似た者カップルとないものカップル、うまくいくのはどっち?

似た者同士のカップルもいれば、全く異質な組み合わせなのに、ないものを補い合えているため、うまくいっているカップルもいますよね? これってどっちがいいのでしょうか?何がいいというよりも、あなたがどんな幸せを求めるかによって、相手選びが変わってくる気がします。今のあなたはどんなパートナーがお好みなのでしょうか?

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類似性のメリット・デメリット


似た者同士を類似性、ないものを補い合うのを相補性といいます。
大学生の男女300人に『長続きするのは類似性カップルか、補足性カップルか』というアンケートを行ったところ(フレッシャーズ調べ)、類似性カップルが長続きすると答えた人は、なんと235人との結果が! 理由は「波長が合うから」「無理がないから」と、居心地の楽な方が長続きすると考えるようです。結婚相談所や出会い系サイトなどでも、趣味や好み、価値観などが合う人同士をまず見つけようとしますし、紹介所側でもまず類似する人を紹介しようとするそうです。共通の話題があれば話もしやすいですし、緊張も解けます。最初のとっかかりとしては、共通項の多い人のほうが進展しやすいのかもしれませんね。

ところがすぐに親しくなるということは、すぐに飽きてしまう可能性も高め。お互いに相手の考えが読めてしまうので、刺激が少なくのでしょう。最初は「同じことを考えている」のがうれしかったのに、だんだんと「あの人の考えていることは大体わかる」と、なんだか退屈。それにお互いがわがままなど、短所も似ていたら収拾がつかなくなりそうです。

相補性のメリット・デメリット


アンケートでは「異なる考えを持っていて新しい発見がある」「何事も新鮮」という声もありました。お互いが成長できるという点では、何かに気づかされたり新しい視野、新しい角度からの視点を手に入れられ有意義。ふたりでひとつという感覚も幸せでしょうし、お互いに相手から必要とされるのもうれしいはずです。

相補性カップルの特徴として「ぶつかると、どちらかが折れないといけない」「意見が合わないとケンカになる」と、衝突が起こった場合の懸念が挙がっていました。根本的な性質が違うので、一旦すれ違いが起こると、どこまでも背中合わせになりそう。理解したくても理解できないとか、それだけは受け入れられないという部分が見えてくると、修復しづらいかもしれません。

長い結婚生活を送っている夫婦の大半は、相補性の関係


アメリカの研究では、長い結婚生活を送っている夫婦の大半は、相補性の関係なのだとか。恋人同士の場合は、気が合うことを喜び、愛を語っていればいいですが、夫婦ともなれば生活を共にします。ふたりとも掃除が嫌いでは、生活圏が整いません。彼は掃除が好き、私は料理が好き、と別々だからこそうまく役割分担できるのでしょうね。理屈ではなく、一緒に人生を乗り越えていこうと決めた、戦友のような感覚が絆を生みそうです。

気をつけたいのは「代わり」を求めた場合


あなたがもしも、「いつも同じような人を好きになってしまう」とか、「歴代の恋人には共通点がある」という場合、そこには「好み」だけではくくりきれない何かがあるかもしれません。それは幼少期の家庭環境や過去の恋。あなたが幼い頃、父親から多大な愛情を注いでもらったので、父親のような人を求め、逆に父親から愛されなかったので、その愛情不足を補うために、やっぱり父親に似た人を選んでいる可能性があります。元彼や元カノの姿を恋人選びに投影していることも。いずれにしても、相手に代わりを求めても代わりにはなり得ず、満たされません。そこに、失望感を覚えてしまうのです。

そしてこれが類似性カップルだった場合、あなただけでなく相手も同じ恋愛を、しているということです。ふたりの交際が始まっても、正面にいる相手と向き合わず、過去のやり直しをしようとするばかり。そこで共依存の関係を生みだしたり、どちらも大人になりきれないという結果になりやすいのです。「同じ匂いがする」と思ったら、過去の環境が影響しているかもしれません。代わりを見つける恋をしていないか、過去の相手の共通点を探してみましょう。

結婚してから、「やっぱり違った」と言って別れるのは大変です。恋人関係を作る際に、類似性カップル、相補性カップルを、経験しておくのが一番! 自分の成長を見込める相補性カップルで、あなたの幅を広げ、類似性カップルで活かすなど、うまく活用してください。いつも同じような恋ばかりしているのではなく、思い切って苦手な人との交際もいいかも!
(鈴木ナナ)

この記事を書いたライター

鈴木ナナ
お酒と食べ歩き、人間観察が趣味のフリーライター。心理カウンセラーの資格を有し、夜な夜な面白い人を探しに街へ繰り出すのが趣味

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