綾野剛、杉咲花、佐藤浩市の運命は？映画『楽園』10月18日(金)全国ロードショー

最終更新日:2019-10-12

映像化が続くベストセラー作家・吉田修一の最高傑作『犯罪小説集』が、『64 -ロクヨン-』の瀬々敬久がメガホンを取り、『楽園』として実写映画化。最高のキャスト＆スタッフが贈る、令和元年・心えぐられる衝撃作がついにスクリーンに登場する。

日本映画界を代表する名優が集結

容疑者の青年・豪士役を演じるのは、『GANTZ』、『ヘルタースケルター』、『64 -ロクヨン-』など話題作には欠かせない実力派俳優・綾野剛。その風貌とオーラで世の女性のハートを射止め、持ち前の高い演技力で映像作品に引っ張りだこの綾野が本作の主演を務める。

傷ついた少女・紡役を演じるのは、幅広いジャンルの作品の出演を重ね、名実ともに一気に開花した杉咲花。常時緊張感が溢れる本作に華を添える。そして、追い込まれる男・善次郎役は、日本を代表する名優・佐藤浩市が抜擢。吉田修一×瀬々敬久が作り出す重厚な世界観を支える。

さらに、RADWIMPSの野田洋次郎×女優・歌手として注目を集める上白石萌音の『君の名は。』コンビが、楽曲により彩りを添え、物語をさらに盛り上げる。

とある地方都市。夏祭りの日、ひとりの青年・中村豪士が慌てふためきながら助けを求めてきた。偽ブランド品を売る母親が男に恫喝されていたのだ。

仲裁をした藤木五郎(柄本明)は、友人もおらず母の手伝いをする豪士に同情し、職を紹介する約束を交わす。しかし、山間部へと分かれるY字路で五朗の孫娘・愛華が行方不明になり、豪士との約束どころではなくなってしまった。そして必死に捜索するものの、愛華が見つかることはなかった。

愛華とY字路で別れる直前まで一緒にいた親友・紡は罪悪感を抱えながら成長する。12年の時が流れたある夜、紡は後方から迫る車に動揺して転倒、運転席から飛び出してきた豪士に助けられた。豪士の優しさに触れた紡は心を開き、ふたりは互いの不遇に共感しあっていくが、心を乱すものもいた。

ひとりは紡に想いを寄せる幼馴染・野上広呂(村上虹郎)、もうひとりは愛華の祖父・五郎だった。そして夏祭りの日、12年前と同じようにY字路で少女が消息を絶つ。住民の疑念は一気に豪士に浴びせられ、豪士は追い詰められることに。

その惨事を目撃していた田中善次郎は、Y字路に続く集落で愛犬と穏やかにくらしていた。しかし、あるきっかけから、村人から拒絶され孤立を深めていく。次第に正気は失われ、想像もつかなかった事件が起こる。

2つの事件、3つの運命、その陰に隠される真実とは――。"楽園"を求め、戻ることができない道を進んだ者の運命とは――。

3人の運命が繋がるとき、物語は衝撃の結末を迎える。映画『楽園』、彼らの行く末はぜひ映画館でご覧ください。

『楽園』

公開日：2019年10月18日(金)全国ロードショー

キャスト：綾野剛 / 杉咲花

村上虹郎片岡礼子黒沢あすか石橋静河根岸季衣柄本明

佐藤浩市

原作：吉田修一「犯罪小説集」(KADOKAWA刊)

監督・脚本：瀬々敬久

配給：KADOKAWA

公式サイト：https://rakuen-movie.jp/

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