小さく見えてるかも…!? プロが絶対やらない「目の形を活かせない」NGアイメイク
マスク生活が続いていると、メイクの印象を大きく左右するのは“アイメイク”。今までお顔全体のバランスを意識してメイクしていたために、いざ目元しか見えていない状態になると、「このメイクでよかったかな……」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はメイクアップアーティストの小笠原彩さんに、目の形を活かせていないNGアイメイクを教えてもらいました。似合うアイメイクもあわせて紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
【一重さん向け】NGアイメイク
■アイシャドウの塗る範囲を縦に広げる
一重さんの目元は切れ長で美しい印象を与えることが多いです。ただ、その特性を活かさず、“縦に広げようとして”アイシャドウを塗ると、目を開いたときに腫れぼったくなり逆効果。広げすぎたアイシャドウはNGです。
目を開けて見える範囲くらいに、アイシャドウを塗るのがおすすめ! 切れ長の目元を活かし、目尻などを強調した横幅を広げるメイクも似合いますよ。
■囲いメイクをする
出典: ペイレスイメージズ1(モデル) / PIXTA(ピクスタ)
目の周りを縁取るように、アイライナーや濃いアイシャドウで囲んでしまうメイクはNG。白目が逆に狭く見えてしまい、目全体も小さく見えてしまいます。
おすすめは白目を狭めずに、余白を持たせてアイメイクをすること。締め色は上まぶたのキワに置く程度にし、目の下などは余白を持たせて明るい色味のアイシャドウを広げてあげると、白目が広がり、目が大きく見えますよ。
【奥二重さん向け】NGアイメイク
■囲いメイクをする
奥二重さんも、あまり暗い色味で目元を囲んでしまうと、目元が詰まって見えてしまい逆効果。太いアイライナーや濃いアイシャドウで目元を締めるアイメイクは、目元を活かせていないのでNGです。
アイライナーは根元だけに描くようにしましょう! アイライナーが目立ちすぎている場合は、黒よりも茶色のアイライナーやアイシャドウの締め色を使って、目元を締めるようにするのがおすすめ。
もし目を大きく見せたい場合は、黒目の上側だけ1ミリ程度アイライナーを太く引くと、目元に余白を持たせながら大きく見せることもできますよ。
■色味が濃いアイシャドウを単色で塗る
アイシャドウは濃すぎる色味を単色で広げて塗ると、二重のラインを狭めてしまうのでNG。ですが、明るめのブラウン系のパレットなどで陰影をつけると、目元に深みが出ておすすめです。マットよりもパールが入っているアイシャドウのほうが、二重のラインにパールが入り込んで目元に深みが出てきます。
余白を持たせつつ色味と質感で工夫すると、奥二重さんの目元を活かしながら、きれいな陰影を強調できますよ。
【二重さん向け】NGアイメイク
■二重の真ん中までしか色をのせない
二重さんは割とどんなメイクも馴染みやすい傾向にありますが、注意点はアイシャドウの幅。アイホールまできちんとアイシャドウを伸ばさずに、二重の半分くらいまでしか色味がのっていないような中途半端な状態はNGです。
目を開けたときに、二重の真ん中あたりまでしかアイシャドウがのっていないような状態は、少し手抜きに見えてしまう可能性も……。せっかくの二重のラインの陰影を活かせずに、中途半端な印象にも見えてしまいます。
二重さんの目元は、目を開けたときと目を伏せたときに、きれいに見える幅までアイシャドウを塗るのがおすすめ。アイホールまできれいに伸ばすと、目元の二重のラインの陰影を強調できますよ。
■濃い色味のアイメイクコスメを選ぶ
出典: ペイレスイメージズ1(モデル) / PIXTA(ピクスタ)
好みにもよりますが、二重さんの目元は、少しメイクするだけで派手に見えすぎる傾向があります。なので、派手に見えるのが嫌な方は、濃い色味のアイシャドウをのせて、黒のアイライナーやマスカラで囲むのはNG。
アイシャドウも骨角に合わせると広い範囲に広げる必要があるので、あまり濃すぎる色味よりも、淡い色味や茶色系を選びましょう。アイライナーも、ネイビーなどのカラーライナーを取り入れるのがおすすめです。
マスク生活はどうしても目元しか見えていないので、アイメイクが気になりますよね。それぞれの目の形の特性を捉えて、目の形を活かせるアイメイクを見つけましょう。
【画像】※FastSlow、ペイレスイメージズ1(モデル)、node / PIXTA(ピクスタ)