離れ乳の原因はコレ!離れ乳の予防方法・正しいブラのつけ方も解説

「もしかして私って離れ乳?」
「どうしたら離れてる胸をケアできるの?」

このように自分の胸は離れ乳かもしれない……と悩んでいる女性も少なくはないでしょう。

ブラジャーを外すと胸がサイドに流れていってしまう・カップ数はあるはずなのに谷間が作れないといった場合は離れ乳である可能性が高いかもしれません。

しかし、離れ乳かもしれないと思ってもなかなか人に話しにくい悩みのため、一人で抱え込んでしまいがちですよね。

でも、離れ乳の原因を正しく把握し原因にあった予防法を試すことで、離れ乳をケアをすることは可能なのです!

ではさっそく離れ乳の原因および予防方法について詳しく解説していきます♪

目次

そもそも離れ乳って何?特徴は?


「胸が離れてるのが気になる」という声を聞きますが、離れ乳の判断基準って何なのでしょうか?

「自分の胸は離れてるように見えるけれど、実際はどうなんだろう……」と感じている方も多くいるはず。

自分の胸が離れ乳なのかを判断するために、まずは離れ乳の特徴について見ていきましょう。

谷間ができない



カップ数はあるはずなのに谷間ができないという人は離れ乳であることが多いと考えられます。

ブラをつけていない状態でもDカップ以上であれば谷間はできやすいです。また、Cカップであっても手やブラで寄せている時には通常谷間ができます。

しかし、胸が離れている状態だとDカップでも谷間ができなかったり、Cカップなのに中にパッドを入れないと谷間ができない場合があるのです。

下辺が長い三角形ができる



両方の乳房と鎖骨とを結んだとき、あなたの胸はどんな形の三角形ができあがりますか?

美しい胸の形をしていると三点を結んだときにきれいな正三角形ができあがる傾向があります。ところが離れ乳だと正三角形とは程遠い、底辺が広めの二等辺三角形になってしまうのだとか。

このように、胸の三角形である程度離れ乳かどうかはチェックできるので、一度試してみてくださいね。

お肉がはみ出る



離れ乳の場合、ブラのカップの中に収めた胸が横からはみ出しやすい傾向があります。

バストトップの位置が下がり気味で胸の脂肪が背中やわきに流れてしまっているという場合は、離れ乳を疑う必要がありそうです。

貧乳に見えがち



Cカップ以上なのに胸がないように見えるのも離れ乳の特徴と言われています。

胸の脂肪が横に流れトップの位置が下がり気味だと、どうしてもふっくらとしたハリのある胸にはなりにくいですよね。

また、バストサイズは十分にあるのに、デコルテラインにふくらみができず貧相に見えてしまうことがあります。

このような離れ乳は、できるだけバストを中央に寄せバストトップの位置を高くすることで、胸に自然な盛り上がりを持たせることが可能になるのです。

離れ乳は予防できる!



離れ乳の特徴を知って「私の胸は離れ乳なんだ……」「最近胸の形が変わってきたと思ってはいたけど……」と落ち込んでいる方もいるかもしれませんが、離れ乳だからと諦める必要はありません。

また「まだ離れてはいないけれど将来離れ乳になるのが心配」という方もいるはず。離れ乳になってしまった方も不安な方も、適切なケアをすることで離れ乳をある程度防ぐことは可能なのです。

ここで予防方法をご紹介する前に、まず離れ乳になる原因から解説していきます。

離れ乳になってしまう原因


離れ乳の特徴を確認したところで、離れ乳になってしまう原因や日々の生活でつい行ってしまいがちなNG習慣をチェックしていきましょう。

離れ乳になってしまう具体的な原因には以下の6つが挙げられます。

・サイズの合っていないブラジャー
・クーパー靭帯の衰え
・ノーブラで寝る
・小胸筋の衰え
・食生活の乱れ
・妊娠&出産による影響



それでは、一つ一つの原因について詳しく解説していきます。

サイズの合っていないブラジャー



ブラのサイズが合っていなかったり、間違ったブラのつけ方をしたりしていると胸の形に大きな影響を及ぼす可能性が高くなります。

ブラのサイズがきついと胸が押しつぶされてクーパー靭帯(じんたい)を傷つけてしまったり、お肉が背中やわきに流れてしまったりと、離れ乳の原因になることも……。

逆に、ブラが大きすぎると胸が固定されず、クーパー靭帯が伸びたり縮んだりしてしまう可能性があるので胸が離れてしまう原因になりかねません。

このように、ブラは胸の形を適切に保つ役割があるので自分に合ったサイズのものを選ぶことが重要になってくるでしょう。

クーパー靭帯の衰え



クーパー靭帯はバストを支えるのに欠かせない結合組織と言われていますが、加齢や胸への衝撃が原因で衰える可能性があります。

クーパー靭帯が衰えてしまうと、バストのハリや弾力が減少し、結果的に離れ乳や垂れ乳を引き起こすことも考えられるのです。

このクーパー靭帯が筋肉のように鍛えられたらいいのですが、コラーゲンでできた繊細な組織のため鍛えることはできないと言われています。

それどころか、一度切れたり伸びたりしてしまったクーパー靭帯は元には戻らないので十分に注意する必要がありそうです。

ノーブラで寝る



家にいる時や就寝時はノーブラでいるという女性も多いですが、ノーブラの状態もクーパー靭帯を損傷してしまうことがあるので要注意。

特に、寝ている時はうつぶせになったり寝返りをしたりと、無意識のうちに胸をつぶしてしまっていることがあるのでノーブラで寝るのはおすすめできません。

クーパー靭帯を刺激から守り、よりきれいなバストを保つためにはナイトブラの着用がカギになってきくるでしょう。

小胸筋の衰え



小胸筋(しょうきょうきん)の衰えも胸が離れてしまう原因を引き起こす可能性があります。小胸筋は胸郭外側面にある胸腕筋の1つと言われており「天然のブラジャー」とも呼ばれているようです。

この小胸筋が衰えるとバストを内側に引き寄せる力が弱くなり、自然と胸が離れていってしまう傾向に……。

しかし、小胸筋はクーパー靭帯とは異なり、筋トレすることが可能です。そのため、筋トレで筋力をアップさせバストの位置を引き上げるように意識することで、垂れ乳の予防が可能になりますよ♪

食生活の乱れ



ダイエットをしたり、偏った食事のとり方をしたりしていると女性ホルモンの分泌を妨げることがあります。

女性ホルモンの分泌量が減少すると、バストのハリや弾力を保つのに必要な栄養が胸にまで行き届かずバストの成長が抑制されてしまう原因にも繋がりかねません。

その結果、胸にハリや弾力がなくなり離れ乳になってしまうことも考えられます。

そのため、無理なダイエットや偏食はせず、バランスの良い食事をとることを意識しましょう。

妊娠&出産による影響



妊娠すると女性ホルモンの分泌が活発になり、胸は自然と大きくなると言われています。

そして、卒乳後には大きくなっていた胸の乳腺がしぼむことで元の大きさに戻っていく傾向があるのです。

しかし、胸はしぼんでいくのにクーパー靭帯や皮ふ全体は伸びきっていた状態のままなので、ハリを失い伸びきった胸になってしまうことも。

とはいえ、妊娠や出産による変化は自然なことなので、あまり過敏になりすぎないようにしましょう。

妊娠後に離れ乳になってしまっても、適切な予防法で美しい胸を目指すことはできるので、あきらめる必要はありませんよ!

離れ乳の予防方法


離れ乳を予防する方法は以下の4つです。

・冷え性対策
・食事に気を付ける
・筋トレ
・ストレッチ


これらの方法は、すでに離れ乳に悩んでいるという方はもちろん、離れ乳にはなりたくないという方の予防法としても試すことができますよ!

冷え症対策



冷え性だと血行が悪いため、十分な栄養や女性ホルモンなどが胸にまで行き届きにくくなる可能性があります。

冷え性は自分で熱を作りにくく冷えやすいというもともとの体質であることが多いので、冷えにくい体を作るのには時間がかかるとも言われているのです。

また、冷え性を予防する方法は人によって様々なので、自分に合った方法を見つけることが大切ですよ。

その中で冷え性対策におすすめの方法は、バランスの良い食事をとること・お風呂で体を温めること・適度に体を動かすことなどです。

食事に気を付ける



朝食を抜いたり過度なダイエットをしたりせずに、毎日三食バランスの良い食事を心掛けましょう。

「この食材だけを食べればいい」ということはありませんが、タンパク質を多く含む食材には胸の土台となる栄養素を運ぶ働きがあるとされているので、多めに摂取すると良いかもしれませんね。

また、「大豆イソフラボン」を含む大豆製品は女性ホルモン「エストロゲン」と似たような働きをすると言われています。

きれいな形の胸を維持するのに欠かせない大豆製品は、積極的に摂取するのがおすすめです♪

筋トレ



筋トレはきれいな胸の形を保つのに欠かせないポイントと言われています。そしてその理由は、離れ乳と深い関係があるのです。

離れ乳は大胸筋や小胸筋の衰えが原因で引き起こされることが多いとされています。

大胸筋は主に胸を支える役割、小胸筋は主に胸を内側に引き寄せる働きがあり、この大胸筋や小胸筋を鍛えることで離れ乳を防ぐことが可能になるのです。

そんな大胸筋を鍛えることができるおすすめの筋トレは、胸の前で両手を合わせるだけの「合掌ポーズ」です。合掌ポーズは隙間時間に行うことも可能なので気軽に挑戦できそうですね!

ほかにも、小胸筋を鍛えることができるおすすめの筋トレは、後ろ向きで椅子に両手を置き体を支える「ベンチディップス」です。やや辛いかもしれませんが、鍛えるためには効率の良い方法なのでぜひ試してみてくださいね!

ストレッチ



綺麗な胸を作るためには、小胸筋を柔らかくほぐしていくことも大切と言われています。そのため、小胸筋のストレッチを行いましょう。

ストレッチのやり方は以下の通りです。

1.左手の人差し指、中指、薬指の3本の指の腹を使い、右胸を指圧する

2.押すときのポイントは、肩の力を抜きながら体を少し前に倒し、腕を小刻みに動かしながらプッシュすること

3.右胸をほぐせたら、今度は右手を使って左側の胸をほぐしていく

離れ乳を防ぐブラジャーのつけ方&選び方


離れ乳を防ぐためには正しくブラジャーを選び、適切なつけ方をすることも大切です。

ここからは、ブラジャーのつけ方&選び方の5つのポイントについて詳しく解説していきます。

・サイズのあっているものを付ける
・サイドからのホールド力のあるものを選ぶ
・ワイヤーの入ったブラを選ぶ
・運動する時にはスポーツブラを着用する
・ナイトブラを着用する


サイズのあっているものを付ける



まずは、ブラジャーが自分の胸にピッタリかどうかを確認しましょう。

先ほど「離れ乳になってしまう原因」でもお話ししましたが、自分のバストに対して大きめのブラだと胸が揺れてしまいクーパー靭帯を傷めてしまう可能性があります。

逆に、小さめのブラだときつすぎてクーパー靭帯を損傷させてしまったり、押さえつけすぎて横から胸のお肉が流れたりしてしまう原因にもなりかねません。

そのため、定期的に胸のサイズを測り、体にフィットしたブラジャーを身につけるようにしましょう。

サイドからのホールド力のあるものを選ぶ



わき横に「サイドボーン」が内蔵されていると、横に流れてしまいがちなお肉を逃がさずキープできるよう工夫されています。

また、カップから後ろに回るベルト部分「バックベルト」の幅が広めのものを選ぶと、お肉がはみ出ることを防ぎ、理想の位置にバストをキープすることが可能に。

このように、バストのホールド力が高いブラジャーを選択するようにしましょう。

ワイヤーの入ったブラを選ぶ



ワイヤーにはバストを支える大事な役割があるので、なるべくワイヤーの入ったものを使うのがベストです。

昼間はワイヤーが入っているタイプのブラで、バストを中央に寄せる機能があるものを選ぶようにしましょう。

しかし、夜にワイヤーの入ったブラを着用すると睡眠の妨げになってしまうこともあるため、夜はナイトブラの着用がおすすめですよ♪

運動する時にはスポーツブラを着用する



運動をする時には普通のブラではなく、スポーツ用のブラの着用がマスト。

スポーツ時には普段の何倍も胸が上下、左右に揺れ動くことが予想されます。このようなスポーツ時の胸の揺れをスポーツブラで固定することで、揺れを最小限におさえることが期待できるのです。

また、スポーツブラはきつければきついほど良いというわけではないということも覚えておきましょう。

ナイトブラを着用する



離れ乳を予防したいなら「ナイトブラ」の着用がおすすめ。

ナイトブラは就寝時につけるだけで胸の形を整え、バストアップ効果を得ることが期待できる補正用ブラジャーです。

寝ているときに胸の脂肪が横流れするのを防ぎ持ち上げてくれるので、理想的な胸の位置をキープさせることも可能になります。

なかなか食事や生活習慣に気を配ることができないという方でも、寝る時に「つける」だけなので、継続して離れ乳対策に取り組むことができますよ。

また、食事や生活習慣を見直しながらナイトブラを着用すると、離れ乳を防ぐ効果はさらにアップするかもしれません。

正しくブラを活用することで離れ乳は防げる!



「私って離れ乳かも……」「離れ乳って一度なってしまったら元には戻らないの?」と諦めていた方も多いのではないでしょうか?

しかし、離れ乳への対策は今から行っても遅くはありません。離れ乳になってしまう原因を正しく把握し、適切なバストケアを行うことで離れ乳を防ぐことは可能になります。

今回ご紹介した離れ乳の予防方法の中から自分に合う方法を見つけて、さっそく今日から試してみましょう!

あなたに合った離れ乳に効果的な方法を見つけ出すことで、胸の形に対する悩みをケアすることが期待でき、魅力あふれる美バストに近づくことは可能になるのです♪

(いいもの調査隊♡ハルカ)

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