カラダの関係から始まった恋で後悔しないための方法

気になる男子に「好き」と言う勇気がなく、「付き合ってよ」とも言えず……相手もそんなことを言う素振りを見せず……でもなんだか、なし崩し的にエッチをしちゃってその流れで「付き合っているぽい感じ」になった、という女子はわりと多いと思います。
そういう女子は「毎回、なし崩し的にエッチしちゃって、付き合っているぽくなって、そのうち別れてしまって、後悔しかない」と言います。
今回は、カラダの関係から始まった恋愛で後悔しないための方法に迫ります。さっそくご紹介しましょう!

カラダの関係から始まった恋で後悔しないための方法の1枚目の画像


目次

1.真剣にエッチをしよう


最初のエッチがどういうきっかけで始まったにせよ、エッチの内容が良ければ、男子はその女子にハマります。
エッチだけにハマるだけの男子もいますし、最高のエッチをきっかけに真剣に女子のことを愛するようなる男子もいます。
カラダの関係から始まる恋が100%破局に繋がるのかというというとそうではないということです。
大事なのは真剣さと、相性。最初のエッチが肝心です。

記憶に残るようなエッチに


カラダの関係を持ってしまった彼とその後どんな関係性になれるか。それはつまり、どんな男子とエッチしたのかによります。
でも、どんな男子であれ、常識のある男子であれば、真剣にエッチなことをしあった相手のことは、大切にするものです。
だから、「今回もまた、後悔するエッチになるかもしれない」という恐れを捨てて、真剣にエッチするべきでしょう。
これはエッチに限らず、すべてのことに言えます。「まったく興味のない話を、新規の営業マンがもってきた」という場合……営業マンがめっちゃ真剣に話をしていたら、「ちょっとは話を聞いてあげよう」と思い、そのうち「こいつ、いいヤツじゃん、こいつからものを買おうかな」となるでしょう?
それとおなじことです。

2.初回のエッチだけで終わらせない。2回目のデートは必須


女子=「とにかくエッチする相手」としか考えられない猿のような極悪男子は別にして、ふつう男子は最初のエッチのとき緊張しています。
緊張しつつも「とにかくこの女子と付き合いたい」と思い、なおかつ性欲に支配されている年頃であれば、付き合う前にエッチ……という流れを「男子みずからが」作ってしまうのです。
だから、1回エッチしたら、そこで後悔してフェードアウトするのではなく、2回目のデートをして、彼の話をよく聞いて、そこで判断すべきなんです。

カラダの関係=失敗だと決めつけないで


カラダの関係から入ってしまったとなれば、女子として後悔しか残らないかもしれません。
でも、よほどひどい男でもない限り、男子だって最初のエッチの前に「言えなかったこと」を抱えているわけです。
「ホントはちゃんと告白して、OKをもらってからエッチしたほうがいいのはわかっていたけど……君のことが好きすぎてついエッチしちゃった」とか……こういう思いをもっているものです。
後悔を先に立たせてガッカリして内向的に悩まずに、ちゃんと彼と向き合いましょうということです。

3.「後悔して当たり前」という事実を知る


自分に自信がある人だって、恋愛上手な人だって、エッチが好きな人だって、みんな、エッチから入った関係に、多少の後悔を抱くものなんです。
オトナだってそうです。オトナになれば多少、心が傷つかないようになりますが、でもやっぱり「カラダの関係から始まった関係」に、ちょっと罪悪感を抱きます。
映画や小説に、そういうことって、たくさん描かれています。

これも経験だと思おう


おそらく、あなたのまわりに、カラダの関係から入って後悔したことのある女子は、最低でも3人はいるでしょう。
みんな、自分が後悔していることを口にしないだけで、ひそかにそういう経験をしているものです。
いろんな人の後悔を、ちゃんと聞き知っておくべきです。そうすると、自分だけがこういう後悔をしているわけではない(つまり、みんな同じようなことをしてオトナになっていったんだ)というのがわかります。
そういうことがわかったうえでオトナになるのって、すごく大切なことなんです。

4.その彼とちゃんと交際する


エッチから始まった関係を、「ちゃんとした恋愛」にもっていっている人って、世の中にたくさんいます。
「カラダの関係を先にもってしまった=後悔すること」なんて方程式は、基本的には成立しないのです。
だから、カラダの関係を先にもってしまった相手と、そのあと、恋人としてちゃんと付き合ってみる……こういう方法も当然あります。

カラダだけの関係で終わらせないためには


まず、相手を見極めるところからスタートさせましょう。相手が遊びと割り切ってエッチしてきたのでは、真剣交際には持ち込めないかもしれませんから、カラダの関係になったあとでどういう行動をするタイプなのか相手を見極めることも大事です。
また、一度関係を持ったあとで、それでも真剣交際につなげたいと思うのであればちゃんと告白する、思いを伝えるということも大事です。
数回こういうことを繰り返していたら、しっくりくる相手に恵まれて、ちゃんと付き合えるようになります。「先にエッチありき」で交際をスタートさせたカップルって、案外多いのです。

いかがでしょうか。
後悔するようなエッチって、もちろんこの世にあります。でも、何回か後悔していたら、そのうち、ちゃんと付き合える相手にめぐり会えるものです。
それでもめぐり会えないというのであれば、それはあなたが自分に自信を持てていないとか、そういう「また別の問題」があるわけです。別の問題については、別の項でお話をしたいと思います。
もっと大胆に言い切ってしまえば、誰だって、後悔するようなことを経験しつつ、それなりにしっくりくる恋愛にたどり着いているのです。
そこに、後悔するようなエッチの意義があります。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。