時期は、周りに気を配る余裕がなくなってしまうことも。そういう時はわずかでも、空いている時間に友達と会って息抜きをしていたよ。「自分の時間は1秒もムダにしないぞ!」と張り切って、ドライブがてら温泉に行ったり、川に遊びに行ったり。おうちでゆっくり休むと逆にいろいろ考えすぎて気が休まらないの。隙間時間に友達と会うことでストレスを発散できたし、仕事へのモチベーションにもつながったんだ。そして女優の仕事もうまく両立していけるようになった頃、モデルの仕事へも変化を感じるように。ただ服をきれいに見せるのではなく、ストーリーを考えるようになって。この服を着ているのはどんな女の子で、カメラ越しの相手はどんな人なのか。よく想像する相手は、大学時代の友達だったり家族だったり、私を笑顔にしてくれる人たち。カメラの向こう側を意識するようになって表情にももっと変化が出てきた気がする。


【新木優子卒業SP】優子とnon-noの8年間。ラストインタビュー!の5枚目の画像

  先輩モデル方がどんどん卒業されて、自分が最年長になった頃。「寂しい」という気持ちの半面、「自分もノンノを支えていかないと」と強く思うようになった。モデルのお仕事だけではなく、女優のお仕事も頑張ることで、共演者の方と誌面に出られたりすると、少しでもノンノに貢献できたかも?とうれしかったりもした。そして、「ノンノに貢献したい」と思うからには、ちゃんと努力していたい、というのは常にあったんだ。体作りはもちろん、いつ呼ばれても「はい! 新木行けますよ!」と言えるように。準備万端な状態でいるように心がけてた。素晴らしい先輩方がノンノを引っ張ってくださったように、私も継いでいかないと、と思っていたし、ノンノにたくさんお世話になって、成長させていただいた分、「絶対に恩返しをしたい!」と思っていたの。そのために何ができるかと考えた時、ノンノモデルそれぞれが自分らしく楽しめて輝ける場所であること、その環境を作ることが第一歩かな、という思いを抱くように。先輩後輩の距離を近く感じてほしかったし、新しくノンノ専属になったモデルさんたちにも早くなじんでほしかった。「ノンノの現場って楽しい!」と思ってもらえるように。ここ最近は、他のモデルさんと撮影が一緒になることもなかなかなくて。だからこそ、たまにノンノモデルと会う機会があれば積極的にコミュニケーションをとるようにしているし、SNSもチェックして「いいね」を押したり。でもこれは単に私が寂しがり屋という説も(笑)。


【新木優子卒業SP】優子とnon-noの8年間。ラストインタビュー!の6枚目の画像

 今この約8年間を振り返ってみても、ノンノモデルとしてつらかったことは一つもない。真夏の暑い日にコートを着て撮影したり、寒い冬の外ロケで春ワンピを着たり、という身体的なつらさはあるけれど、それはモデルの宿命として覚悟はできていた(笑)。ノンノモデルになった日からずっと「ノンノモデルになれてよかった! 」と思い続けてきた。ノンノを通していろいろなお仕事の話をいただくようになったり、憧れてくださるファンの方が増えたり。大切な仲間もたくさんできた。毎月絶対に仕事(撮影)がある、ということが私の向上心の支えだったし、撮影があるということは毎月成長できるチャンスがある、ということでもあった。「ノンノでの8年間という大きな経験があるから、私は大丈夫」という自信にもなった。これからもしつらいことや壁にぶつかることがあったとしても、このホームを思い出せば自分らしさを取り戻せると思う。正直、卒業する実感はまだわいてないの。20歳の頃からずっとかけがえのない居場所だったノンノを離れる。そう考えると寂しい気持ちでいっぱい。でも、これはまた新しいスタートなんだとポジティブに進んでいきたい! それに頼もしい後輩たちがノンノにはたくさん! これからはノンノを一人の読者、一人のファンとして楽しみたいな。

最後に。今までノンノモデルとしての私を応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました。いろいろなショーやイベント、SNSを通して、いつも声援や温かいコメントを寄せてくださってありがとう。みんなの一つ一つのアクションが私を支えてくれていたよ。応援してくださるみんながいたからこそ、まっすぐに迷いなく突き進むことができました。ノンノは卒業してしまうけれど、これからの新木優子も応援してくれるとうれしいです! そして応援したいと思えるような存在であり続けるように、私も頑張るからね♡


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モデル/新木優子 撮影/柴田フミコ ヘア&メイク/中山友恵 スタイリスト/石田綾 構成・原文/道端舞子 web構成/轟木愛美 web編成/ビーワークス

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