美容師なら当たり前!? お風呂上がりにしたい「ヘアケアルーティン」
美容師の野澤琢眞さんによると、ヘアケアをする上で1番大切にしてほしい時間はお風呂あがりの時間なんだとか。お風呂あがりのヘアケアを正しく習慣化することで、髪はうるおいを取り戻し、よりしっかりとした髪質へ近づきやすくなるそうです。
そこで今回は野澤さんに、ダメージ知らずのツヤ髪を目指すため、お風呂上がりにしたい“ヘアケアルーティン”を教えてもらいました。
1:タオルドライ後の頭皮エッセンスを塗布する
髪質改善を目指すなら、現段階で生えている髪だけをケアするのではなく、次生えてくる髪にも栄養を与えることが必要です。そのためお風呂からあがって1番にやるべきことは頭皮に栄養を与えること。
頭皮エッセンスをタオルドライの後に適量つけて、軽く頭皮に馴染ませたらマッサージを行ってください。頭皮エッセンスは毛根の血流をよくして、根元から立ち上がるしっかりした髪を目指す手助けをしてくれます。特に髪質が弱りやすい顔まわりや頭頂部を中心にしっかりとつけてケアしましょう。
2:洗い流さないトリートメント後にドライヤーで乾かす
頭皮をケアした後は、ドライヤーで乾かす前に、髪に栄養を送るための洗い流さないトリートメントを塗布しましょう。洗い流さないトリートメントは髪の内部に栄養が入りやすいミストタイプのトリートメントを塗布した後、コーティング力の高いオイルタイプのトリートメントをつけるのが筆者のおすすめ! 髪の内側と外側の両方のケアが期待できます。
洗い流さないトリートメントを塗布した後は、しっかりドライヤーを乾かすことで、トリートメントの効果を高めるとともに、髪の表面にあるキューティクルを閉じて髪のツヤや手触りを整えることも期待できます。なので、必ず就寝する前に乾かすようにしましょう。
3:寝る前にナイトパックを塗布する
髪をドライヤーで乾かした後、毛先にナイトパックを塗布してから寝ることをおすすめします。ダメージが進行しやすい毛先部分には洗い流さないトリートメントの他に、ナイトパックを寝る前につけることで、寝ている間も髪に栄養を浸透させてくれることが期待できます。
寝ている時間は平均6~8時間程度ありますよね。その間に毛先の集中ケアを行うようにすることで、翌朝髪にうるおいを感じられるはず。髪の状態がいいと朝起きたときの寝癖や広がりを抑えてくれるので、スタイリングがラクに! 寝ている時間を有効活用してみてはいかがですか?
今回は美容師の筆者が意識するお風呂あがりのルーティンをご紹介しました。毎日実践すればダメージ知らずのきれいな髪質に近づけるはずなので、ぜひマネしてみてください!
【画像】※buritora、Eri / PIXTA(ピクスタ)