新木優子、non-noモデル卒業! 初登場や歴代表紙、ロングインタビューまで、優子と歩んだ8年間。

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目次

・新木優子、non-noを卒業します!・新木優子のこんなところが最高すぎる!!・約8年を共に歩んだnon-noと優子の今まで・祝卒業。新木優子、ラストインタビュー。

新木優子、non-noを卒業します!

約8年前、デビューページでの紹介文は「知れば知るほど好きになる女の子」。まさにそのとおりだった。常に明るく笑顔で、ハッピー感を全身にまとう稀有な存在。読者からもスタッフからもとってもとっても愛されて、ノンノをずっと支えてくれた。そんな優子がついに、卒業。「悲しい気持ちで卒業するんじゃなくて、新しいスタートだからポジティブに卒業したい!」と言う優子の言葉を尊重し、たくさんの輝きをくれた感謝を込めて、笑顔で送り出そう。優子、8年間ありがとう! これからも大好きだよ!



ワンピース¥198700/ファーフェッチ カスタマーサービス(セシリーバンセン) ネックレス¥137500/ショールーム セッション(マリハ) 靴/スタイリスト私物 


新木優子のこんなところが
最高すぎる!!

クールな美人顔でスタイル抜群。完璧なルックスに加え、気さくで優しくて中身も最高。そんな優子をよく知るノンノモデルとスタッフから、素敵なエピソードが続々♡


いつだって元気いっぱいの笑顔が最高



カーディガン¥4990/ザラ カスタマーサービス カチューシャ¥3850/キャセリーニ 


どんなに忙しくても、いつも元気で明るくてハッピーなゆんぴょ。会うたびにたくさん話してくれて、自然と元気が出ます。今号の連載の撮影で久々に会えて、パワーをもらいました! ありがとう!

ノンノモデル 馬場ふみか

ノンノで優子さんと初めて同じ撮影でお会いした時に、とても緊張していた私に優しく声をかけてくださったおかげで、楽しく撮影することができました。ショーでお会いした時も笑顔で話してくださり、とても癒やされました!

ノンノモデル 渡邉理佐

多忙ななか、遠くのロケに行った時も、前のめりになってスタッフとのおしゃべりを楽しむ姿、なんて元気で可愛らしい人なんだ、と思いました。そして寒い中での撮影でも常に笑顔。「みんなで頑張りましょ!」と季節外れの衣装を着て一番つらい立場だろうに、私たちスタッフを励ましてくれます。

編集K


なんでも詳しくていつも話題の中心



シャツ¥13200・ニット¥5995・パンツ¥13200・バッグ¥7700(THROW by SLY)・ネックレス¥4994・リング(3点セット)¥4994(SLY)/バロックジャパンリミテッド 靴/スタイリスト私物


撮影中に「将来は水源地を守っていきたいんだよね、何ができるかな?」と壮大な夢を語ってくれたことがある。忙しいのにいろんなジャンルの新しい情報をキャッチアップしていて、話題が豊富!

編集M

ヘア&メイクさんと、みかんの話で盛り上がっていたのが印象的でした(笑)! 優子さんがいろんな品種に詳しくてびっくり。目がキラキラしていて可愛かったです……♡

編集H

ヘア&メイク中はハロプロの曲を流してノリノリ。グルメなカメラマンさんとはおいしいごはん屋さんの話題で大盛り上がり。「その服可愛い!」とスタッフが言うと、すぐにブランド名を話しだす即席ootd。よかったアイテムは惜しみなく教えてくれて、スタッフがみんなで一斉にポチりだす瞬間をたくさん見ました。常にアンテナを張っていて、快くそれを共有してくれるから、優子ちゃんのいる現場は文字通りスタッフがインフルエンスされる場です(笑)。

編集K


ピンチの時に助けてくれる優しさと知性がある



シャツ¥27500/MATT.(soduk) スカート¥29040/FURFUR


現場でいいカットがなかなか決まらなかった時、「よし、これは横たわってみよう!」と、"いっちょやったろう"的な感じでぐいっと現場を引っ張ってくださり、めちゃくちゃおしゃれなカットになった。現場も「お~~~」「これしかないね」と歓声が止まらなかった。

編集T

ショーの現場裏で、ノンノモデルになりたての子に「もう慣れた?」と声をかけたり、忙しそうな子には「最近大変なんじゃない!?」と気づかったり。久しぶりに会う子にも自分からあいさつして、本当にさりげない感じで話しかけ、自然にみんなの空気をよくしてくれる。

編集N

ノンノ編集長となり異動して最初に会ったのが、会社の会議室での単行本の打ち合わせ。元気なハスキーボイスで、どんどん意見が出てくることに驚きました。しかもそのディスカッションがとても楽しい。機転がきく、魅力的な女性。こんな美女がウルトラ気さくでクレバーなんてズルい!

編集長T


モデルとしての表現力がずば抜けてる!



トップス¥7480/SNIDEL パンツ¥13200/バロックジャパンリミテッド(SLY) 靴¥13200/MADEMOISELLE ROPÉ


ノンノモデルになって1~2年頃だったと思うのですが、先輩モデル(佐藤ありささん)のポージングや表情の写真を見て学ぶために、編集部へ来ていました。ノンノの表紙をはじめ、今ではすっかり「笑顔」の印象が強いゆんぴょですが、当時は「まだあーりーみたいには笑えないなぁ……。でも頑張る!!」と、とても真剣に写真を見ていたことを覚えています。ストリート誌がモデルデビューだったゆんぴょが、今の多彩なポージングや表情を身につけるまで、どんな研究や工夫や努力を重ねてきたのか、想像するだけで胸熱です。さらに、後輩モデルたちが口をそろえて「優子ちゃんみたいになりたい」と言う姿を見ると「こうやってつながっていくんだなぁ」とじーんときます。

WEB編集長K

一人で写る時はもちろん、誰かと組カットになった時に、一緒に撮影している人をリードする力がとてもある人。加入したての渡邉理佐が初めて組撮影をした日には、「りっちゃん」とあだ名をつけて緊張をほぐしてあげたり、2018年9月号のモーニング娘。’18さんとの撮影でも、立ち位置やポーズをさりげなく誘導。自分だけではなく、周りの可愛さも引き出す素晴らしい才能がある。

副編集長N



「このコーデではここをしっかり見せたい」「今回の企画の内容はこれ」と一度説明するだけで瞬時にくみ取り、 くるくると表情やポージングを変えてくれます。ついさっきまでおしゃべりしていたのに、カメラ前に立った瞬間に出すオーラ(ゾーンに入る感じ)。まの当たりにするたび、「さすがスターだな」と感じる瞬間です。

編集K

購入品紹介の企画で、優子さんがおすすめしていた「Privève」のデニムセットアップ。6月に開催されたポップアップで、すぐ売り切れたそうです。「Privève」初の雑誌掲載だったようなのですが、「雑誌を見て……」とわざわざポップアップに足を運んでくれた方もいたそうです!

編集H



私自身まだ新人編集で、それまでポージングのうまいモデルがどんな感じなのか正直ピンときていませんでした。ところが、優子さんの撮影を初めて見た時に「ポージングがうまいって、こういうことなんだ……!」と理解。バリエーションが豊富なのはもちろんですが、服がすごく魅力的に見えて、何を着るか知っていたはずなのに、その服が急に欲しくなりました!

編集W


スーパー晴れ女



ワンピース¥14300/シャルル シャトン ラフォーレ原宿店 ネックレス¥4950/キャセリーニ


編集部の他の人も経験があると思うのですが(笑)、バケツをひっくり返したような大雨の日でも、優子さんがスタンバイした途端、本当に晴れ間が出るから不思議。

編集T

まさに! この企画の撮影日も前日まで1週間ほど天気がぐずつき、雨続き。「スタイリストさんに素敵なドレスも借りていただいたし、大事な卒業ページなのに雨だったら困るな」と、少し不安になっていました。でも「優子だから大丈夫!」と、どこか楽観する気持ちも。案の定、フタを開けてみれば、この日だけ雨が降らず、朝は曇り空。そして、メイクが終わり撮影を始める頃には太陽が! その後一日中、ピッカピカな晴天で、暑いほど。青空の下で黄色のドレスに身を包んだ優子の女神のような姿に、感動しっぱなしでした。

ライターD

優子さんがロケバスから降りる前は雨だったのに、降りたら雨がやみ、優子さんがまたロケバスに乗り込むと土砂降りになった、ということがありました。そんな経験をした撮影は初めてだったので、本気で「日本の天気を操っているのでは……?」と疑っています。

編集W


優子が誌面で着用した服はとにかく売れる



ワンピース¥15400/SNIDEL イヤリング¥2090/お世話や(OSEWAYA) バッグ¥9900/キャセリーニ (ル・ベルニ) 靴¥15400/バロックジャパンリミテッド(SLY)


毎号、人気コーデランキングの常連! おしゃれにそしてマネしやすく着こなしを見せてくれるのは、優子ちゃんならでは。アイテムが人気になるのはもちろんですが、優子ちゃんの場合、衣装を貸してくださったブランドさん側からも感謝されます。すごすぎる(笑)。

編集Y

優子ちゃんとのコラボレーションアイテムは毎シーズン大人気! オンラインでは、販売開始からわずか5分で即完売したアイテムも。シーズンヴィジュアルを、毎回楽しみにしてくださっているお客様もたくさんいらっしゃいます。雑誌での着用コーデももちろん大人気で、着用アイテムがランキング上位を独占! ヴィジュアルだけではなく、優子ちゃんが私服で着用してくれたアイテムを目がけて来てくださるお客様も。ご自身で作成されているリールもとっても可愛く、毎回反響多数です!

SNIDEL プレス 大坪さん

購入品紹介の企画で、優子さんがおすすめしていた「Privève」のデニムセットアップ。6月に開催されたポップアップで、すぐ売り切れたそうです。「Privève」初の雑誌掲載だったようなのですが、「雑誌を見て……」とわざわざポップアップに足を運んでくれた方もいたそうです!

編集H


約8年を共に歩んだ
non-noと優子の今まで

2014年に初登場以来、登場したノンノはなんと計93冊に! その中から優子が選んだ、印象深かった思い出の企画をプレイバック。



インに着たキャミソール¥11000・スカート¥16500/ガールズソサエティ キャミソール¥38500/MATT.(LEINWANDE) イヤリング¥770/SPINNS


初表紙は2016年1月号。ノンノモデルになった当初から表紙を飾ることが目標だったので、本当にうれしかった! 当時の編集長に「よろしくお願いします」と電話でごあいさつして実感がわいたんだ。当日はおいしい差し入れがたくさんあって、テンションが上がった♡ スタッフの皆さんが和やかな空気を作ってくださったなかで撮影したカットは「新木優子です」感があって、今でも大好き。初表紙のノンノが書店に並んだ時は、友達からもたくさん連絡をもらったの。両親が喜んでくれたのもうれしかった! こんなにたくさんカバーをさせていただけたなんて感謝でいっぱい! どの号もお気に入りで宝物だよ!

From YUKO


表紙は14回! 増刊も合わせると18冊!






サロペット¥22000/メゾンスペシャル 青山店 タンクトップ¥6600/グーニー PR(ヤングアンドオルセン ザ ドライグッズストア)


2014年3月号で初登場! 20歳の時にノンノモデルになりました


’14年3月号

初登場ページ。今見ると初々しい(笑)。読者層に大学生が多かったから、リアルな大学生らしさを出そうと意気込んでいたよ!


名前立て企画もたくさん!


’14年5月号

初めてタイトルに「新木優子」がついた着回し企画。ポージングが元気いっぱい(笑)。


’15年5月号

おしゃれなお店を巡りながら撮影。着回しはいろいろな場所に行くのも楽しみだった♪


’18年6月号

サブタイトルに「男子も女子も憧れる顔 新木優子が理想♡」って入っていてうれしかった!


’20年7・8月合併号

この企画はどの写真も光がきれいで素敵でお気に入り! ちょこっと"ジブリ感"があるよね♡


ハイブランド企画はメイクも素敵


’19年6月号
’19年11月号

ハイブランドページでは、いつも着ているファッションとまったく表現の仕方が違ったので毎回楽しかった。洋服やアイテムの魅力がより引き立つように意識していたよ!


GirlsAwardではモデル同士の交流が深まった♡


’17年12月号
’18年8月号

ノンノコレクションでは、初めて会うノンノモデルさんもたくさん! ショーのトップバッターを任されるようになったことは、「ノンノをもっと盛り上げよう」と責任感をより持つきっかけにも。


私服企画は毎回とにかく悩んで全力で取り組んだ!


’14年8月号
’15年2月号
’18年1月号

「どんな着こなしをしたら読者の方が参考にしてくれるかな?」「目立てるかな?」と、ノンノらしさを意識しながらも自分の個性を出したくて、毎回すっごく考えて試行錯誤しながらコーディネートを作っていたよ。


巻頭企画の扉ページにも出させてもらえるように


’20年1月号
’20年11月号

先輩方が卒業して後輩が増えた頃。巻頭ファッションの扉ページにもたくさん出させてもらえるようになって、責任も感じ始めた。


2016年5月号から念願の連載がスタート!


’16年9月号
メイク連載の中から特にお気に入りなのはこの3枚
’19年9月号
’20年4月号
’21年7月号

最初の連載は読者の質問に答える『ゆんぴょぐらむ』。得意なSNSに焦点を当てる内容なのがうれしかった。スタッフさんと素敵な世界を作るメイク連載は、好きな写真が多すぎて選べないほど毎号お気に入り!


楽しすぎる思い出がいっぱいのフォーカス企画。こんなに特集を組んでいただいて感謝(涙)


’14年8月号
’20年5月号

最初のフォーカス企画では大学のお友達を呼んで対談もした♪ 私服ページやメイクページもあり、私らしい内容に。美容にフォーカスした企画は写真がお気に入り♪


幸せすぎたハロプロプロデュース♡
’18年9月号
’18年9月号
ルークも登場したよ!
’18年9月号

大ファンのモーニング娘。’18さんをゲストに迎えコーディネートを考えたり、ルークがノンノデビューしたのも感激!


タイトルの「伝説」に衝撃w
’19年3月号
私物のシャツを1×12着回した!
’19年3月号

「新木優子伝説」と初めて企画名を聞いた時は「伝説って!」と思ったけど(笑)、編集部の熱意と愛情をとても感じた♡


ノンノモデルと一緒の撮影は楽しさしかない


入ったばかりの頃、先輩モデルさんたちと♪
’14年5月号

あーりー(佐藤ありささん)も友菜(鈴木友菜さん)もみんなほんわかして優しくて。待ち時間もワイワイおしゃべりが止まらなかった!


大好きなふみちゃんとの企画は癒やし♡
’18年6月号
’18年8月号
’20年2月号

ふみちゃんがノンノに入った時「これで水着企画での私の居場所はなくなった……」と思ったけど(笑)、ドラマで共演して以来仲よしに。一緒の撮影は楽しい思い出ばかり。特に九十九里のスタジオでの撮影は夏休みみたいに楽しかった!


圧巻の50周年全員集合ページ
’21年7月号

可愛くて頼もしい後輩モデルたちがたくさんいるなぁ♡と改めて感じた誌面。


祝卒業。新木優子、ラストインタビュー。

長期にわたりノンノを盛り上げ、カバーモデルとして活躍。そこにたどり着く道のりと、ノンノへの思いを語ってもらいました。



ドレス(レンタル価格)¥330000/malco. 靴¥42350/ダイアナ 銀座本店(ダイアナ)


ノンノで過ごした8年間の貴重な経験が私の誇り

 ノンノの専属モデルになったのは、ちょうど20歳になる頃のこと。当時は『JILLE』というストリート雑誌でモデルをしていたの。ある日、事務所から「ノンノから専属モデルにならない?と話がきているよ」と聞いて。これは書籍『新木式』のインタビューでも語ったのでご存じの方もいると思うけれど、「え!? まさか私が?」とポカン。ノンノには当時、あーりー(佐藤ありささん)に美玲さん(桐谷美玲さん)、絢ちゃん(大政絢さん)、波瑠さんにばっさー(本田翼さん)と、豪華で素敵な先輩モデルさんがたくさん。「そんな中に私、入れないよ。誰?ってなるじゃん!」と思っていたの。仲よしメンバーで楽しくやっている野球チームからメジャーリーグに移籍する感覚。その一歩をどうしても踏み出せなくて。『JILLE』でも自分の居場所ができて楽しくなってきてたから、もっと頑張りたいという気持ちも大きかった。「まだタイミングじゃない」と言い訳しながら、怖がっていたんだと思う。事務所には「無理です」と2回も断ったの。そんな時母から、「誰もが知っている雑誌から呼んでいただいている。成長するチャンスだよ」と叱咤激励されて。そうして1か月ほど悩んだ挙げ句覚悟を決め、顔見せにごあいさつに行くことに。編集部を訪れてみると、ビルが立派で「エレベーターいくつあるの!?」と、ドキドキしながら入ったのを思い出すなぁ(笑)。いざ編集部に入ったら、スタッフの皆さんが笑顔で迎えてくださって。「これがノンノの編集部なのかぁ」とアットホームな親しみを感じて、ホッとしたんだ。



 当時は現役の大学生だったから、少しでもリアルな大学生らしさを届けられるように頑張ろう、と意気込んでもいて。あんなに腰が引けていたのに、いざ専属になったからには意気込みしかない(笑)。いつだって意気込みすぎちゃうのが私の性格なの(笑)。先輩方のように、早くいろいろな企画に出たいなぁって思っていたんだ。ノンノの印象は、最初も今も変わらず、とにかくアットホーム! 当時は大人数での組カットの撮影も多かったんだけど、ルゥちゃん(岸本セシルさん)をはじめ、先輩方は皆さんすごく優しくて、撮影に行くのが毎回楽しみで仕方なかったなぁ。特に印象的なのがあーりー。どんな現場でもあーりーがいると、和やかな空気感に包まれて、すごく居心地がよかった。「私もこんな現場の空気を作れるようになりたいなぁ」と憧れていたんだ。

 ノンノに入ってすぐの頃、戸惑ったのが表情とポージング。それまでやっていたストリート誌のポージングと、動き方が全然違ったの。そして何より難しかったのは、自然な笑顔の表情。私にはクールなおすまし顔か思いっきりの笑顔、0か100の表情バリエーションしかなくて。それに比べ先輩方は笑顔が印象的! しかもワンパターンではなく、笑顔の種類がたくさんあるの! それがノンノに入った時に感じた一番の衝撃だったなぁ。「これは習得しなくちゃ!」と思って、編集部のPCをチェックしに行き、自分の写真と先輩方の写真を見比べたりもしたよ。鏡の前で笑顔の練習もたくさんした。表情だけじゃなくポージングも。最初の頃はとにかく自由に動き回ってみて、カメラマンさんに「私についてきて!」みたいな気持ちでやっていたような気がする(笑)。結果、ブレブレだったり動きが大きすぎて使えない写真が多かった。このままじゃいけないと思い、ジャンルを問わずさまざまな雑誌をチェック。いろんなポージングを見ては、実際の撮影で同じポーズを試してみて画面で確認。想像の中ではうまくできているのに、画面で見たらなかなか思っているポーズになっていなかったりして。待ち時間にも、先輩モデルの撮影風景を見て勉強させていただいたり。そんなふうに努力を重ねていくたび、少しずつだけれど「うまくなったかも?」と、手ごたえを感じていくようになったんだ。



 たくさんの素晴らしい先輩モデル方がいる中で、ようやく自分に自信がついてきたのは、自分自身がフォーカスされる企画のお話をいただいた時。「よし! 表紙に一歩近づいた!」と思った。名前が立つ企画って、誰もがやらせてもらえるわけではないし、いかに自分の個性を見せられるかの勝負。特に私服企画はいつもすごく気合いを入れて考えてたんだ。「どういうコーディネートなら目立てるかな?」って。そして初めて表紙でカバーガール企画を組んでくださった時は、「頑張りを認めてもらえた」と思えたし「こんなに深掘りしてもらえるんだ!」と、すごくうれしかった。私らしさを大切にしてくれる内容で、ノンノからの愛を感じたよ。

 モデルとして充実してきた頃、女優のお仕事も徐々に増え始めたの。作品が重なってスケジュールがタイトになる月も。いつもなら2~3日に分けて撮影する複数の企画を、1日で終わらせなければならないこともあって。「もっとこのカットは時間をかけて撮影したいなぁ」「もう少し時間があればな」と思うこともしばしば。今でも鮮明に覚えているのは2017年のドラマ『コード・ブルー』や『CRISIS』の撮影が続いた頃。ドラマ撮影の合間にアクションの練習をして、毎日がとにかくバタバタ。女優のお仕事では、ベテランのそうそうたる役者さん方とご一緒させていただく現場が多く、毎日頑張らなくちゃ、と思っていたから緊張感が続いていたの。そんな時にノンノの撮影が入ると、心からホッとした。甘えられる癒やしの場だった。そんな忙しい時期は、周りに気を配る余裕がなくなってしまうことも。そういう時はわずかでも、空いている時間に友達と会って息抜きをしていたよ。「自分の時間は1秒もムダにしないぞ!」と張り切って、ドライブがてら温泉に行ったり、川に遊びに行ったり。おうちでゆっくり休むと逆にいろいろ考えすぎて気が休まらないの。隙間時間に友達と会うことでストレスを発散できたし、仕事へのモチベーションにもつながったんだ。そして女優の仕事もうまく両立していけるようになった頃、モデルの仕事へも変化を感じるように。ただ服をきれいに見せるのではなく、ストーリーを考えるようになって。この服を着ているのはどんな女の子で、カメラ越しの相手はどんな人なのか。よく想像する相手は、大学時代の友達だったり家族だったり、私を笑顔にしてくれる人たち。カメラの向こう側を意識するようになって表情にももっと変化が出てきた気がする。



  先輩モデル方がどんどん卒業されて、自分が最年長になった頃。「寂しい」という気持ちの半面、「自分もノンノを支えていかないと」と強く思うようになった。モデルのお仕事だけではなく、女優のお仕事も頑張ることで、共演者の方と誌面に出られたりすると、少しでもノンノに貢献できたかも?とうれしかったりもした。そして、「ノンノに貢献したい」と思うからには、ちゃんと努力していたい、というのは常にあったんだ。体作りはもちろん、いつ呼ばれても「はい! 新木行けますよ!」と言えるように。準備万端な状態でいるように心がけてた。素晴らしい先輩方がノンノを引っ張ってくださったように、私も継いでいかないと、と思っていたし、ノンノにたくさんお世話になって、成長させていただいた分、「絶対に恩返しをしたい!」と思っていたの。そのために何ができるかと考えた時、ノンノモデルそれぞれが自分らしく楽しめて輝ける場所であること、その環境を作ることが第一歩かな、という思いを抱くように。先輩後輩の距離を近く感じてほしかったし、新しくノンノ専属になったモデルさんたちにも早くなじんでほしかった。「ノンノの現場って楽しい!」と思ってもらえるように。ここ最近は、他のモデルさんと撮影が一緒になることもなかなかなくて。だからこそ、たまにノンノモデルと会う機会があれば積極的にコミュニケーションをとるようにしているし、SNSもチェックして「いいね」を押したり。でもこれは単に私が寂しがり屋という説も(笑)。



 今この約8年間を振り返ってみても、ノンノモデルとしてつらかったことは一つもない。真夏の暑い日にコートを着て撮影したり、寒い冬の外ロケで春ワンピを着たり、という身体的なつらさはあるけれど、それはモデルの宿命として覚悟はできていた(笑)。ノンノモデルになった日からずっと「ノンノモデルになれてよかった! 」と思い続けてきた。ノンノを通していろいろなお仕事の話をいただくようになったり、憧れてくださるファンの方が増えたり。大切な仲間もたくさんできた。毎月絶対に仕事(撮影)がある、ということが私の向上心の支えだったし、撮影があるということは毎月成長できるチャンスがある、ということでもあった。「ノンノでの8年間という大きな経験があるから、私は大丈夫」という自信にもなった。これからもしつらいことや壁にぶつかることがあったとしても、このホームを思い出せば自分らしさを取り戻せると思う。正直、卒業する実感はまだわいてないの。20歳の頃からずっとかけがえのない居場所だったノンノを離れる。そう考えると寂しい気持ちでいっぱい。でも、これはまた新しいスタートなんだとポジティブに進んでいきたい! それに頼もしい後輩たちがノンノにはたくさん! これからはノンノを一人の読者、一人のファンとして楽しみたいな。

最後に。今までノンノモデルとしての私を応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました。いろいろなショーやイベント、SNSを通して、いつも声援や温かいコメントを寄せてくださってありがとう。みんなの一つ一つのアクションが私を支えてくれていたよ。応援してくださるみんながいたからこそ、まっすぐに迷いなく突き進むことができました。ノンノは卒業してしまうけれど、これからの新木優子も応援してくれるとうれしいです! そして応援したいと思えるような存在であり続けるように、私も頑張るからね♡




\優子の卒業セレモニー アーカイブ配信中!/



モデル/新木優子 撮影/柴田フミコ ヘア&メイク/中山友恵 スタイリスト/石田綾 構成・原文/道端舞子 web構成/轟木愛美 web編成/ビーワークス

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