マスクで蒸れて毛穴が気になる…スキンケアのプロに聞いた「黒ずみケア」3STEP
マスク着用の蒸れによる肌荒れに加え、最近は季節柄、毛穴の黒ずみも気になっている方が多いかもしれません。
目立つ毛穴の黒ずみは、メイク崩れなどの原因になるだけでなく、さらなる肌トラブルにつながることも。そうなる前に、早めにケアしておきたいですね。
そこで今回は美肌研究家の杉本由美さんに、自身が行っている肌の黒ずみのルーティンケア3STEPを教えてもらいました。
STEP1:コットンで鼻保湿パック
実はマスク内が蒸れていても、お肌はインナードライで乾燥している場合が多いんです。
お肌の乾燥は黒ずみの原因のひとつとも言われており、不足している潤いをしっかりケアしておくことが大切。そこで黒ずみが気になりやすい小鼻などは、定期的なコットンパックで保湿しています。
通常のスキンケアを一通りしたあと、化粧水を含ませたコットンを鼻にのせるだけ。コットンが乾いてしまう前に外して、クリームなどで素早くフタをして完結。
保湿をさらに強化させたいときは、コットンパックの上から乳液をのせたりラップをかぶせたりして化粧水が蒸発するのを防ぎ、2~3分ほど放置しておきます。
STEP2:酵素洗顔でスペシャルケア
毛穴の皮脂詰まりが気になりだしたら、早めのスペシャルケアがおすすめ。普段から小鼻のザラつきを感じたら、酵素洗顔で角質ケアをして毛穴に角栓が詰まるのを防ぎ、毛穴の黒ずみ回避を意識しています。
酵素洗顔は毛穴の黒ずみに効果的といわれているケアですが、注意してほしいのは頻度。やり過ぎてしまうと必要なうるおいまで取り除いてしまい、肌トラブルにつながってしまいます。
筆者の場合はザラつきが気になるときだけ、もしくは多くても週1回くらいの頻度で酵素洗顔を行っています。これで十分黒ずみは回避できていますよ。
STEP3:朝夜の丁寧な洗顔
毛穴の黒ずみは、できてしまってからケアするのはとても難しいです。そのため、角栓や黒ずみができる前にケアすることを日ごろから心掛けておくことがポイント。
特に意識しているのが、朝夜の丁寧な洗顔。擦ったりしてお肌に刺激を与えないようにしながらも、毛穴に汚れを残さないことを大切にしています。
朝は泡洗顔で押し洗いをして、両手ですくったぬるま湯をお顔に数十回当ててすすぎます。夜はメイクと皮脂が混ざり合った汚れが残らないよう、しっかりとクレンジング。このときも、ゴシゴシと擦らないように気をつけています。
夏は、ほかの時期と比べて皮脂詰まりや毛穴の黒ずみが気になりやすいシーズンです。さらにマスク着用によるムレが影響し、毛穴の黒ずみができやすい状態に。
今回ご紹介した黒ずみのルーティンケアを参考に、肌荒れを回避して美肌キープにつなげてくださいね。
※個人差があります
【画像】ryanking999、Ushico / PIXTA(ピクスタ)