がっつり食べたい人向け ”炭水化物を食べた方が痩せる”ダイエットルールとは?

ダイエットというと、まず頭に浮かぶのは「カロリーの高い炭水化物を抜かなきゃ!」ということ。でも、果たして本当に炭水化物だけが悪者なのでしょうか? 答えはNO! 実は炭水化物が太る原因どころか、痩せるためには重要なものなんです。そこで、今回はなぜ炭水化物が重要なのか、そしてご飯を食べながら痩せる方法ご紹介します。

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目次

野菜やフルーツも炭水化物!?


米国の栄養士であり、フィットネストレーナーであるステファニー・タイべ氏によれば、炭水化物は、脂質、たんぱく質と同様に体内で分解される主要栄養素であり、実はフルーツや野菜にも含まれているとのこと。つまり炭水化物を完全にカットすることは難しい上に、もしカットするとなると、大事な食物繊維やビタミン、エネルギーまでも不足してしまう恐れがあるのだそう!

炭水化物は体の大事なエネルギー源


炭水化物は体にとって最も大切なエネルギー源。しかも脳にとってはたった一つのエネルギー源です。さらにタイべ氏によれば、特にエネルギーが不足する運動後に摂ると、エネルギーを再び補給してくれる大事な資源でもあるそう。もちろん体が脂肪を燃やすためにもエネルギーは必要。つまりは、痩せるために炭水化物は不必要ということなんです。

炭水化物を食べながら痩せる方法とは?


米国の栄養士のダナ・ジェームズ氏によればパン、パスタ、シリアル、ベーグルなどを多く食べてしまっては太る原因に。なぜならそれらは加工度が高く、糖質や塩分を多く含み、しかも栄養を取り上げてしまう可能性もあるから。

では、炭水化物を摂りながらも痩せるためにはどうしたら良いか? それは玄米、発芽玄米、キヌア、紫芋、全粒粉の小麦を使った食品、といった全粒穀物を選ぶこと。全粒穀物なら、血糖値が上がりにくく、比較的低カロリー。しかもマグネシウムや鉄分、ビタミン類などの栄養が摂れ、食物繊維が消化吸収をゆっくりするお陰で、満腹感が長く続くという効果もあるのでダイエットにピッタリです。

とはいえ気をつけたいのは、いくら全粒穀物でも食べ過ぎてしまっては太るので、1日500g程度以下に心がけること。また、エネルギーがあると脂肪燃焼しやすいので、きちんと運動をするとさらに痩せ効果がアップしますよ!

適度な全粒穀物の炭水化物と適度な運動こそが、健康的に、そして美しく痩せる秘訣! 炭水化物抜きをしている人は、いますぐストップして、炭水化物を摂りながら上手に痩せましょう!
(ピーリング麻里子)

この記事を書いたライター

ピーリング麻里子
ライター。女性誌の編集者を経験後、渡米を機にフリーランスに転身。現在フィラデルフィア在住。セレブ情報、美容をメインにウェブ媒体、女性誌、ラジオなどにて情報を発信中。 雑誌「GLITTER」WEBメディアは「ローリエプレス」をはじめ「VOGUE GIRL」、「ANGIE」、「tokyo beauty news」などで執筆。

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