肌美人は使い分けてた!「朝と夜のスキンケア」それぞれのコツ・ポイントまとめ

美肌の基礎となる“スキンケア”。毎日欠かさず行っていても、なんとなく朝と夜で同じスキンケアを繰り返してしまっていませんか?

実は、朝と夜のスキンケアには違う目的があるんです。そこで今回は、簡単に始められる朝と夜のスキンケアの使い分けをクローズアップ!

ぜひ今日からスキンケアのルーティンに組み込んでみて。


目次

1:朝のスキンケア


■洗顔方法はお肌の状態で判断


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実は“水だけの洗顔”“洗顔料を使用した洗顔”はある意味どちらも正解。美肌に必要なのはそのときのお肌の状態を知り、正しいケアを行えるかどうか。お肌の状態に合わせた洗顔ができていればそれが洗顔方法として正解なのです。

朝起きたときにお肌がべたつく感じがしたときは、洗顔料を使用して顔を洗いましょう。寝ている間に過剰に分泌された皮脂、さらにその皮脂に付着した埃などは水だけで簡単に洗い流すことはなかなか難しいですよね。

基本的には洗顔料で顔の汚れを落としたいところですが、朝起きて乾燥がすごく気になる日は水洗顔を選択。乾燥しているお肌に洗顔料を使用すると必要な皮脂まで洗い流してしまうことも。水洗顔で顔の表面についている埃だけを落としましょう。



■丁寧なすすぎ洗いを大切に


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肌を美しく保つために行うスキンケア。そのなかでも“洗顔”の重要性は、美容家のあいだでも再度見直されています。

朝の洗顔は、“洗顔料を使用する”または“サッと冷水ですすぐ”などさまざまなタイプがあると思いますが、肌を美しく保ちたいなら“ぬるま湯洗顔”がおすすめですよ。

寝ている間にも皮脂が分泌されており、肌表面には皮脂とほこりがまざった汚れが付着したままになっている場合も。

冷水と比べ、ぬるま湯なら汚れが落ちやすく、洗顔料をしないことで必要な皮脂まで洗い流すことを防ぐことにもつながりますよ。

ポイントは、20回ほどとしっかりすすぐこと。丁寧で優しい朝洗顔を心がけましょう。



■逆三ラインのコットンパックを導入


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夜は乾燥した肌にうるおいを与えるため、シートマスクやコットンパックをするという人も多いはず。

対して朝にやっておきたいスキンケアのひとつとして、逆三ラインのコットンパックをおすすめします! 両頬、あごと結ぶと逆三角形になるラインにコットンパックをするだけでOK。

最近マスクをしているせいか、頬、あごにニキビができやすいという人も多いようです。これは摩擦や乾燥が原因ともいわれており、乾燥しやすい部分に予めうるおい補給をしておけば、肌トラブル回避が期待できますよ。



■朝のクリームは少し控えめ


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デイリーケアは紫外線などの外部刺激からお肌を守りながらメイク崩れを防ぐため、ナイトケアは保湿の強化や美容成分をしっかりお肌に浸透させるためというそれぞれの目的が。そのため、同じアイテムを使用していてもやり方はまったく違ってきます。

また、最近のメイクアップアイテムはとても優秀でUVカットができるものがほとんど。つまりメイク崩れを防ぐことも紫外線ケアのひとつといえるんです。

メイク崩れを防ぐためには油分を控えめにすることが大切。メイクアップアイテムには油分が多く含まれていますので、スキンケアでベタベタにしてしまうとそれがメイク崩れの原因となってしまうことも……。

朝のスキンケアではパール大くらいのクリームをお顔になじませる程度で十分ですよ。



■目尻の「乾燥ケア」を仕込む


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メイクをしてから時間の経過とともに、目元の乾燥小じわが気になりだすのは大人女性特有のお悩み。そこでメイク前に乾燥を予防するためのステップを加えておきましょう。

スキンケアは化粧水をしてあと、肌のうるおいを閉じ込めるためにクリームなどでフタをしますよね。そのときに乾燥小じわができやすい目尻などに、クリームやオイルなどの油分をしっかりめにつけておきます。このひと手間が、時間の経過とともに気になる乾燥小じわの対策に!



2:夜のスキンケア


■クレンジングは手抜きしない


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どんなに疲れていても、時間がなくても、肌トラブルを回避するためにクレンジングの手抜きはやめましょう!  拭き取りタイプでサッとメイクオフしてもいいですが、それだとポイントメイクが落としきれていなかったり、ファンデーションが毛穴に残ったままになっていたりする場合があります。

とにかく素早くクレンジングしたいときに限り、ポイントメイクは専用リムーバーでオフして、オイルタイプなどの洗浄力の高いものでオフするようにしましょう! 何よりも汚れを残さないことが大切ですよ。


■水分をしっかり与える


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最低限のスキンケアとして、肌に水分を与えることは欠かしてはいけません。化粧水を使ってしっかり保湿をしましょう。

スキンケアの時短といえば、オールインワンタイプのアイテムが浮かびますよね。もちろん、オールインワンタイプのもので保湿してもいいのですが、美肌を意識しているならシートマスクを使った保湿がおすすめ! オールインワンタイプのアイテムは、ひとつで化粧水からクリームまでの機能を備えているため、油分も多く含まれています。

手間を省きながらも、より効率よく肌に水分を与えたいなら、保湿タイプのシートマスクをつかうのがベスト。お風呂上がりに髪を乾かしている間にシートマスクをつかえば、時短しながらでも保湿効果の高いスキンケアが叶いますよ。



■スペシャルケア以外はシンプルに限る


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夜のスキンケアといえば、疲れた肌へのご褒美にと贅沢なスキンケアをしてしまう方も多いのではないでしょうか。しかし普段から贅沢なスキンケアをしてしまうと、栄養過多となり肌が本来もつ力にゆるみが出てしまうこともあるのだとか。

普段のスキンケアにおいては、デイケアもナイトケアも、必要なところにだけ必要な成分を与える適材適所のようなスキンケアを意識するといいかも。

化粧水で保水をしたら、クリームやオイルのような油分でフタをするだけ。ご自身に合ったセレクトで大丈夫。化粧水とクリームのライン使いもおすすめですよ。


■週に1、2度のスチーマーは欠かさない


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大人肌でも、もちもちとした肌でいるために、週に1、2度は、お風呂上りのナイトケアとしてスチーマーを使用するのがおすすめ。

とくに難しいことはなく、スチーマーを使用しながら化粧水をなじませたり、シートマスクをつけたりするだけ。ここで気をつけているのは正しく仕上げること。肌の表面にある化粧水をしっかりなじませ、油分でフタをします。油分はこってりさせず、サッとのせる程度にとどめます。

このケアを行うようになると、肌の柔らかさに変化が感じられるようになったり、メイクなしでもツヤのある肌を目指すことに期待がもてるようになったりするはずですよ!




ついつい日々の作業になってしまいがちなスキンケア。朝と夜で使い分けたら、すべすべ美肌が手に入るかもしれません。ぜひ毎日のルーティンに組み込んでみて。



※ こちらの記事はGATTAの過去掲載記事をもとに作成しています。【画像】kei.channel、mits、Pangaea、プラナ、freeangle / PIXTA(ピクスタ)

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