クラシックカー好きの伊藤健太郎「夢の車」語る「アメリカで海岸沿いを走ってみたい」
事故物件に住み込み、事故の履歴を帳消しにする八雲御子(池田エライザさん)とユーレイとのやり取りをユーモラスに描いた映画『ルームロンダリング』にて、御子の隣人・虹川亜樹人を演じた、伊藤健太郎さんのインタビュー後編をお送りします。
出典: NOSH(ナッシュ)
前編では、亜樹人を演じる上で意識されたことや、作品に宿した“一歩踏み出すこと”への想いを語っていただきました。
☆前編はこちら
後編では、本作に出てくる“ユーレイ”にかけた質問のほか、伊藤さんの“夢の車”についてまで、ありとあらゆることを聞きました。
出典: (c)2018「ルームロンダリグ」製作委員会
Q:池田さん、オダギリジョーさんと共演した感想をお伺いできますか?
伊藤健太郎(以下、伊藤):池田さんは、僕が観ていた作品では、もっと天真爛漫だったり、明るい女の子の役柄が多く、そのイメージがありました。でも、ご一緒すると、いい意味で御子ちゃんと似ている部分があって、すごく頭のいい方なんだな、と思っていました。
オダギリさんとは同じシーンがあまりなくて……がっつりお話をしたり、何かを聞いたりということはできませんでした。でも、本当に映画やお芝居が好きな方なんだな、と感じました。打ち上げのときも、「オリジナル作品を創ることを、絶対止めないでください」というお話をすごく熱く語られていて、見ていてすごく格好いいなと思いました。
Q:オリジナル作品は、やっぱり特別な感じがしますよね。
伊藤:そうですね。原作のある映画のよさももちろんありますが、オリジナル作品は、本当に1からスタッフさん、キャストの皆さんで作り上げていくので、その場で変われるという魅力もあるんですよね。無限大の方向性があることは、やっていてすごく面白かったですし、刺激になりました。
出典: NOSH(ナッシュ)
Q:ところで伊藤さんは、本作の舞台挨拶などで「お化けはあまり好きじゃない」と公言している……。
伊藤:はい!好きじゃないです!!
Q:とはいえ、御子ちゃんのようなユーレイとコミュニケーションが取れる特殊能力があったら、何に使いたいですか?
伊藤:何だろうな!? ええ~……。御子ちゃんは、すごく強いと思うんです。いっぱい幽霊がいても、助けてあげようと思っている。……でも!『ルームロンダリング』に出てくる幽霊たちは、みんないい人というか、人間味あふれる人たちなので、そういう幽霊たちが出てきてくれるのであれば、……であれば!
Q:であれば(笑)?
伊藤:ちょっと手を貸してあげたいな、とは思いますが。あまりにも闇の深すぎる幽霊に出てこられたら、ちょっと……「ええーっ」って(拒否に)なっちゃうかもしれないです(笑)。
出典: NOSH(ナッシュ)
Q:さらにお話を発展させて……、もしも亡くなった方に会えるとしたら、誰に会いたいですか?
伊藤:母方の祖父ですかね。会ってはいるんですけど、僕が生まれて、ちょっと経ってから亡くなってしまったので、ほぼ記憶になくて。すごく僕に似ているらしいんですよ。
Q:性格が、ですか?
伊藤:性格も、顔も似ている、と言われます。昔、ひいおばあちゃんが、僕のことを生まれたときの祖父と勘違いしたらしくて、祖父の名前を呼んだほど似ていたそうなんです。「おじいちゃんが乗り移ったんじゃないの?」っていうぐらい、似ているらしくて。仕草も好きな食べ物も趣味も似ているそうです。だから、会ってみたいんですよね。
Q:お写真とかでは御覧になりました?
伊藤:あります、あります、写真。「あまり似ていないな……」って自分では思うんですけど(笑)。でも写真と実物とは違うと思うから、気になります。
Q:もしも会えたら、どんな話がしたいですか?
伊藤:同じものが好きなので、そういう話とかができたら楽しいんだろうな。僕、車がすごく好きなのですが、祖父も車がすごく好きだったらしいんです。一緒にドライブとか、してみたいな。
出典: NOSH(ナッシュ)
Q:そして、伊藤さんが乗りたい“夢の車”はありますか?
伊藤:何だろう……!僕、四駆や大きい車がすごく好きなんです。「高級車がいい」というこだわりはなくて。
Q:例えるなら、昔のフォードのような?
伊藤:そうですね。昔のフォード、ダッジ、アメ車がすごい好きなので、古い車に乗りたいですね。……そう!四駆じゃないですが、(シボレー・)エルカミーノっていう車もすごく好きなんです!でも、日本でクラシックカーに乗っていてもなあ……っていう気持ちもありまして(笑)。
Q:まるで『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のように、広い荒野をぶっ飛ばしたい、と?
伊藤:(笑)。アメリカとかに住んで、海岸沿いを走って、とかは夢ですよね。ナビなんてついていないし、エアコンもつくのかがわからないぐらいの車に、乗ってみたいですね。
出典: NOSH(ナッシュ)
Q:それでは、最後に映画『ルームロンダリング』の公開を楽しみにしているNOSH読者に、メッセージをお願いいたします。
伊藤:いつもありがとうございます。『ルームロンダリング』は観終わった後に、身近な人でも全然知らない人でもいいですし、小さなことでもいいから、誰かに手を差し伸べてあげられるような気持ちになる映画です。幽霊も出てきますが、それぞれの生きていたときの人生や、その人の亡くなった後の想いがすごく大事だと思える内容なので、そう観ていただけたらと思います。(取材、文:赤山恭子、写真:関竜太、スタイリスト:池田友紀)
映画『ルームロンダリング』は7月7日(土)より全国ロードショーです!

出典: NOSH(ナッシュ)
前編では、亜樹人を演じる上で意識されたことや、作品に宿した“一歩踏み出すこと”への想いを語っていただきました。
☆前編はこちら
後編では、本作に出てくる“ユーレイ”にかけた質問のほか、伊藤さんの“夢の車”についてまで、ありとあらゆることを聞きました。

出典: (c)2018「ルームロンダリグ」製作委員会
Q:池田さん、オダギリジョーさんと共演した感想をお伺いできますか?
伊藤健太郎(以下、伊藤):池田さんは、僕が観ていた作品では、もっと天真爛漫だったり、明るい女の子の役柄が多く、そのイメージがありました。でも、ご一緒すると、いい意味で御子ちゃんと似ている部分があって、すごく頭のいい方なんだな、と思っていました。
オダギリさんとは同じシーンがあまりなくて……がっつりお話をしたり、何かを聞いたりということはできませんでした。でも、本当に映画やお芝居が好きな方なんだな、と感じました。打ち上げのときも、「オリジナル作品を創ることを、絶対止めないでください」というお話をすごく熱く語られていて、見ていてすごく格好いいなと思いました。
Q:オリジナル作品は、やっぱり特別な感じがしますよね。
伊藤:そうですね。原作のある映画のよさももちろんありますが、オリジナル作品は、本当に1からスタッフさん、キャストの皆さんで作り上げていくので、その場で変われるという魅力もあるんですよね。無限大の方向性があることは、やっていてすごく面白かったですし、刺激になりました。

出典: NOSH(ナッシュ)
Q:ところで伊藤さんは、本作の舞台挨拶などで「お化けはあまり好きじゃない」と公言している……。
伊藤:はい!好きじゃないです!!
Q:とはいえ、御子ちゃんのようなユーレイとコミュニケーションが取れる特殊能力があったら、何に使いたいですか?
伊藤:何だろうな!? ええ~……。御子ちゃんは、すごく強いと思うんです。いっぱい幽霊がいても、助けてあげようと思っている。……でも!『ルームロンダリング』に出てくる幽霊たちは、みんないい人というか、人間味あふれる人たちなので、そういう幽霊たちが出てきてくれるのであれば、……であれば!
Q:であれば(笑)?
伊藤:ちょっと手を貸してあげたいな、とは思いますが。あまりにも闇の深すぎる幽霊に出てこられたら、ちょっと……「ええーっ」って(拒否に)なっちゃうかもしれないです(笑)。

出典: NOSH(ナッシュ)
Q:さらにお話を発展させて……、もしも亡くなった方に会えるとしたら、誰に会いたいですか?
伊藤:母方の祖父ですかね。会ってはいるんですけど、僕が生まれて、ちょっと経ってから亡くなってしまったので、ほぼ記憶になくて。すごく僕に似ているらしいんですよ。
Q:性格が、ですか?
伊藤:性格も、顔も似ている、と言われます。昔、ひいおばあちゃんが、僕のことを生まれたときの祖父と勘違いしたらしくて、祖父の名前を呼んだほど似ていたそうなんです。「おじいちゃんが乗り移ったんじゃないの?」っていうぐらい、似ているらしくて。仕草も好きな食べ物も趣味も似ているそうです。だから、会ってみたいんですよね。
Q:お写真とかでは御覧になりました?
伊藤:あります、あります、写真。「あまり似ていないな……」って自分では思うんですけど(笑)。でも写真と実物とは違うと思うから、気になります。
Q:もしも会えたら、どんな話がしたいですか?
伊藤:同じものが好きなので、そういう話とかができたら楽しいんだろうな。僕、車がすごく好きなのですが、祖父も車がすごく好きだったらしいんです。一緒にドライブとか、してみたいな。

出典: NOSH(ナッシュ)
Q:そして、伊藤さんが乗りたい“夢の車”はありますか?
伊藤:何だろう……!僕、四駆や大きい車がすごく好きなんです。「高級車がいい」というこだわりはなくて。
Q:例えるなら、昔のフォードのような?
伊藤:そうですね。昔のフォード、ダッジ、アメ車がすごい好きなので、古い車に乗りたいですね。……そう!四駆じゃないですが、(シボレー・)エルカミーノっていう車もすごく好きなんです!でも、日本でクラシックカーに乗っていてもなあ……っていう気持ちもありまして(笑)。
Q:まるで『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のように、広い荒野をぶっ飛ばしたい、と?
伊藤:(笑)。アメリカとかに住んで、海岸沿いを走って、とかは夢ですよね。ナビなんてついていないし、エアコンもつくのかがわからないぐらいの車に、乗ってみたいですね。

出典: NOSH(ナッシュ)
Q:それでは、最後に映画『ルームロンダリング』の公開を楽しみにしているNOSH読者に、メッセージをお願いいたします。
伊藤:いつもありがとうございます。『ルームロンダリング』は観終わった後に、身近な人でも全然知らない人でもいいですし、小さなことでもいいから、誰かに手を差し伸べてあげられるような気持ちになる映画です。幽霊も出てきますが、それぞれの生きていたときの人生や、その人の亡くなった後の想いがすごく大事だと思える内容なので、そう観ていただけたらと思います。(取材、文:赤山恭子、写真:関竜太、スタイリスト:池田友紀)
映画『ルームロンダリング』は7月7日(土)より全国ロードショーです!