お風呂上がりのストレッチ、意味ないかも!? 知っておきたい「柔軟のコツ」
体が温まり、ほぐれているお風呂上りに、ストレッチ習慣をつけるのはおすすめ。でも、やり方を間違えているとあまり意味がないかも?
そこで今回は”柔軟といえば前屈”ということで、脚のうしろ側を柔らかくすることを目指すストレッチをヨガインストラクターのyuukaさんに教えてもらいました。
前屈が苦手な方は腰回りが硬いかも
出典: GATTA
座った姿勢で前屈をしようとすると、腰が痛い。手が足先に届かない、苦しい。そんな悩みはありませんか?
骨盤が後傾した猫背姿勢が定着し、上体を前に倒そうとしても腰が引き上げ辛い。結果として腰も肩も痛くて、脚に効いている気がしない……それではせっかくお風呂でほぐれた体でストレッチをしても意味がありません。
脚のうしろ側をほぐして柔らかくしたいとき、体の硬い人は仰向けになって行うのがおすすめ。腰のこわばりが軽減されて、伸ばしたいところを伸ばせます。
仰向けで行う脚のストレッチ
(1)仰向けで寝ます。
(2)両ひざを軽く曲げます。
(3)左脚を持ち上げて、足首かふくらはぎを両手で掴みましょう。
(4)ひざを曲げた姿勢で、ひざと太ももの前側を胸に引き寄せます。
出典: GATTA
(5)太ももの前側が胸やお腹に引き寄せられている状態をキープしたまま、ひざを少しずつ伸ばします。
(6)ひざを伸ばしきらないようにして、太ももの裏側が伸びる位置を確かめましょう。
(7)続いて左脚のかかとを突き上げ、指先を顔側へ向けるようにして、ふくらはぎも同時に伸ばしていきます。
(8)20秒キープします。
(9)脚を下ろしてリラックスしたら、反対側も同様に行います。
腰を持ち上げすぎないように注意して行いましょう。脚は無理に引き寄せなくても大丈夫です。
太ももの裏側が伸びるところを探しましょう。これならお風呂上がりに簡単にできます! ぜひやってみてくださいね。