年上彼氏にショックを与えてしまう彼女の言動 付き合ってるのに敬語はやめて!

女子の中には、年上彼氏に憧れを抱く人が多いのではないでしょうか? 「引っ張ってくれそう」とか「頼りになる」とか理由はさまざまだと思いますが、年上男性にとって“誤解されている”と思うことがあるんだそう。

今回は、年上の彼氏が悲しがる彼女の言動について見ていきます。さっそくご紹介しましょう!

年上彼氏にショックを与えてしまう彼女の言動 付き合ってるのに敬語はやめて!の1枚目の画像


目次

1.なんでも知っていると思われる


「彼女と一緒にテレビのニュースを見ていたら、彼女が『TPPってなんの略?』とぼくに聞きました。ぼくが『知らない』と答えたら、『なんでも知ってると思ったのに』と、心底ガッカリされました。知ってるわけないやんか……と、悲しい気持ちになりました」(30歳・IT)

年下の彼女って、年上の彼氏に思いもよらない質問をする天才だったりもしますよね。TPPのことは連日のように報道されていますが、そもそも「TPPとはなんの略か」なんて、きっと多くの年上男子は忘れています(一度はテレビなどで聞いたことがあるでしょうけど)。

年上だからといってなんでも知っているわけではない


そもそもこれはどういうことなのか? という「そもそも論」って、年上男子にとって結構苦手だったりするんです。「そもそも」はさておき、目の前に出てきた課題をこなすので精一杯……これが年上男子の特徴のひとつなのです。だから、年上だからといって自分が知らないことをなんでも知っていると思わないこと! 年上彼氏ではなく、Google先生に聞くようにしましょう!

2.年下彼女が敬語で話しかけてくる


「付き合って1年のぼくの彼女は、未だにぼくに敬語で話しかけてくるときがあります。悲しすぎるのでやめてもらいたいです」(28歳・飲食)

学生の頃は、先輩であってもタメ語で話していたという人も、社会人になると敬語に慣れてしまって、やめるタイミングがわからないという人もいるのでは? でもじつは、敬語で話しかけてくる年下彼女に、年上彼氏は悲しんでいるのです。

カップルなんだから壁を作るのはやめて!


年齢などきにもっと年上の彼氏と仲良くなるべきです。学校や会社では上下関係が成り立っていたとしても、カップルになってしまえば一切関係ないのです。だから年齢など気にせず、どんどん彼氏と仲良くなればいいのです。要するに、精神的な壁を取っ払うというか、自分と同じ人間として相手を見るとか……そういう「見方の問題」です。

3.年上だから精神的にしっかりしていると思われる


「年下の彼女はよく、デートのドタキャンをしていました。ぼくが『ドタキャンされたら悲しいから、絶対にやらないでほしい』と言ったら、『年上だから、ドタキャンされたくらいでは傷つかないと思っていた』と言われました」(30歳・通信)

年下からすれば、年上って精神的にすごくオトナに見えたりもしますよね。でも、ハッキリ言ってそんなことは一切ないです。傷つくことは、年齢問わず誰だって傷つくのです。

甘えポイントをしっかり与えてあげよう


自分がされてイヤなことは、たとえ相手が年上であろうとやってはいけない、ということに尽きるでしょう。それをやっちゃうというのは、年上の彼氏に対して甘えているからに他ならないわけです。甘えていいポイントと甘えてはいけないポイントくらい、社会に出たらちゃんと見極めるべきなのです。

4.お金を持っていそうと思われる


「今年の夏、彼女が『一緒に海外旅行に行こう』と言いました。ぼくはそのときお金がなかったので『お金がない』と言いました。すると彼女は『年上だから、自分の旅費の分くらいお金を持っていると思ったのに』と言いました」(32歳・会社経営)

年上の人って、年下から見たら「自分よりお金をもってそう」に見えますよね。でも持っていない年上男子だっているんですよねぇ……。

収入と出費は比例している


お金持ちとか貧しいとかそういうことに関係なく、みんなお金をあまり持っていないと思っておくべきです。たとえば、一生食べるに困りそうもない大地主さん……どこの地域にもいますので、仲良くなってお話を聞いてみるといいです。1億円の収入があれば、1億円なりの出費があるのです。年収250万円のサラリーマンは、250万円なりの出費があるのとおなじです。

いかがでしょうか。
要するに、「年上だから〇〇ができる」という考えを捨てましょうということです。人は年上も年下もなく、みな同じなんです。だから、敬語を使われると悲しくなっちゃう年上男子がいるのです。

たとえばこれから年末にかけて、毎年流れるベートーヴェンの『第九』は、年上も年下もなく人はみな同じだということを歌っています。なにが「同じ」なのかを考えるきっかけとして、第九を聴いてみてはいかがでしょうか。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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