ブリーチで髪が傷む…を軽減!美容師直伝「絶対にやるべき」ダメージヘアケア3つ
ヘアカラーの中でもブリーチを使用したカラーは最近人気急上昇中。たくさんあるヘアカラーのレパートリーをさらに増やすことができるのが魅力ですよね。
美容師の野澤琢眞さんによると、職場が厳しくても髪の中に忍ばせることのできるインナーカラーや、毛先だけ明るくするグラダーションカラー、ハイライトを入れたカラー……など、デザインカラーのほとんどにブリーチを使用することが多くなってきたそう。
ただ、きれいな色が表現できる一方で、ブリーチは髪のダメージを早めてしまう可能性も。ブリーチ後はより一層ヘアケアを入念にする必要があります。
そこで今回は野澤さんに、ブリーチしたら習慣化したい“ダメージヘアケア”を教えてもらいました。
ブリーチとカラーの違いとは
まずはブリーチとカラーの違いについてお伝えします。
基本的に普通のカラーは、髪を脱色しながらカラー剤の中に含まれる染料を入れることで髪を染めます。黒髪の色を抜きながら色を入れるのが普通のカラーの特徴です。
一方ブリーチは、髪の色素を抜くだけで色を入れることをしません。この色を抜く脱色が、普通のカラーに比べて強いため、本来髪の中にある赤みまで抜くことができます。そのあと普通のカラーを乗せることで、より透明感のある色を表現することが可能です。
ブリーチは髪へのダメージが大きいって本当?
ブリーチは高いリフト力(脱色力)がある代わりに、ダメージ進行が早い傾向にあります。髪の中にあるタンパク質をブリーチすることで壊してしまい、髪の本来のツヤやうるおいを損ねてしまう可能性も。
そのためブリーチした後の髪は、特にしっかりヘアケアを行う必要があります。
また、ブリーチした後に髪にパーマやストレートを行うことは原則控えるようにしてください。髪の内部の破壊を引き起こし、修復が難しいダメージになってまう可能性があります。
美容師直伝!ブリーチ後は忘れずにやりたい「ダメージケア」
■アミノ酸系シャンプーを使う
ブリーチをした髪に1番必要なヘアケアは、髪の内部にタンパク質を浸透させることです。毎日のシャンプーとトリートメントをしっかり行うことと、アミノ酸系シャンプーを使うことで、髪の内部に必要な栄養を補うことが期待できます。
■トリートメントを2種類使いこなす
髪を乾かす前に必ず洗い流さないトリートメントをつけてから乾かし、最後の仕上げにオイルタイプのトリートメントをコーティングしましょう。
■カラーシャンプー&トリートメントを数日に1度のペースで使う
カラーの持ちが悪くなる可能性があるので、数日に1度カラーシャンプー、カラートリートメントを行い、色味の補充をすることをおすすめします。
ブリーチ後は毎日のヘアケアをより一層入念に行い、ダメージの進行を抑える必要があります。きれいに染めたヘアカラーを長期間楽しむためにも、お伝えしたブリーチ後のヘアケアを習慣化させましょう!
【画像】※ミルクボーイ、マハロ、mits / PIXTA(ピクスタ)