男性に「旅行」に誘われたら正直どう思う? 女性側の本音と対処法

そろそろ夏休みの計画を立て始める時期ですね。放映中の某健康食品のCMではないですが、ふいに男性から「海とか温泉とか行きたいね」「休みいつ? 一緒に旅行しようよ」なんて言葉を投げかけられ、ドキッとしている女性もいるのではないでしょうか。

そんなときの女性側のさまざまな本音を取材し、それぞれの場合のベストな対処法、男性側の心づもりについて掘り下げてみました。

目次

旅行に誘われたときに女性が感じる、さまざまな本音


彼氏から誘われた場合は、素直に「嬉しい!」「どこに行こう!」と喜び勇む人も少なくないことでしょう。

しかし、中には「去年もそう言って結局、実現しなかったじゃん」と不服に思う人や、「口だけかもしれないし、まだ本気で取らないでおこう」とクールな受け取り方をする人も。そのほか、「ついにスッピン見せなきゃか……」「やばい、ダイエットしなきゃ」など美容・容姿面を気にする人、「ボーナス少ないし、お金調達できるかな」「もしや彼が出してくれるんだろうか」と資金面を心配する人、家族と住んでいる人は「親に許可もらえるかな」「なんて説明しよう」と“説得文句”を考え始める人もいるようです。

一方、まだ彼氏ではない気になる異性や、男友達から誘われた場合。
相手を悪からず思っていても、「どういうつもりなんだろう?」「下心で誘ってるのかな」などとモヤモヤする――という女性は少なくないようです。そのため「行く前に関係をハッキリさせたい」「ちゃんと告白してほしい!」という意見も複数ありました。ただ、中には「この際、旅行してみて、いろいろ相性見てみるのもよさそう」「ハプニング起きるかな〜(笑)」と“なりゆき”を楽しむ余裕のあるオトナな意見も。「途中で気まずくなったら逃げ場がないので、よっぽど仲良い相手じゃないと無理」「彼氏以外の男性とは行きません」とバッサリ切り捨てる人もいました。

男性側の心づもりは? 「行きたいね」だけで終わることも……。


さて、実際の男女の旅行計画エピソードで非常によく聞くのが、「女性はすっかり行く気になっていたのに、男性が結局、乗り気じゃなくなって実現しなかった」という展開。

以前の記事「男性が言う「今度どっか行きたいね」の真意は? デートを実現に導く3つのポイント(下記リンク参照)」でも紹介しましたが、男性は発案時は本気で「行きたい」と思っても、実現までのあれこれを思うと面倒くさくなってきて、「ま、今すぐ行かなくてもいいや……」などと及び腰になってしまうことも少なからずあるようです。

「彼と絶対に旅行したい!」と思う女性は、「行きたいね」が本当に「よし、行こう!」となるまで、彼の行きたい気持ちをうまく高めていく工夫や努力を、ちょっぴりしてみるといいかもしれません。「男性は褒めて育てるといい」なんてよく言いますが、うまく誘導していけるかどうかは女性側の手腕次第かも!?(笑)。

「男性はリードしたい生き物」と考えて、出しゃばらないようにする女性もいると思いますが、性格的にそうでない男性もいます。忙しすぎる男性やのんびり屋な男性の場合は、いっそ女性側が「彼を連れて行くぞ!」なんて気持ちで計画をリードしていくのもアリかも。行く前の段取りは自分がして、現地でのプラン遂行は彼に任せるーーといった役割分担を意識するのもおすすめです。


「告白してくれなきゃ、旅行なんて無理!」と思うときは


まだ彼氏ではない男性から誘われたとき、「きちんと交際を申し込んでくれないなら旅行は無理!」と思う人の場合は、直接その考えを彼に伝えてみるといいと思いますが、実際談のなかには「旅行先で告白された」というエピソードもあり、男性側にそれなりの心づもりがあって誘っているケースもなきにしもあらずな様子。もちろん、期待しすぎるとガッカリすることもあるでしょうが(笑)、交際前だとしても、十分に好意を持っていて「日常と違う環境で一緒に過ごしてみたい」と思える相手であれば、素直にその気持ちに従ってみるのもアリかもしれません。

「暇つぶし要員にされている気がする」「“誰か”を連れて行きたいだけでしょ?」と不審に思う人もいるようですが、ただのデートではなく旅行となると、それなりにお金も時間も必要ですし、24時間以上べったり一緒にいるという状況は、男性にとってもかなりのハードル。それだけの投資をしてもいいと思うくらいには気持ちがある……と考えることもできるでしょう。

もちろん、すべてのケースに当てはまるわけではありませんので、ご自身の関係性や状況次第で柔軟に考えてみてくださいね。世の中には口先だけ「付き合おう」と言って不誠実な男性もいますし、はっきり告白してこなくても誠実な男性もいるもの。自分の目と心でしっかり、旅行に誘ってきた男性の気持ちを想像して、見極めてみるといいと思います。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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