スクワット、腹筋…それ逆効果かも!? プロに聞いた「実はNG」エクササイズ
本格的な夏に向けて、ダイエットを頑張っている人が多いのでは? けれど、いくら頑張っても「スラッとしたボディラインに近づけない」「筋肉だけがついてしまった」とがっかりする結果に終わっては、忙しい中かけた時間がもったいないですよね。
そこで今回はヨガインストラクターのyuukaさんに、実は逆効果だった“NGエクササイズ”を教えてもらいました。
スクワットは骨盤の位置が正しくないと逆効果!?
脚痩せダイエットの定番エクササイズ“スクワット”。けれど「スクワットを頑張っていたのに脚が太くなってしまった……」という悩みもよく耳にします。
スクワットはポジションが大切! 骨盤が正しい位置にセットできない場合、効果を与えたい部分以外の脚に負担がかかり、太ももの前側がゴツゴツしてしまう難しさがあります。
脚のつけ根や内ももをすっきりさせたいときは、股関節の後ろ側を鍛える動きを取り入れてみてください。
■スラッとした脚を目指すスクワット
出典: GATTA
(1)椅子に座ります。
(2)骨盤の真上に胴体を乗せるようにして、お腹をまっすぐに立てます。
(3)両腕を胸の高さに伸ばし、両ひじをつかみます。
(4)右ひざを上に左の外くるぶしを乗せるようにして、左のひざを外側へ倒します。
出典: GATTA
(5)右足の裏で踏ん張り、息を吐くタイミングで椅子から立ち上がります。
出典: GATTA
(6)まっすぐに立ち上がるところまできちんと立ち上がりましょう。
(7)息を吸いながら、気をつけて椅子に座りなおします。
(8)左右5~10回ずつ行いましょう。
美くびれを目指すなら腹筋はNG!?
ウエストのくびれをつくりたいときに、「お腹周りが痩せれば叶う」と勘違いして腹筋を頑張るのはNGです。
腹筋は、背中を丸めながら上体を起こす動作の繰り返しです。ポジションが崩れていると腰に負担がかかるのと、同時にウエスト周りもくびれるどころかがっちりする可能性があります。
美くびれを目指すのであれば、姿勢の崩れからくる“骨盤の傾きを整えるストレッチ”で取り戻しましょう。
■美くびれを目指す「骨盤ストレッチ」
出典: GATTA
(1)壁に左手をつき、壁から肩幅程度離れて立ちます。
出典: GATTA
(2)壁に左のひじをつき、右腕を頭上に上げ、さらに指先を下に向けて壁にあてます。
(3)両手の指先が上下で向かい合わせになるようにしましょう。
出典: GATTA
(4)息を吸います。
(5)息を吐きながら両腕の間から頭をくぐらせるようにして、上半身をねじっていきます。
(6)深い呼吸で20秒程度キープしましょう。
(7)一度力を抜いて、合計3セット行います。
(8)反対側も同様に行いましょう。
スラッとしたボディラインを目指す場合、エクササイズの方法によっては逆にゴツくなってしまう可能性も。目的にあわせて、正しくエクササイズを選ぶようにしましょうね。