あごニキビなんてなかったのに…マスク蒸れを軽減する「スキンケアのコツ」3選
マスク生活が続く日々ですが、マスク蒸れであごニキビなどのトラブルに悩むことが増えていませんか? 何をやっても肌トラブルの回避は無理なんじゃ……と諦めるのはまだ早いです。
美肌研究家の杉本由美さんによると、スキンケアの工夫やルーティンにより、マスクの蒸れなどによるあごニキビのリスク軽減が期待できるそうですよ。
そこで今回は杉本さんが、あごニキビ回避のために行っているスキンケアと押さえておきたいコツを教えていただきました。
コツ1:朝は決まって泡洗顔
マスク蒸れによる肌トラブルを意識し始めてから、朝は必ず泡洗顔をするようになりました。理由としては、定期的な角質ケアをするより、日々の洗顔で古い角質が蓄積されないようにしたいから。
そのため、バリア機能として期待できそうな必要な角質だけを残して、肌トラブルの原因となる不要な古い角質は蓄積されないように、洗顔でのケアを大切にしています。
キメの細かい弾力のあるしっかりとした泡を作り、手のひらで洗うというより泡をお肌に密着させて洗います。他の部分より、特に小鼻やあごなどを丁寧に洗うことを意識しています。
洗い流すときも手の平でゴシゴシとすすぐことはせず、水を当てて洗い流していきます。すすぎの回数は数十回と多くはなりますが、お肌に刺激を与えない洗顔が重要なカギなのです。
コツ2:こまめな保湿で「乾かないお肌」を意識
マスク着用をするようになり、今まで以上にこまめな保湿を大切にしています。
マスクで覆われたお肌は蒸れているため、保湿されているように感じますが、油断してはダメ。マスクを外したときは、表面のべたつきをティッシュオフしてから化粧水や乳液などでお直し保湿をします。
また、お風呂上りにスキンケアをしたうえで、ベッドに入る前にさらに“おやすみ保湿”をするようにしています。マスクで覆われている部分だけでも必ず行うようにしていますよ。
コツ3:プレケア、アフターケアを充実させる!
毎日ではありませんが、マスクを着用するようになってからスチーマーの活躍頻度がアップ。
特にいつもよりマスク着用の時間が増えそうなときは、前日にスチーマーでのケア、その日の夜はコットンパックなどプレケアとアフターケアを充実させています。
長時間のマスク着用により、赤く膨らみかけたニキビ予備軍ができたときも、しっかり保湿ができているせいか悪化せずに過ごせていますよ。
マスク蒸れによる肌トラブル回避のためには、スキンケア方法を見直すことがとても重要なカギとなります。マスクによる肌トラブルに悩まないために、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※個人差があります
【画像】Ushico、jhphot / PIXTA(ピクスタ)