真面目すぎる人ほど恋がうまくいかない理由

私はカウンセラーとして、5000件以上の恋愛や結婚の相談をうけてきました。様々な方がいらっしゃいますが、真面目で優しい方からの相談を聞くと、つい、「このお客様は、なんて真面目な方なの! こういう人には、幸せになってもらわないと!」という使命感に燃えてしまうのです。

それとは逆に、なんだかんだいつも恋愛がうまくいっている人の話を聞くと「この人なりに悩んではいるようだけど、こんないい加減なヤツが、何で幸せなんだ??」と、疑問に感じることも。

でも実は、恋愛がうまくいく秘訣はココに差があるのかもしれません。

つまり”真面目すぎてうまくいかない人は、肩の力を抜いてみる”というのが大事だということ。
これで、結構うまくいくと思います。


「つぐみ先生、それはわかっています。でも『肩の力を抜く』意味がわかりません」
――という声が聞こえてきそうなので、今回のコラムでは「恋がうまくいく、肩の力の抜き方」についてお話しますね。

目次

人の心に敏感すぎると、うまくいかない?


恋愛がうまくいかず、肩の力が入っている人には”人の気持ちに敏感なので、誰よりも人の気持ちに気が付いてしまう”という特徴があります。
いったい、どうしてこれがいけないのでしょうか?

男女問わず「誰かに必要とされたい」と、心の奥底では考えているもの。だからこそ、人は恋愛や結婚を求めるのでしょう。
ですが、人の気持ちに敏感すぎる人は、男性から「俺がいなくても大丈夫かな」と思われ、男性が離れていったり、付き合っている場合は浮気をされてしまうこともあります。

恋がうまくいく気配りは「やってくれたことに感謝」


愛されやすい女性は、逆のことをやっているんですよね。
”気配りはするが、やりすぎない!”。相手がやってくれたことに気づいて「ありがとう!」という方向にチェンジする気配りが多いんです。

男性は「してあげる」方が、相手に対する愛着が強くなる傾向があります。
ですから、相手にやってもらう方が、より愛されるのですよね。

いつも自分が与えてばかりだという人は、相手に無理がかからない範囲で、相手の存在を感じられるお願いをしてみましょう。もちろん、かなえてもらったらとても喜ぶことを忘れずに。

細かいことのようですが、このような積み重ねが、相手の居場所を作ってあげることに繋がるのです。
いい人過ぎたり、相手の気持ちを深読みしすぎたりする人は、恋をうまくいかせるためにも、ぜひやってみてくださいね!
(橘つぐみ)

この記事を書いたライター

橘つぐみ
恋愛コンサルタント。1979年東京生まれ。大妻女子大学文学部卒業。既婚、2児の母。 2004年に「つぐみ恋愛相談所」を設立し、年間200件以上のカウンセリングを行う。恋愛テクニックだけでなく、「男選びは人生選び」をモットーとしたカウンセリング、勉強会が人気。著書に『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』などがある。

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