美容師にとっては当たり前!実は意外と簡単な「アホ毛」の対処法3つ

ヘアスタイルを整えているとき、細かなアホ毛がぴょんぴょん跳ねた経験はありませんか? アホ毛を放っておくと、せっかくのヘアスタイルも残念な仕上がりになってしまいますよね。

そこで今回は美容師の野澤琢眞さんに、誰でもセルフケアが叶う“アホ毛の対処法”を教えてもらいました。


目次

そもそも「アホ毛」とは?


そもそもアホ毛がどうしてできてしまうのか?

髪の毛は伸びたら抜けて生え変わることを繰り返しています。そのため髪の毛の中には、新しい髪の毛が無数に存在。それが表面にでてきた場合、もともとある長い髪に馴染まず、跳ねた髪の毛を“アホ毛”といいます。

アホ毛は放っておくとスタイリングの質の邪魔になり、髪のツヤが失われてしまうことも。しっかりとした対策が必要です!


対策その1:髪を濡らして全体的に髪を馴染ませる


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出典: mits / PIXTA(ピクスタ)

アホ毛は他の髪に馴染まないことで目立ってしまうので、まずは他の髪に馴染ませることが大切です。

アホ毛がでた場合はほどよく髪に水分を含ませて、ドライヤーの風で上から下に押さえつけるように乾かすようにしてください。濡らして乾かすことで髪同士が馴染みあい、アホ毛を目立たなくします。


対策その2:ミストタイプの洗い流さないトリートメントで塗布する


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出典: buritora / PIXTA(ピクスタ)

ドライヤーだけでアホ毛が収まらない場合は、髪の毛が乾燥している可能性があります。乾燥した髪は水分を含ませても馴染みにくいので、乾燥対策が必要です。

このときに重要なのが、洗い流さないトリートメントを適量塗布してドライヤーで乾かすこと。水で濡らすだけでは髪の内部の乾燥を抑えることができません。なので、ミストタイプの洗い流さないトリートメントで髪を湿らせながら、髪の内部へのタンパク質補給を目指しましょう。

乾燥を抑えながらドライヤーをあてることで、アホ毛がかなり馴染みやすくなるはず。


対策その3:スタイリング剤でヘアセットする


どうしてもアホ毛が収まらない場合は、最終手段としてクリームタイプのヘアワックスやオイルタイプのスタイリング剤を適量髪の表面につけていきましょう。このときスタイリング剤を塗布しすぎてしまうと、頭頂部がペタンとなりバランスの悪いスタイルに仕上がってしまいます。

少量を意識して、髪に塗布するようにしてください。



ふと鏡を見たら浮いていたアホ毛も、しっかりケアすることでかなり抑えることができます。アホ毛対策をして、ツヤのある美しいスタイリングを叶えていきましょう。



【画像】※mits、buritora / PIXTA(ピクスタ)

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