そっけない彼氏に”ロマンチックさ”を身につけてもらうには

「恋人ができたんですが、なんていうか……ちょっと。休日はお互い予定がなければデートをします。あとは1日数回のメールと、時間が合う時は電話をしますね。ただ、なんていうか……これって付き合っているっていうんでしょうか?」
――彼氏との付き合い方に不満がある。このようなご相談の場合、彼の行動が、全体的にロマンティックさに欠けるというのがお悩みだったりします。

もっと言うならば、彼なりにロマンティックな気持ちでお付き合いをしているとは思いますが、女性が思うそれとは違っているということ。

付き合ったのに態度があまり変わらない……もっと強烈な愛の言葉を言ってくれてもいいのに……と求めるのは、実はまだマシな方。
まるっきりそっけない態度になってしまう男性だっているのですから。

付き合う前に押せ押せのアプローチをしてきた男性ほど、付き合った時の態度が変わります。
彼の心の中は「やった! これで一安心♪」という気持ち。安心した結果、メールなどがガクンと減ってしまうというわけ。

付き合う前も後も態度が変わらない男性は、人をよく観察している人が多いです。当然、あなたのことも細心の注意を払って観察していたはず。つまり、彼なりに無理はしていたというわけです。

態度が変わらないタイプの男性であっても、心の中では安心して、落ち着いた彼に変化しているのです。
結婚している場合はさらにひどく(笑)、普通にいい旦那様であっても「生活費を払っているから(ロマンティックなことは)しなくてもいいか」と考える人もいます。

どうしたらロマンティックさを取り戻せる?


こういった相手の態度にロマンティックさを演出してもらう方法はただ一つ。おねだりをすること(笑)。

例えば、もうすぐクリスマスですね。あなたはイルミネーションなどを見に行きたいのに、彼からいっこうにそういうお誘いが来ない。

そういう場合は「○○のイルミネーションがキレイな感じだよ。一度、付き合っている人と見てみたかったんだ~♪」という感じでねだってみるといいわけ。

お付き合いをしている場合、彼がデートのネタ切れを起こしている時を狙っておねだりするのがオススメですね。結婚している場合は、突然でもいいでしょう。

おねだりの心構えは「断られても、あまり気にしない」ということ。おそらく彼は、突然すぎてビックリしているだけ。
あなただって、いきなり「新車を買おうと思うけど、キミが選んでくれる?」と言われたら、驚きませんか?

「一度、付き合っている人と○○をしてみたかった」という言い方は、どんなおねだりにも使えますので、ぜひやってみてくださいね!
(橘つぐみ)

この記事を書いたライター

橘つぐみ
恋愛コンサルタント。1979年東京生まれ。大妻女子大学文学部卒業。既婚、2児の母。 2004年に「つぐみ恋愛相談所」を設立し、年間200件以上のカウンセリングを行う。恋愛テクニックだけでなく、「男選びは人生選び」をモットーとしたカウンセリング、勉強会が人気。著書に『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』などがある。

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