彼女の話を聞かない彼氏の本音 小バカに扱われているのかも?

「彼氏があたしの話を聞いてくれない」……こんなお悩みを抱えている彼女もいるのだとか。今回は、彼女の話を聞かない彼氏の本音について、一緒に見ていこうと思います。

(C)LAURIER PRESS
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目次

1.やっぱり彼女のことを小バカにしている?


そもそも人って「この人から教えを請いたい」と思えば、黙ってその人の話を聞きますよね? 彼女の話を聞かない彼氏は……「彼女に教えを請いたい」と、まったく思っていないということが言えるのかもしれません。教えてもらいたくないという気持ちに透けて見えるのは……言い方はキツイですが、彼女のことを小バカにしている彼氏の気持ちではないでしょうか。

付き合うには感謝と尊敬が必要


彼女のことを小バカにするような彼氏のことをどうすればいいのか? 当然、別れちゃえばいいのではないでしょうか。カップルって、どんなカップルであっても、少しくらいは相手に対する感謝と尊敬の気持ちがないと続かないですよね?

2.何回も同じ話を聞いたから


これは女子に「なぜ?」と尋ねたいのですが、ことあるごとに同じ話をする女子っていますよね? メディアへの露出頻度が高すぎるお笑い芸人が、同じネタを何回も披露するのであればいざ知らず、素人がことあるごとに同じネタを披露したのでは、さすがの彼氏も聞くのに疲れるってなもんです。

違う視点からの意見も取り入れてみて


おそらく、同じ話を何回もする女子には、なんの悪気もないのではないかと思います。この話題だとこのネタをしゃべりたい……というのが、ごく自然に脳内から出てくるのだろうと思います。

がそこは、ネタをいくつか用意しておかないと、同じ話の繰り返しになってしまいます。カップルにおける会話って、お笑い芸人がテレビでネタを披露するのとはわけがちがうわけですから、やっぱり聞いている側は、同じ話を何回も聞かされると苦痛なのです。

3.男子は「俺様」だから


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男性も結婚したら育児に協力しましょう……なんてことが言われているこの時代に、まだ「俺は男だ! 俺様だ!」と思っている男子……いるんですねえ……。これは、昔からの名残みたいな要素もあるのかもしれません。

男子って、一般的には自分の父親の生き方を、潜在的にであっても参考にしていたりします。自分の父親は……その父親(つまり男子にとってのおじいちゃん)を参考に生きてきたと思われます。となれば……それはもう「戦前・戦後の男尊女卑の話」にしかならないわけです。「飯! 風呂はまだか!」という時代です。やれやれです。

そういう男子は当然、自分が女子のことを見下しているなんて、夢にも思っていなかったりもするのです。単純に「男はかくあるべし」としか思っていないってことも! やれやれです。

彼氏を自活させよう


彼のことを、ちゃんと自活するように促してみてはいかがでしょうか? 自活している人……たとえば海外に留学して自分でアパートを借りて住んだことのある人は、自分でご飯を作るし、洗濯も掃除も自分でしますよね。そうしないと文字通り生きていけないから。

そういう経験のある男子で、女子を心の中のどこかで見下している人って、あまりいないのではないかと思います。家事がどれだけ大変なことなのか身をもって知っているからです。

彼女として、少々面倒かもしれませんが、彼氏のことを自活させるというのも、彼女としての大切な「お仕事」なのかもしれません。


「いい彼氏」とか「将来、結婚するにふさわしい彼氏」の特徴のひとつは、言うまでもなく「あなたの話をちゃんと聞いてくれる彼氏」です。ステキなカップルを、テレビなんかで見ていても、わかりますよね?

ちゃんと彼女の話に、穏やかに耳を傾けている彼氏は、やっぱりいいやつなんです。というわけで、あなたの話を聞かない彼を捨てて、新しい彼氏を探すとしますか。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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