映画も漫画も大人気 胸きゅん作品『ひるなかの流星』の感想で分かる恋愛タイプ診断

公開後ロングヒットを続けており、観客動員100万人を達成した『ひるなかの流星』。改めて原作の漫画を読んだ、という女子も少なくないのでは?



二人のイケメン、それも「自分の好きな人」と「自分を好きになってくれた人」の間で悩むのは少女漫画の王道ではありますが、その定説を覆す意外なラストに、賛否両論が起こっているようです。多くの女子の意見を聞くなかで、その恋愛傾向を診断。あなたの恋愛タイプも分かるかも!?

目次

想う人、想ってくれる人。あなたは誰に共感する?


(C)2017 フジテレビジョン 東宝 集英社 (C)やまもり三香/集英社
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主人公すずめ(永野芽郁さん)は親の海外赴任により、東京の叔父さんのところに預けられることになった高校生。平和な田舎からいきなりの大都会に一人でやってきて、色々と大変な局面にも立たされますが、そんな時、公私問わずいつも助けてくれたのが、担任教師・獅子尾(三浦翔平さん)。すずめはいつの間にか、獅子尾に初恋をしていました。

(C)2017 フジテレビジョン 東宝 集英社 (C)やまもり三香/集英社
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転校先の学校では、目立つ美人キャラのゆゆか(山本舞香さん)と最初は衝突するものの、仲を深めていきます。気の強いゆゆかですが、同級生の馬村(白濱亜蘭さん)を密かに想っています。しかし、当の馬村は大の”女嫌い”。幼い頃のトラウマで、女子に触られると鳥肌が立ってしまうようなタイプだったのですが、男女関係なく「友達になろう」と歩み寄ってくれたすずめに次第に心を許していきます。

(C)2017 フジテレビジョン 東宝 集英社 (C)やまもり三香/集英社
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獅子尾とすずめは距離を縮めていきますが、教師と生徒という難しい間柄。獅子尾の元カノ・モニカの介入などもあって、すずめは悩みが尽きなくなります。そんな中で馬村から誠実な想いを寄せられるようになり、心が揺れ動くすずめなのでした。

(A) 「あっちと結ばれて欲しかった!」と納得がいかなかった人は……


(C)2017 フジテレビジョン 東宝 集英社 (C)やまもり三香/集英社
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そんなわけで、ラストですずめは二人のどちらかを選ぶわけですが、最後の展開で「えー!そっちに行っちゃうの!」と思ったアナタは、”恋愛至上主義”タイプの可能性あり。恋が大好きで、惚れっぽくて一途。恋における度胸や行動力がある人も少なくないでしょう。運命やロマンスが大好きで、一直線に恋を突っ走れるタイプです。

でも、一途なことが必ずしも恋愛を良い方向に導かないのが現実。打算や妥協ができないため、このタイプは先々自分の恋で苦労することがあるかも。恋をすると生活が乱れがちになるので、仕事や趣味など恋愛以外で打ち込めるものを持ち、”恋愛だけ”の状態にならないようバランスを心がけて!

(B) 「こっちと結ばれて正解、よかった!」と思った人は……


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ラストの展開やすずめの選択に共感した人は、”恋の優等生”タイプかも。諦めるべきときは諦める潔さもあり、辛い状況に溺れることなく気持ちの切り替えをしていける、現実的な一面あり。精神的に地に足がついているので、結婚を決めるのもスムーズな人が多いでしょう。

ただし、このタイプは“自分からは熱しにくい”傾向や、恋をしても自分から行動できない傾向があるので、自然に任せていると恋愛ナシの生活やマンネリ交際に安住してしまうことも!? 恋愛や結婚を望む場合は、積極的に異性との交流を増やしていくといいでしょう。

(C) 獅子尾やモニカの気持ちに強く共感した人は……


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原作ではいくつもの番外編があり、獅子尾のその後や、獅子尾とモニカとの過去の恋愛についても描かれています。「すずめたちのことより、獅子尾やモニカの気持ちに強く共感を覚えてしまった」という人は、大人恋愛タイプかも。経験値に関わらず”恋の無情さ”をすでに理解しており、うまくいかなくても「仕方ない」と割り切ったり諦めたりすることもできる人が多いでしょう。

仕事や自分の夢に対する優先度が高く、それによって恋を逃してしまうことも。理性が働きすぎて頭で恋愛をしがちなので、時には”心の声”に従ってみることも大事かも!?

以上、「ひるなかの流星」に見る恋愛タイプ別診断でした。あくまでお楽しみ診断ということであしからず。恋愛模様はもちろん、友情や人間関係、それぞれの成長も描かれており、色々なキャラクターに共感しながら楽しめる作品です。映画『ひるなかの流星』は全国東宝系にて絶賛公開中です!
(外山ゆひら)
(C)2017 フジテレビジョン 東宝 集英社 (C)やまもり三香/集英社
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この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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