その腹筋意味ないかも!? プロに聞いた「実はNG」お腹痩せを目指すエクササイズ
「お腹をスッキリさせるには腹筋!」というイメージが強いですよね。狭いスペースでも試しやすい腹筋は、宅トレメニューに組み込んでいる方も多いはず。ですが、ヨガインストラクターのyuukaさんによると実は腹筋は難易度が高く、続けてもお腹にしっかりアプローチできる方が少ないんだとか。
そこで今回はヨyuukaさんに、腹筋のNGなやり方と引き締まったお腹を目指すときにおすすめのエクササイズを教えてもらいました。
その腹筋、首が痛くなっていませんか?
出典: GATTA
腹筋の体勢はさまざまですが、女性は筋力が弱い方が多いので、ひざを軽く曲げた体勢で行うことが多いのではないでしょうか? ですが、10回程度続けると、お腹よりも首や肩周りが痛くて続けられないことも多いはず。
この方法だとお腹に刺激を感じる前に、普段の日常生活の姿勢からコリを感じやすい首や肩、背中へさらに負担をかけてしまうので、ただつらいだけであまり意味のない体を痛めがちなトレーニングになってしまう可能性も。上体を起こすとき、頭や首、背中から起こそうとして肝心なお腹への意識が抜けているので、しっかりと上半身を起こしきってようやくお腹に刺激を感じる状態だといえます。
逆腹筋でお腹にアプローチ!お腹引き締めを目指すエクササイズ
そこで筆者がおすすめしたいのは、脚をあげた姿勢から下ろしていくエクササイズです。少しコツが必要なので、確認しながらぜひ一緒に試してみてください。
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(1)仰向けに寝て、両腕を頭の先に下ろします。
(2)腰とお尻を少し丸めるイメージで両足を持ち上げ、脚の裏を天井へ向けましょう。
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(3)背中と腰を床にしっかりと接地させ、浮かないようにしましょう。
(4)息を吸います。背中と腰を床に接地させたまま息を吐き、ゆっくりと下ろしていきます。
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(5)お腹で支えるイメージです。背中と腰が床から浮きそうになる手前で止めてもOK!
(6)余裕がある場合は、さらにゆっくりと脚を床方向へ下ろしていきます。
(7)一度息を吸い、再び息を吐きながらお腹に力を入れ、ゆっくりと脚を持ち上げていきます。
(8)このときも背中と腰が床に接地している状態を保ちましょう。
(9)5~10回体力に合わせて行ってください。
首や肩周りをリラックスさせたまま行うことで、ダイレクトにお腹への刺激を感じられるはず。
背中と腰が浮いた状態で無理やり脚を下ろすと、腰に負担がかかる可能性があります。調節しながら、ご自身の体力に合わせて行ってみてくださいね。