美容師が教える簡単ヘアケアテク!お風呂上がりに「プロ級ツヤ髪を目指す」コツ5選

季節の変わり目、ヘアスタイルを変えたのになんだか毛先のパサつきが気になる……。そのパサつき、もしかしたらヘアカラーやアイロンなどのダメージによる乾燥が原因かもしれません。

いつでも美容院帰りのような、うるおいのあるツヤ髪を目指したいですよね。そのためには、お風呂上がりのヘアケアがとっても大切です! ドライヤーのやり方やヘアオイルの使い方ひとつで、プロ級の仕上がりに近づきます。

そこで今回は、美容師直伝のお風呂上がりにできる簡単ヘアケアのコツをご紹介します。


目次

髪のパサつきの原因は?


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髪の毛にはもともとうるおいがあり、弾力とハリコシがあるものですが、さまざまな理由で乾燥してパサつきが出てしまいます。その原因のひとつが、髪の内部のタンパク質がなくなってしまうことだと考えられています。

タンパク質が流れ出てしまう要因としてよく挙げられもののなかに、ヘアカラーやパーマなどの施術や、コテやヘアアイロンでスタイリングをするときの熱処理があります。それだけではなく、毎日行うシャンプーだけでも髪の内部からタンパク質は流出してしまうのだそう。

一度流出してしまったタンパク質は、髪の中で自ら再生することはないとのこと。パサついてしまった髪には改めて外部から栄養を補給しましょう。


ダメージ補修力のあるアイテムでうるおいを補うことが大切


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パサついてしまった髪にうるおいを取り戻すためには、まず、必ず補修用のシャンプー・トリートメントを使いましょう。とくにシャンプーには髪の毛の主成分であるアミノ酸が含まれているものがおすすめ。髪の毛の成分で髪の毛を洗うことで、髪本来のうるおいを失うことなく髪を洗うことができるとされています。

ドライヤーをする前は洗い流さないトリートメントをしっかりとつけましょう。寝ている間に髪の内部に栄養を届けてくれるとされています。必ず夜につけるようにしてください。


お風呂上がりのケアが肝心!プロ級のツヤ髪に仕上げるコツ5選


1:お風呂上がり前に引き上げスキャルプマッサージをする


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美しいツヤ髪を目指すには頭皮のケアも大切です。これから生えてくる髪のために、地肌をほぐして血行をよくしましょう。

やり方はとても簡単。まず、シャンプーのあとに、左右の耳周りから頭頂部へかけて、サイドをグーッと引き上げます。指を少し曲げ、やや強めの指圧で筋肉を意識してリフトアップしていきましょう。そして、センターはフェイスラインから後頭部にかけて、オールバックにするように引き上げます。後頭部は、襟足辺りからつむじに向かって引き上げましょう!

これにより頭皮の筋肉のコリの解消を目指せます。また、地肌が柔らかくなることで、血流のにぶい毛細血管が動き出し、髪をつくり出す毛母細胞にしっかり栄養が行き届きやすくなるため、健康な髪が生えてくる土台になることが期待できます。

お顔のリフトアップにもなるのもうれしいポイント。大体所要時間は、30秒~1分ほどでOK!


2:タオルドライはこすらず押さえる


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お風呂上がりには、髪の水気を取りますよね。お風呂場で髪をしぼってからバスタオルで拭くと思うのですが、ここで気を付けておかなければならないことがあります。

それは、“濡れた髪は摩擦に弱く、タオルでも傷付く”ということ。水分を含んでいる状態の髪はキューティクルが開いている状態。なので、摩擦による物理的ダメージを与えないように、髪をバスタオルで押さえたり優しく叩いたりして、なるべくこすらず水気を切りましょう。

特に毛先は気を付けましょう。地肌はしっかりこすっても大丈夫ですよ!


3:アウトバストリートメント&オイルをつけるタイミングと量に気を付ける


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アウトバストリートメントやヘアオイルはどのタイミングでつけますか? 意外と多いのが、“オイルは乾かした後につける”という方。しかし、これだとオイルはスタイリングの役割をしてしまいます。

水分やアウトバストリートメントの成分をしっかりとどめたいときは、アウトバストリートメントもオイルも髪を乾かす前につけましょう。

ポイントは“つける分量”。もっともたっぷりつけるべきは、毛先! 毛先にしっかりと付けて中間まで馴染ませます。続いて髪の表面や毛量の多い後頭部、襟足の順につけていき、最後に手に薄く残った分を前髪や顔周りに付けます。

ドライヤーやヘアアイロンの熱でダメージを受けやすい箇所は入念に。髪が長い方は、背中と擦れてパサつきやすい“襟足”もしっかりケアしましょうね。クシを使って馴染ませるとより効果が期待できますよ。


4:ドライヤーを丁寧にかける


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髪は乾いたときに形が決まるので、特にくせ毛さんにとってブローはものすごく大切です。まずは乾かす前に保湿オイルやクリームを使って、髪が乾燥し過ぎないように下準備。

最初は乾きにくい内側から乾かします。表面はすぐに乾くので後にしましょう。内側がある程度乾いたらドライヤーの風を上から下に当てましょう。

キューティクルが整って髪にツヤが出ます。優しく手ぐしを通しながら乾かすと、よりまとまりが出てよいですね。最後に全体的に冷風を当てましょう。冷風でキューティクルを閉めて、水分を髪の中に閉じ込めるイメージです。


5:寝る前にナイトパックを塗布する


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髪をドライヤーで乾かした後、毛先にナイトパックを塗布してから寝ることをおすすめします。ダメージが進行しやすい毛先部分には洗い流さないトリートメントの他に、ナイトパックを寝る前につけることで、寝ている間も髪に栄養を浸透させてくれることが期待できます。

寝ている時間は平均6~8時間程度ありますよね。その間に毛先の集中ケアを行うようにすることで、翌朝髪にうるおいを感じられるツヤのある髪になっているはず。髪の状態がいいと朝起きたときの寝癖や広がりを抑えてくれるので、スタイリングがラクに! 寝ている時間を有効活用してみてはいかがですか?



簡単なヘアケアばかりなので、毎日のルーティーンにすることでうるおいのある髪に近づくかもしれません。髪のパサつきやダメージ補修を目指せるコツを覚えて、プロ級のツヤ髪を目指しましょう!



※ こちらの記事はGATTAの過去掲載記事をもとに作成しています。

【画像】※horiphoto / PIXTA(ピクスタ)、ANN PATCHANAN、 Maryna Pleshkun、Alliance Images 、Maryna Pleshkun/ shutterstock

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