相手の全てを知りたいと思ってしまう時のモヤモヤ解消術

誰かを好きになると、相手が何をしているのか、知りたくなると思います。

自分といない時間に誰と会ったのかとか、お昼は何を食べたのか……とか。

このくらいなら普通なんですが、彼が仲がいいだろう女性に対して、
「本当は、深い関係にあるんではないの?」などと勘ぐったり。
疑ってしまうと、キリがなくなってきますよね。

このような時、どうすればいいのでしょうか?

疑ってしまう気持ち


まず、相手に対してあれこれ知りたいと思っている自分を認めてしまいましょう。
「いや、自分は全然平気だし」と気持ちを無理に抑え込むと、かえってつらくなってしまい、体が不調になることがあります。
そして、本当は何に対して不安なのかを、少しだけ考えてみるといいですね。

必要以上に相手を知りたいと思ってしまう場合
・思い通りにならない相手に対し、焦っている――ことが多いもの。
なかなか難しいとは思いますが、人は基本、思い通りにはならないもの。
そのことを、心の底から理解していくと、あまり気にならなくなってくると思います。

あとは、あなたにとって「知りたいこと」が、2人の関係でどのくらい影響するか……ですね。
一緒に暮らしていて、使途不明金が多すぎるなど、2人の関係に影響が強い内容の場合は、泳がせるよりもハッキリ聞いた方がいいこともあります。

そこまででないなら、好きな人の知らないことは、知らないままにしておくことも大事な時もあります。
何もかも知っているより、少しだけブラックボックスの部分がある方が、ドキドキしませんか?

全部を知ろうと根掘り葉掘り聞いてしまうと、いらぬ争いに発展したり、全てを失うこともありますから。
また、男性の立場からすると、根掘り葉掘り聞こうとされる過程そのものを「嫌だな」と感じることもあります。

もちろん、根堀り葉堀り聞いた方がいい場合もありますので、その場合は「真実を知ったために、発生する気まずさ」も、受け入れる覚悟があります。
真実を知ってでも受け入れて、問題を解決していくという覚悟があなたにあるなら、できるだけいろいろ聞きましょう。

そこまで事態が深刻でない場合は、彼があなたを大切にしてくれているなら、知らない振りをして泳がせるのも「アリ」ですよ☆
そして、彼と会ったり、電話をしたりしている時間そのものを、楽しみましょう。

聞かないでいると、彼の方から教えてくれることもありますから、気長にやっていきましょう!
(橘つぐみ)

この記事を書いたライター

橘つぐみ
恋愛コンサルタント。1979年東京生まれ。大妻女子大学文学部卒業。既婚、2児の母。 2004年に「つぐみ恋愛相談所」を設立し、年間200件以上のカウンセリングを行う。恋愛テクニックだけでなく、「男選びは人生選び」をモットーとしたカウンセリング、勉強会が人気。著書に『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』などがある。

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