意外と知らない!? 美容師が当たり前にしている「お風呂のヘアケアルーティン」

毎日のお風呂時間、ヘアケアはどれくらい丁寧にできていますか? ヘアケア次第では美髪から遠ざかってしまう可能性もあるため、正しい方法で習慣化したいですよね。

そこで今回は美容師の森下優也さんに、美容師なら当たり前にするお風呂の中でのヘアケアを教えてもらいました。


目次

STEP1:予洗いで髪のダメージに差が出る!?


意外と知らない!? 美容師が当たり前にしている「お風呂のヘアケアルーティン」の1枚目の画像

出典: マハロ / PIXTA(ピクスタ)

最初にお伝えしたいのは、シャンプーする前のお流し(予洗い)がとにかく大事だということ! ここを怠ると美髪ケアは叶いません。

実は髪が乾いている状態から髪の芯まで濡れる(膨潤)までに1分は最低かかるといわれています。サッと流すだけではシャンプーするとき髪がまだ乾燥しているので摩擦で傷んだり、シャンプーの成分が毛髪内部まで浸透しないのでただ汚れを擦り落としているのと同じになってしまったりします。

地肌も同様にしっかり濡らしてうるおすことで毛穴が開きます。古い角質が取れてターンオーバーを正常に戻し、頭皮が傷つくことを防ぐことにもつながるので、しっかり濡らしてあげましょう。


STEP2:シャンプーの泡立て方に注意して


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出典: マハロ / PIXTA(ピクスタ)

しっかり流した後は適度に水気をきります。シャンプー剤は適量でしっかり泡立てましょう! ポイントは空気を含ませる泡立てをして、泡を下に向けても落ちない程度のホイップ状にすることです。

シャンプーは基本的に地肌を洗う感覚で行いましょう。爪を立てずに指のお腹で地肌を揉むように、適度な力加減で擦るように洗ってください。

髪の毛はシャンプーの泡で毛先に向かってなめすように、両手で髪を挟んで滑らせていきます。そうすると汚れは泡に包まれて剥がれ落ちてくれるはず!

流しはシャンプー剤が残らないよう、地肌にシャワーをあててしっかり流しましょう。


STEP3:トリートメントは薄まらないように水気をきる


シャンプーを流した後は水気をしっかりきります。水分が多いとトリートメント成分が薄くなってしまう可能性があるので注意! ギュっと髪を握って、ボタボタ滴らない程度まで水気をきりましょう。

トリートメントは適量を毛先から中間まで馴染ませていきますが、頭皮にはなるべくつかないように気を付けてください。手ぐしで指を通しながら全体に馴染ませるのがポイントです。

特に傷んでいるところは手で挟んでなめすと、よりトリートメントが浸透しやすくなるはず!

トリートメントもシャンプー同様、しっかり流しましょう。特にロングや多毛の方は襟足の近くや耳後ろ辺りに流し漏れが多いので、念入りに流してくださいね。


STEP4:タオルドライは摩擦で髪を傷めないように


タオルで拭くとき、髪は物理的なダメージに弱い傾向にあるため、摩擦で髪を傷ませないようゴシゴシ擦らずに水分を取りましょう。

タオルで髪を挟んでパンパンと軽く叩くようにしてタオルドライするのがおすすめです。タオルドライを気を付けないと、ヘアケアは台無しになってしまうこともあるので気をつけましょう。



毎日のヘアケアは正しいケアの仕方を習慣化させることが大切。ぜひ今日からご紹介した方法でのヘアケアを意識して心がけてみてください!



【画像】※マハロ / PIXTA(ピクスタ)

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