【最終回】まだ共有アルバムを消さない元彼は私のことが好きですか?/肉乃小路ニクヨ

突然ですが今週を持ちまして、肉乃小路ニクヨさんの『ニューレディー恋愛駆け込み寺』は最終回を迎えます。今までお付き合いいただいてありがとうございました。


さて、最終回のお悩みは「親の反対」によって恋人と別れた相談者からのお悩みです。


目次

別れた彼…まだ私のこと好き?

20代前半から5年ほどお付き合いしていた彼がいます。付き合って4年ほど経った頃、彼が仕事の転勤で他県に引っ越すこととなり、そのタイミングで彼との結婚を考えました。しかし、彼のお母様には交際当初から、家柄や職業のことで私との関係を反対されており、色々と頑張りましたが結果的にお別れすることとなりました。お互いに未練があったのか、別れてからも2年ほど時々連絡を取ったり、食事に行ったりしていました。その時に彼は、「まだ時々、君との昔の写真をみて仕事で疲れた時に癒されてる。今は仕事が大事だから、新しい出会いを求める気はなくて仕事に没頭してる」と言っていました。別れて3年ほど経った今はもう彼と連絡を取ることはなくなり、私は新たな出会いを求めて活動中です。彼と撮った大量の写真は、前を向くために私のスマホに入っているものは消しました。ただ、前に彼が作成してくれた私との共有アルバムがずっと残っています。これは私が共有グループから退会するか、彼がアルバムを消去しない限り消えません。彼にまだ私との未練があるのかアルバムの存在すら忘れているのか、そのアルバムの表紙に設定されている2人で撮った笑顔の写真が出てくるたびに、モヤモヤします。そのためか、新たに男性との出会いがあっても彼を思い出したり、比べたりしてしまいます。正直、私は彼とやり直したい気持ちが強いです。彼は、私のことやそのアルバムのことをどう思っているのでしょうか。そのアルバムが写真フォルダに表示されるたびに、また彼に連絡してしまいそうです。(31歳・愛知・蒼・女性)


愛知県民は奔放さん?

愛知県にお住いの蒼さん。私の勝手なイメージでは、愛艇県民は奔放な人が多い感じだったので、相談内容がちょっと意外な感じがしました。といっても私は愛知でも名古屋くらいしか行ったことがないので、これだけで愛知を語るには浅過ぎましたね。すみません。でも熱田神宮の森のあり様や、名古屋城のお堀の草がぼうぼうとしているのを放置しているところを思い出すと、奔放な印象がついてしまったんです。あと、ちょっと昔、栄の電波塔に「生きる喜び」って書いてメッセージがあって、オノ・ヨーコさんからのメッセージみたいだったんですけど、そんなメッセージが街の真ん中にあるって、のびのびした県民性だなと思いました。


さて、私の愛知県の勝手なイメージ話はいったん置いておいて、あなたの相談ですが、3年前に結婚寸前までいった彼と、親の都合で別れたけど、なかなか忘れられないということですね。具体的には自分のスマホからの写真は消したけど、共有アルバムから退会できなくて、どうすれば良いのか? とか、彼が今あなたをどう思っているか? ということですよね。


やめられない反芻

正直な感想として、相談文だけではよくわからないです。彼が共有アルバムを敢えて残しているのか、消すのを忘れているのかも想像がつきません。彼に直接聞けば良いのではないでしょうか。それができないなら、共有グループから退会して、すっぱり忘れる方がスッキリするはずです。


気を悪くしたら申し訳ないのですが、相談文を読んで、あなたは悶々とモヤモヤとしながら、いろいろと想像して楽しんでいるように思いました。過去の恋愛を引っ張りだしてきて、あの時ああすれば良かった、こうすれば良かったと反芻するのは人生を楽しむ一つの要素ですので止めはしませんが、それは一人でこっそりやってください。


これを言ったら元も子もない話かもしれないですが、そもそも好き同士で結婚しようと思っていた相手を、親の反対で諦めるというところが私にはわかりませんでした。もう経済的に自立できていて、お互いのことが好きならば結婚しちゃえば良かったのではないでしょうか。それができなかったということはお互いにそれまでの関係だったのです。


思い出はいつも美しいけど

思い出はなぜか自分の心の中で美化されてしまいます。あなたも自分でも気付かないうちに美化してしまっているのかもしれませんね。だって、別れてから2年間も連絡を取り合っていたのに元サヤに収まらなかったんですよ。それはそれなりの理由があったはずです。あなたはもしかすると「彼はきっとあなた(蒼さん)を忘れられないはず。だからもう一回付き合ってみれば!!」と私が言うことを期待していたかもしれませんが、残念ながらそういうことは言えません。


自分の親に反対されて結婚をやめるなんてマザコンかファザコンかわかりませんが、このご時世で私は信じられません。優しくて理解のある彼なのかもしれませんが、この障壁を乗り越えられないようであれば、再び一緒になっても彼と支え合って生きていくのは難しいと思います。その点も踏まえて、それでも彼に連絡を取りたいなら取ってみてください。それが出来ないなら、次の恋愛に向かいましょう。男は彼だけではないのです。


TEXT/肉乃小路ニクヨ





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