メイクめんどくさい…!最低限これだけすれば垢抜ける「引き算メイク」のコツ10選
「メイクはしたいけどめんどくさい!」そんな風に感じるときもありますよね。マスク着用が日常的になり、顔の隠れる部分も多くなるとノーメイクになりがちに。しかし、ノーメイクにマスクだと顔がぼやけた印象になるので、仕上がりに納得がいかないことも多いのが本音。
ニューノーマルの今、一生懸命頑張るメイクではなく、最低限ポイントを押さえたメイクで垢抜けた印象を叶える”引き算メイク”に注目が集まっています!
そこで今回は、ベースメイク・アイメイク・リップメイクで上手に手を抜く“引き算メイクのポイント”をご紹介します。
もうファンデーションはいらない!? 引き算ベースメイクのコツ
1:丁寧なベースメイクで素肌感と立体感を演出
出典: Fastamp;Slow / PIXTA(ピクスタ)
印象に残るパーツメイクのためには“土台作り”がとても大切です。あまりお化粧をしていないのにキレイに見えるのは、ただメイクをシンプルにしているだけでなく、各パーツにあまりメイクをしなくても立体感がでるようにメイクをしていることが多いです。
そのポイントになるのが、ベースメイク。シンプルなアイメイクでも印象を際立たせるためには、まずしっかりとベースメイクをしておくことが大きなポイント。
コツはコントロールカラーでくすみを取り、コンシーラーでクマを隠してあげること。また、チークやローライトでメリハリをつけてあげると、よりシンプルなアイメイクを際立たせることができます。
このようにシンプル、かつ時短でメイクをしたいときでも、ベースメイクだけは手を抜かず、きちんと行うことが結果時短につながるんです。
2:顔全体のファンデーションはNG!下地やコンシーラーでOK
丁寧なベースづくりは大切ですが、顔全体にファンデーションを塗るのはNGです。
ご自身のお顔の中で特に隠したい部分にだけファンデーションを塗り、隠さなくてもよさそうな部分には下地だけ、コンシーラーを部分使いだけ、など最低限で済ませるメリハリメイクがおすすめ。
下地のようなテクスチャーの軽いものを広範囲に塗って、ある程度隠した上でテクスチャーの厚いファンデーションやコンシーラーをのせると、仕上がりのベースメイクの厚さが変わり、最低限でもきれいなメイクに仕上がります。
個人差はあるものの、極端なことを言ってしまえば、大体の方は目まわり、鼻まわり、口まわりに少量くらいのファンデーションで足りる場合が多いです。特に鼻まわりはきちんと小鼻の脇までファンデーションを伸ばせているかどうかで、ベースメイクの出来が変わるので注意しましょう。
3:フェイスパウダーの厚塗りは厳禁!ブラシでのせていくのがおすすめ
肌悩みが増えると、ファンデーションやフェイスパウダーを厚くのせがち。しかし、どちらも過剰にやりすぎると不自然になってしまいます。
フェイスパウダーもサラサラになるまでのせすぎると、粉っぽくなり老けた印象になってしまうので、パウダーはパフではなくブラシでつけるのがおすすめです。磨きあげられたようなツヤが出て、若々しく見えますよ。
ベースメイクのポイントはツヤ感が出て、ナチュラルな仕上がりにすること。必要最低限のカバーが透明感UPの秘訣です。
ナチュラルに目元を大きく見せる!引き算アイメイクのコツ
4:しっかりアイライナーは逆効果!? デカ目には余白が大切
特に一重さん、奥二重さんは気をつけたいポイントです。
リキッドアイライナーなどで上まぶたに太いアイライナーを引いてしまうと、目元が詰まって見えてしまい、目が小さく見えてしまうことがあります。
目元を大きく見せようとすると、どうしても黒のアイライナーで囲いたくなるかと思いますが、太いアイラインを引くことで余白がなくなり、目元が詰まって見えてしまい逆効果。インサイドライナーで目元を引き締めるか、細めのライナーや、ぼかしを使い、目元にも余白を残してあげましょう。
同様に、一重さん、奥二重さんは、下まぶたも、余白を作ってあげると目元が大きく見えます。明るめのアイシャドウやゴールド系の色味などを使い、白目を広げるようなイメージで下まぶたメイクをしてあげることが大きく見せるコツ。
目元を大きく見せるためのポイントは、余白をどう作るか、白目と黒目をバランスよく広げて見せることができるか、が大切。無理して濃い色味や濃いアイライナーで締めてしまうよりも、抜け感のある目元作りで、目元に余白を持たせてあげましょう。
5:物足りなさはリキッドアイライナーのポイント使いで解決
出典: GATTA
ナチュラルな抜け感を重視するアイメイクでは、基本的にアイラインはペンシルによるインサイドラインで十分。どうしても少し物足りないという方は、目尻だけリキッドアイライナーを使用して目元をちょっと強調するのがおすすめ。
やり方は目尻側の黒目と白目の境目くらいからリキッドアイライナーを引くだけです。ですが、目力を強調したいからといってアイラインを太くするのは避けましょう。目尻から5mmくらいはみ出すようにラインをひくと、自然な大きい目に仕上げることができます。
6:自まつ毛を活かしたナチュラルな仕上がりで目元の印象アップ
アイラインを引かない場合、マスカラをしっかりめに塗ることで、目元がぼやけすぎないように仕上げることができます。
ただ、根元からぎゅっと圧をかけすぎるしっかりビューラー、付けすぎのマスカラ、ばっちりすぎるつけまつげやまつげエクステなどは、シンプルメイクとは逆方向。
マスカラをなくしてもOKですし、少し段階を踏んでシンプルメイクに変えていきたい方は、アイラインを引いても、軽くビューラーをかけて、長さが出るマスカラなどを軽く付けるのみにすることで、軽やかさが出て引き算メイクにつながります。
7:アイシャドウで目尻側を囲みメイクに
出典: GATTA
自まつげを活かしてデカ目にみせるなら、アイシャドウを上手に使いこなすのがコツ。締め色のブラウンアイシャドウを、目尻側だけ少しワイドにしてのせます。目尻側を囲み目メイクにすることで影をつくり、目を大きく見せることが可能に。
下まぶたにのせるアイシャドウは、黒目の外側までにとどめておきましょう。目元全体を囲むアイメイクは、自まつげを活かすことの妨げになってしまう場合もあるので注意が必要です。
赤リップの差し色使いで大人っぽく!引き算リップメイクのコツ
8:ポイントは赤リップを主役にすること
リップのあるなしでは顔の印象も大きく変わりますよね。リップカラーによっては派手に見えることもありますが、差し色として使うと顔を明るく見せることができます。
赤リップはひと塗で華やかで大人っぽい印象になるため、リップ以外はなるべくカラーレスに。アイメイクもカラーの主張がないパール系のものをチョイスしてください。さらに、チークも抜け感を出すヌーディーカラーがおすすめです。
9:普段使いにはリップラインは不要
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ローズピンクや赤リップなどはひと塗りで華やかさが出る魔法のカラーです。華やかな装いが必要なパーティーなどに参加するときは、その魔法のカラーを目立たせるためにも、リップラインをしっかり取ってパキッとさせるのが、その場に合ったすてきなメイクですよね。
しかし、普段使いでリップラインをしっかり取って大胆カラーを塗ると浮いてしまう可能性も……。大胆なビビッドカラーを普段使いするなら、リップラインはあえてぼかし、口角からはみ出さないように気をつけると良さそうです。女性らしさや、やわらかさが出るので若々しい印象になりますよ。
10:マスクメイクには色付きリップがおすすめ
マスク着用が日常的な今、リップやチークはマスクで隠れてしまいます。「どうせ隠れるから」とメイクをしなくなっている方のほうが多いのではないでしょうか。
リップやチークをがんばりすぎるとマスクにべっとりとメイクがついてしまうので、マスクをしているときはあまりしなくてよいかと思います。
ただ、飲み物を飲むときや食事のときに、少しマスクをずらすと見えてしまう部分。口元だけは色付きのリップなどを朝サッと仕込んでおき、少し地の唇より明るくするのもおすすめです。
マスクで顔が隠れることが多いですが、まったくメイクをしないのではなく、ポイントを押さえたメイクで垢抜けた印象を目指していきましょう。頑張らない”引き算メイク”で、透明感もアップ! ぜひ明日から参考にしてみてくださいね。
※ こちらの記事はGATTAの過去掲載記事をもとに作成しています。
【画像】※FastSlow、EKAKI / PIXTA(ピクスタ)、Dyachkov、Ilya Morozov / Shutterstock