タッパーは2種類で足りる!キッチンで「やめたほうがラクになること」3つ
キッチンには調理するモノ、食事に使うモノ、保管するモノ、掃除するモノなど、さまざまな種類のモノがあふれています。ですが、必要なモノのみに厳選して、本当に使えるモノだけにするのは意外に大変なんですよね。
そこで今回は整理収納アドバイザー・コーチングののぞみさんに、キッチンで“やめたほうがラクになること”を教えてもらいました。ラク家事を叶えるために、一度見直してみて!
1:サイズ違いのタッパーを揃えることをやめた
出典: GATTA(ガッタ)
タッパーの収納はご飯用、小さいもの、中くらいのもの、大きいもの、途中で買い足したもの……など、複数の種類があるとかさばってしまって、とても収納しにくいですよね。ふたを取り出そうとして間違えてしまったり、中身の量にあわせてどのサイズを使うか迷ったりと、使うときにも余計な手間がかかりがち。
そこで筆者は、用途別のタッパーを多数持たず、大きいもの(950ml)と中くらいのもの(450ml)の2サイズだけを使っています。サイズを決めておくことで、しまうときにすべて重ねて収納でき、ふたの管理も2種類しかないので分かりやすいです。
収納ケースの真ん中に仕切りをつけ、ケースとふたを一緒に入れて、食洗機の中に収納。(筆者宅には食洗機がありますが、普段は使用していません。引き出しとして使っています)ふたとセットで入れておくと、すぐに使うことができますよ。
2:調理器具を吊るす収納をやめた
出典: GATTA
以前はコンロの前にフックを取り付けて、おたまやフライ返しなど調理器具を吊るす収納をしていました。
しかし、コンロ周りは油が飛んで壁が汚れがち。油汚れは溜めずに、できればその日のうちにさっとふき取ってしまいたいですが、壁にモノが吊るされていると、いちいちどかして拭き掃除する必要があり、手間に感じてしまいました。調理中には便利でも、掃除するときにとても不便に感じることのほうが、筆者にとってストレスでした。
なので、一軍の調理器具はスタンドに入れて、使うたびに取り出す、使い終わったらしまうことに。コンロ周りは何もないほうが、油汚れでベタベタする前にサッと拭きとりやすく、きれいな状態を手間なくキープすることができますよ。
3:見えないところ、届かないところにモノを置くことをやめた
出典: GATTA
冷蔵庫内の扉収納の一番上のケース。ここは筆者の身長では手が届きにくく、置いてあるものが見えにくくなってしまうため、入れているモノを忘れてしまうことがよくありました。たとえば、ドレッシングや合わせ調味料など、買ったはいいけど一番上のケースに入れてしまったため、使用頻度が低くなり開封後半年たっても使いきれなかったことも。
見えないところ、届かないところにはモノは置かないようにしようと決めて、ケースを撤去しました。収納が減ってしまいますが、その分無駄な調味料を買うことがなくなり、本当に使うモノだけを厳選して使いやすいところに置くように。せっかく買った調味料を無駄にすることがなくなりました。
スペースの有効活用ばかりを意識せず、使いやすい動線で作業することを優先するほう日々の家事がラクになりますよ。
モノの種類が多いからこそ、サイズは使用頻度が低いものだけに絞る、出しっぱなしを減らす、使いやすい動線を優先して使いにくいところは無理に活用しない……など、さまざまなやめる工夫をすることで一つ一つの作業が少しずつ手間を減らしていきます。ぜひ一度キッチン収納を見直してみてください。