ジェル?オイル?知っておくべき「クレンジングの正しいやり方」プロに聞いてみた

肌トラブルの原因のひとつでもある、間違ったスキンケア。保湿ばかりを意識しがちですが、実は美肌をキープするためにはクレンジングが正しくできているかがとても大切なのだそう。

そこで今回は美肌研究家の杉本由美さんが実践する、クレンジングの正しいやり方を教えてもらいました。


目次

基本その1:汚れは残さず落としきる!


出典: Pangaea / PIXTA(ピクスタ)

クレンジングではメイク汚れや皮脂、不要な角質はしっかり落としきるのが理想。

クレンジングで汚れが残ったままだと、毛穴詰まりなどの肌トラブルを招いてしまう可能性があります。また、スキンケアをしても角質層までうるおいが届かず、肌の乾燥につながってしまうことも。

そのためクレンジングでは汚れは残さず、落としきるというのが大切。ポイントメイクなどの落ちにくい部分は、オイルやポイントリムーバーなどの洗浄力のあるタイプがおすすめです。肌にやさしいクレンジングを意識するのはいいことですが、ミルクタイプなどの洗浄力の弱いものだとポイントメイクを落としきれない場合があるので注意が必要です。


基本その2:うるおいは落としすぎない!


クレンジングをするうえで、汚れは残さず落としきることは基本ですが、うるおいを落としすぎるのは避けたいところ。皮脂と聞くとあまりいいイメージがないかもしれませんが、肌のうるおいを保つためには必要な“天然保湿成分”なのです。

理想とするのはメイクや過剰な皮脂などの不要なものはしっかりオフし、必要なうるおいは落としすぎないクレンジング。オイルタイプなどは洗浄力が強く、ものによっては顔全体をオイルクレンジングすると乾燥してしまう場合があるため要注意。

使い方が難しいと感じるなら、濃いメイク部分、薄いメイク部分とそれぞれにあったクレンジングを分けるのがベストです。最近はバームタイプのクレンジングや、テクスチャーが変化するタイプなど、色々なクレンジング料が発売されています。アイテム選びの際は、洗いあがりがつっぱらないタイプをセレクトしてみて!


基本その3:ゴシゴシ洗顔はNG!


出典: Ushico / PIXTA(ピクスタ)

スキンケアでもそうですが、肌へ刺激を与えることは美肌づくりにおいてはNG行為。もちろんクレンジングにおいても同じこと。しっかり汚れを落としたいからと、ゴシゴシ擦り洗いをしているなら今すぐやめましょう。

オイルタイプやジェルタイプを使用していて力加減がわからない方は、泡立てるタイプのクレンジング料がおすすめ。キメが細かく、弾力のある泡をつくって、泡で押し洗いするようにクレンジングしてみましょう。泡を使うことで、手を使ったゴシゴシ洗いの回避につながりますよ。



美肌を目指すというと保湿だけが注目されがちですが、実は重要なカギを握っているのは“クレンジング”なのです。

アイテム選びはもとより、正しいクレンジングのやり方を見直すことで、肌の状態は大きく変わります。ぜひ参考にしてみてくださいね。



【画像】※Ushico、FastSlow、Pangaea / PIXTA(ピクスタ)

関連記事