多忙な女子必見! 寝るだけで女子力があがるおすすめ時短美容

日頃たまった疲れがどんどん蓄積されていくと、お肌はくすみがち、顔色もさえない、表情もどんより……これじゃ、老化(エイジング)街道まっしぐら。とはいえ、長期で休みも取れないしどうすりゃいいのさっ。というワケで、今回はそんなお悩みを持つワタシのような方の為に、短時間で疲れをとり、カラダ全体に美容効果のある女子力アップ法を2つご紹介いたします。

目次

酵素風呂に入る!


ここは指宿、砂むし風呂? いいえ、都内にもこんな場所があるんです。米ぬかやおがくずの重さ&暖かさが体にジンジン効いてくる感じ
ここは指宿、砂むし風呂? いいえ、都内にもこんな場所があるんです。米ぬかやおがくずの重さ&暖かさが体にジンジン効いてくる感じ

ひとつめは、酵素風呂。昨今、カラダに良いと注目を集めている“酵素”。
酵素は食べ物の消化を始め、皮膚の新陳代謝、血液の循環など体のあらゆる働きに関わっていることはご存知じの方も多いかも? 最近だと酵素ジュースやサプリなど、様々な健康食品が販売されていますし、酵素が含まれているパイナップルや発酵食品も大人気です。
酵素が不足すると、すぐに体調に現れるとも言われています。やる気が起きない、消化不良、肌の不調なども酵素不足が原因の場合も。そんな酵素がたっぷり入ったお風呂が”酵素風呂”なのです。

15〜20分間、横になるだけ


ただ、この風呂は簡単に自宅で入れるわけではありません。見た目は砂風呂のようで、砂の代わりに発酵した「おがくず」や「米ぬか」の中に埋まります。その時間、およそ15分~20分。それだけで有酸素運動と同じくらいの汗がでます。また酵素風呂から出た後も、しばらく同じ量の汗が出続けます。個人差はそれぞれありますが、筆者も“ひのき酵素”さんにおジャマして試してみたところ、サウナや岩盤浴よりもはるかに短い時間で、ガンガン汗が出ました。

内蔵から温めて、新陳代謝アップ


酵素風呂に入ることで温泉に入った時のような効果が期待されています。たとえば、新陳代謝のアップ、冷え性改善、肩こり・腰痛の緩和、花粉症やアトピーの症状の緩和、生理痛の軽減、肌ツヤのアップなど。ただ、酵素風呂の場合は顔以外はすべて埋まるので、短い体で体を内臓から温めてくれ、その効果は絶大。ちなみに筆者はこの日の夜はすぐに眠たくなり熟睡。目覚めたときには、確かに肌がワントーン明るくなった実感が。中には初めて体験した方はだるくなる方もいるそうですが、2回目以降、体が慣れてそんな症状も治まっていくのだとか。体の芯から温まる独特のホッコリ感がやみつきになってリピーターになる方も多いのが特徴です。

コラーゲンマシーンに入る!


入るときは、バスタオルをまいたり、紙ショーツ&ブラなど、サロンによって様々。見た目、何だか宇宙体験のようなマシーンですが、慣れるとぐっすり熟睡できます(笑)
入るときは、バスタオルをまいたり、紙ショーツ&ブラなど、サロンによって様々。見た目、何だか宇宙体験のようなマシーンですが、慣れるとぐっすり熟睡できます(笑)

一見、日焼けサロンのマシーンかと見間違えそうなコラーゲンマシーン。
この機械から、ピンク色の光が放出されるのですが、その光が皮下5~8mmまでも深く浸透し、肌深層部の細胞までを活性化させ、コラーゲンやエラスチンなどの生成を促してくれるのだそう。

30分間、横になるだけ


このマシーンに入ること30分、だんだんと体が温まってきます。感覚的には岩盤浴と似ているかも。ただピンクの眩しいくらい光がなかなか新鮮です(笑)。でも意外と慣れてくるから、人間って不思議……終わった頃は体はポカポカに。
お肌のハリの効果は一般的に翌朝に現れやすいと言われているので、
まずはリラックスした体を味わって。

幸せホルモンの分泌やリラックス効果も


コラーゲンマシーンを取り入れているエステサロン、サロンドヴィヴェロの代表、セラピストの松浦淳さんによると、このマシーンは、肌の真皮層まで可視光線が届くことで、弱った細胞を若々しくしてくれるアンチエイジング効果や、幸せホルモンと呼ばれるセロトニン分泌が働いてくれるなどの効果が期待できるのだとか。また、睡眠ホルモンのメラトニン分泌で安眠とリラックス効果、コラーゲン細胞が活発になることで、セルライトの周りの古くなったコラーゲンの排泄を促してくれ、血流とリンパの流れが良くなるなど、女性には嬉しいかぎり。そして、コラーゲンはお肌だけでなく、爪や髪の毛にも大切な存在。最近、爪や髪のカサつきがきになる、という方がマシーンを利用しに来られることも多いのだそう。

さいごに


酵素風呂、コラーゲンマシーンともに短時間で体がしっかり温まり、細胞が元気になるので、体が冷えやすく、また忙しい女性には強い味方になってくれそう。もちろん、日々の食生活やストレッチなど、疲れをこまめに取り除く工夫は大切ですが、時にはこうした方法で体を労ってあげてもいいのかも。本当は素敵な恋さえすれば、肌のハリも若さも元気も取り戻せるのだと思いますが、そうもいかない場合は、こうして自力で頑張りたいものです。
(ミカマイコ)

取材協力:エステサロンSalon de Vivero(サロンドヴィヴェロ)、ひのき酵素

この記事を書いたライター

ミカマイコ
ライター。主に女性誌で、美容・グルメ・旅行・ファッション・ブライダル等、幅広く担当。趣味はスパ巡り。バリ島やタイ、フランスやLAのスパもお気に入り。

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