男子に自分磨きをしてないと思われてしまう女子の特徴

ファッションセンスも磨き、メイクも上手になって、ムダ毛の処理もぬかりなくツルツルのお肌なのに……それでも男子が「この女子、女子力磨きをさぼってるな!」と思うことがあるんです。どんなシーンでなのか、みていきましょう!

(c)LAURIER PRESS
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目次

1. 「自分磨きしてま~す」と言う女子


「自分磨きをしてま~す」とか「女子力を高めてま~す」と言う女子は、たいていそんなことをしていない……こう言った男子がいました。
理由は「人は自分が真剣にやっていることについては、もっと具体的に喋るから」とのこと。確かに言われてみればそのとおりで、「自分を探しています」とか「自分探しの旅の途中です」と言っている人って、漠然とほかの生き方をしている人に憧れているに過ぎなかったりもしますよね。

女子が思う自分磨き……それって男子にとってはそれなりでいい


メイクが上手にできるようになるとか、ファッションセンスを磨くとか、そういうことも、もちろん「女子力を高めている」ことになるでしょう。あるいは、自分を磨いていることになるでしょう。
でも、それらについては「それなりにできていればいいんじゃないの?」というのが、おそらく一般的な男子の見解でしょう。

男子は何事にも一生懸命な女子に魅力を感じる


男子って、女子ほどメイクのことやファッションのことに詳しくないので、それなりにしか評価できない生き物です。だからどうしても、その女子の心というか考え方、生き方に目がいってしまい、そこに「女子力」を見ることになります。具体的には「目の前にあることを精一杯やっている女子は、男から見たら美しく見える」ということに尽きるように思います。

2. なにかと愚痴ってばかりな女子


男子に自分磨きをしてないと思われてしまう女子の特徴の3枚目の画像

職場の人間関係に悩んでいる人もおそらく多いと思います。職場のイヤな人って、なかなか会社を辞めないですしね。
でも、ちょっと差し出がましい言い方をすれば、仕事の愚痴をたくさん言う人って、自分の家族の愚痴もたくさん言っている……こういう傾向があるように思いませんか? そういう人は、どこにいても、誰と一緒にいても、常に自分のことより他人のことに目がいっているわけです。
自分磨きって、自分を見るところから始まるわけですから、他人のことばかりに目がいっているようでは困りますよね。男子って、意外と女子のそういうところを見ているのです。男子がさんざん付き合ってきた女性は母親です。男子は、母親の「愚痴っぽいところ」を見てきたのです。愚痴っぽくない母親に育てられた男子は幸せですが、女子の愚痴っぽいところに敏感です。

自分は自分、人は人


ハッキリ言って、他人のことなんかど~だっていいわけです。たとえば、会社や大学のサークルで、誰と誰が付き合っているだとか……そういうことだって、どうだっていいことなんです。そもそも他人はあなたの人生に責任を負ってくれません。

3. ゴマすりの上手い八方美人な女子


男子に自分磨きをしてないと思われてしまう女子の特徴の2枚目の画像

会社で八方美人になるのは、ある程度仕方のないことだったりもするでしょう。努力してやっとの思いで入った会社に結婚まではどうにかしがみついておきたいと思えば、上司にゴマをすってみたり、センパイ女子の言いなりになってみたり……。
でも、そういう上司やセンパイ女子だって「言いなりになる部下がほしい」と思って、あなたのことを利用しているだけかもしれません。

自分磨きとは、どういう自分になりたいのか……ということ


自分磨きにおいて大切なことは「なにをやって自分を磨くのか」という発想ではなく「どういう自分になりたいのか」を自分で決めることです。
どういう自分になりたいのか……たとえば、母親のような女性になりたいとか、ヘレンケラーのような女性になりたいとか、具体的な「人」が浮かぶと思います。具体的な人が浮かぶと、当然八方美人をやっているヒマなんてない! ということになりますよね。

男子って、八方美人さんのことを「要領がいいだけの子……引いては、付き合ってしまうと陰で浮気しそうな女子」と冷ややかに見ていたりもするんです。

男子は結局、女子の性格の良し悪しをみている!?


ざっくりまとめてしまえば、男子って女子の「性格の良し悪し」を見て、「自分磨きをしている女子」とか「女子力を高めている女子」などと評しているのではないかということです。

非モテファッションに非モテメイクの女子であっても、そういうのって「お金があればどうにかなる」ことです。男子だってそう思っています。が、性格の悪さだけは、いくらお金を積んだところでなかなか治りません(あるいは一生治りません)。女子らしい発想で、いわゆる「女子力」を高めるのは非常にいいことだろうと思いますが、男子は常に「その向こう側」を見ているのです。

ただし、性欲旺盛なサルのような男子は「向こう側」が見えていないです。だから、そういう男子にひっかかってしまう女子は……「向こう側」を磨くしかないのです。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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