【阪急うめだ本店】廃棄物をアートに変える気鋭のアーティスト「長坂真護展~Still A BLACK STAR~」10月23日(水)より開催

初収穫したスーパーフード、モリンガのお茶も先行販売


真実の海 110,000,000円<ガーナ>(幅120×高さ120cm、Oil and Apparel-waste on Woodpanel)

阪急うめだ本店 9階 阪急うめだギャラリー・アートステージでは、2024年10月23日(水)~11月4日(月)の期間中、世界でも有数の電子機器の墓場と言われるガーナのスラム街、アブボグブロシーの貧困問題と環境問題をアートのチカラで変えようとする長坂真護の個展を開催します。活動の原点であるガーナの作品を中心に、約150点の作品が一堂に。また海岸に廃棄された洋服から生み出した人工ダイヤモンドの初お披露目や農業事業で初めて収穫したスーパーフード、モリンガのお茶を一般販売に先駆け販売するなど最新の取り組みも紹介します。

タイトル:「長坂真護展~Still A BLACK STAR~」
期間:2024年10月23日(水)~11月4日(月) ※最終日は午後5時終了
場所:阪急うめだ本店 9階 阪急うめだギャラリー・アートステージ
特設サイト:https://website.hankyu-dept.co.jp/honten/h/gallery_nagasakamago/
■ガーナにて廃棄された電子機器を使ったアートを中心に約150点を一堂に。
廃棄物をアートに変えた作品のほか、現在とは画材や作風の異なる路上画家時代の貴重な作品や長坂真護が平和の象徴と捉える月を描いた作品など数々を展示します。また未来の“スーパースターズ”スラム街の青少年たちが描いた力強い作品にも注目。売上は作家である青少年たち本人に還元され、彼らの生活を支えています。

Ben is going to become plastics 22,000,000円<ガーナ>(幅171×高さ231cm、Oil and E-waste on Canvas)

Transporter 5,500,000円<ガーナ>(幅120×高さ120cm、Acryl and E-waste on Canvas)

Star ish girl 22,000,000円<ガーナ>(幅115×奥行100×高さ180cm、Oil ,E-waste , FRP and cement)


Colorful Dinosaur 660,000円<路上時代>(幅120×高さ90cm、版画)

NEW MOON 7,700,000円(幅120×高さ120cm、越前和紙・墨・金銀泥・クリスタル)

スーパースターズ 363,000円(幅67×高さ96cm、Ink on Canvas)

初お披露目!廃棄された洋服から生まれた人工ダイヤモンド


2021年アブボグブロシー近郊の海岸に捨てられている、先進国が寄付したアパレル製品を発見。無償提供ではなく販売され、在庫過多で大量廃棄されているという実情を知り、“ビーチクリーンプロジェクト”を開始します。回収したアパレル製品からカーボンを生成し、人工ダイヤモンドにリサイクルする活動に着手。この活動により誕生した人工ダイヤモンドを初お披露目します。





初収穫したスーパーフード、モリンガのお茶を先行販売!


新たな雇用創出のため、アート作品の売上を資金に展開している農業。2022年に農地を探し始め、ガーナ、アクラ近郊の農園でオリーブやコーヒー豆、モリンガなどの木を植樹しました。
栄養価とCO2の吸収量の高さが植物の中でもトップクラスのモリンガは、環境保全に貢献するスーパーフードとして知られています。現在、11エーカーの農地で約4,000本を栽培しています。本展では、初収穫したモリンガのお茶を一般販売に先駆け先行販売します。



■月の塔プロジェクトを紹介


2019年にガーナの人々とともに作り上げた大型アート作品「月の塔」。2022年に展示をした小豆島に続き、2025年に橋爪紳也(大阪公立大学特別教授)との共同プロデュースで万博記念公園「EXPO’70パビリオン」に展示予定。当プロジェクトを通じて市民と企業が一体となり、国境を越えて経済・文化・環境の好循環を生み出し、2030年までの世界共通目標である“SDGs(持続可能な開発目標)”達成へと導くシンボルとなることを目指しています。本展では、「月の塔プロジェクト発足準備室」の構想や取り組みについてお披露目します。






<長坂真護プロフィール>美術家
MAGO CREATION 株式会社 代表取締役
MAGO MOTORS JAPAN 株式会社 代表取締役
MAGO MOTORS LTD CEO
iU 情報経営イノベーション専門職大学 客員教授
1984年生まれ。
2017年6月、ガーナのスラム街・アグボグブロシーを訪れ、先進国が捨てた電子機器を燃やすことで生計を立てる人々と出会う。以降、廃棄物で作品を制作し、その売上げから生まれた資金で現地にリサイクル工場建設を進めるほか、環境を汚染しない農業やEVなどの事業を展開。経済・文化・環境(社会貢献)の3軸が好循環する新しい資本主義の仕組み「サステナブル・キャピタリズム」を提唱し、スラム街をサステナブルタウンへ変貌させるため、日々精力的に活動を続けている。
2022年9月、東京「上野の森美術館」にて自身初となる美術館個展を開催。同年11月、第51回ベストドレッサー賞、学術・文化部門受賞。ガーナに「MAGOMOTORS LTD」を設立し、ガーナ人63名が働いている。(2024年9月時点)




詳細はこちらからご確認ください。
https://website.hankyu-dept.co.jp/honten/h/gallery_nagasakamago/index.html#project