【LINEリサーチ】約半数の高校生が1日に1時間以上テレビを視聴、その大半が”ながら視聴” テレビ番組では「世界の果てまでイッテQ!」が、男女ともに半数以上がよく見ると回答。2位以降は男女差がみられた
LINE株式会社では、同社が保有する約529万人の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営しております。このたびLINEリサーチでは、日本全国の高校1年生~3年生の男女を対象に、高校生のテレビ視聴状況を調査いたしましたので、その結果をお知らせします。※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」でご覧いただけます:http://research-platform.line.me/archives/36022784.html
■1日の視聴時間、最も多いのは「1時間~2時間未満」
まず「ふだん、平均して1日にどのくらいの時間、テレビを見ていますか?」という質問をしてみました。すると、視聴時間の長さに関わらず9割以上の高校生が毎日テレビを見ているということがわかりました。もっとも多かったのは「1日に1時間~2時間未満」(25%)。 1日に1時間以上テレビを見る高校生も約半数以上いるという結果に。一方、テレビを「まったく見ない」高校生は1割弱と少数でした。多くの高校生は、毎日テレビを1時間以上見ていることが多いようですね。ちなみに、テレビを見る時間の男女差はほとんどなく、男女ともに同じような割合でした。
■テレビを見ながらしていること1位は「食事」。「SNS」や「ゲーム」、「YouTube」も。
次に「ふだん、テレビを見ながらしていることは?」と質問してみたところ、男女ともに1位は「食事をする」、2位は「家族と話をする」という結果に。純粋に「テレビだけを見ている/他のことはしない」という人は全体で7%と少数派。9割以上の人はテレビを見ながら何か別のことをしていることがわかりました。全体的に、男子高生よりも女子高生の方が回答の割合が高く、女子高生はテレビを見ながらさまざまなことをしているようですね。
3位以降では男女で違いが出ています。「見ている番組に関係なく、SNSを見たり、投稿したりする」が女子高生では3位にランクインしていますが、男子高生では6位。「ゲームをする」が男子高生では3位にランクインしていますが、女子高生では7位。手元でスマホゲームをしながら、テレビも見る…器用な「ながら見」の様子がうかがえます。ほかにも、女子高生の10位には「勉強をする」がランクイン。テレビをBGMとして聞きながら勉強をしているのかもしれません。女子高生も男子高生も集中してテレビを見ることもあれば、眺めながら食事や家族と話をしたり、BGM代わりにテレビをつけておいて、ゲームやYouTubeをしたりして楽しむ見方もしているのかもしれません。
■人気があるジャンルはバラエティー。男女で好みの差もあり
実際に高校生はどんなテレビ番組を見ているのでしょうか。「ふだん、よく見ているテレビ番組のジャンルは?」という質問をしてみると、1位は「バラエティー」という結果に。2位は「ドラマ」でした。全体的に女子高生の方が多くのジャンルの番組を見ている傾向があり、特に「バラエティー」、「ドラマ」、「音楽」、「映画」については男子高生よりも女子高生の方が高い割合で、これらのジャンルの番組が女子高生は好きなようです。
一方、男子高生は「スポーツ」や「アニメ・特撮」の人気が高い様子。特に「スポーツ」は男子高生が26%であるのに対して女子高生は10%と、2倍以上の差が開いています。情報番組系では、塾や部活で帰宅する時間が遅い影響もあってか、昼や夕方の時間の「情報・ワイドショー」より、「ニュース・報道」を見る割合が高いこともわかりました。高校生は世の中の動きもちゃんとチェックしているようです。
■高校生に人気のテレビ番組1位は「世界の果てまでイッテQ!」
高校生に、夕方から夜に放送している“よく見るバラエティー番組”について質問をしてみました。バラエティー番組1位は男女共通して「世界の果てまでイッテQ!」。根強い人気を誇る日本テレビの番組です。2位以降は男女で差が出ました。
女子高生の2位「嵐にしやがれ」、3位「VS嵐」はどちらも嵐の番組。「嵐」が出ている番組は、過半数近くが見る、女子高生にとって定番の番組のようです。また、「天才!志村どうぶつ園」、「ニンゲン観察バラエティモニタリング」、「ザ!世界仰天ニュース」は女子高生からの人気が高く、10位以内にランクイン。
一方、男子高生に人気なのは「世界一受けたい授業」、「世界まる見え!テレビ特捜部」でした。マツコと有吉の冠番組である、「マツコの知らない世界」、「有吉の壁」、「有吉ゼミ」は男女共通して人気があるようです。
次に、“よく見るアニメ番組“についても質問をしてみました。男女に共通して人気が高かったのは「名探偵コナン」で女子高生2位、男子高生1位でした。「ワンピース」は女子高生4位、男子高生3位とこちらも人気。「サザエさん」、「ドラえもん」、「ちびまる子ちゃん」などの長寿アニメ番組もそれぞれランクイン。その他は男女で異なるランキングとなりました。
女子高生の1位は「ハイキュー!!」。過去の調査の「高校生マンガ事情」でも女子高生のハマっているマンガで上位に入っていました。高校バレーボールをテーマにした作品です。
一方男子高生は、2位に週刊少年マガジンで連載中のマンガ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」がランクイン。4位は同じく連載中の「彼女、お借りします」、5位はWEB小説サイトで連載中のライトノベル作品「魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~」がランクイン。 また、Twitterに掲載され話題となったショートマンガ「宇崎ちゃんは遊びたい!」などの深夜アニメも上位にランクインしました。
LINEリサーチでは、今後も国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤に、様々な調査を定期的に実施してまいります。
【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の高校1年生~3年生の男女
実施時期:2020年8月27日~28日
有効回収数:1046サンプル
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならないことがあります
【「LINEリサーチ」について】
「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。約529万人のアクティブモニターのうち10~29歳が52%を占め*、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
* 2020年7月時点
「LINE リサーチ」公式サイト:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/
■1日の視聴時間、最も多いのは「1時間~2時間未満」
まず「ふだん、平均して1日にどのくらいの時間、テレビを見ていますか?」という質問をしてみました。すると、視聴時間の長さに関わらず9割以上の高校生が毎日テレビを見ているということがわかりました。もっとも多かったのは「1日に1時間~2時間未満」(25%)。 1日に1時間以上テレビを見る高校生も約半数以上いるという結果に。一方、テレビを「まったく見ない」高校生は1割弱と少数でした。多くの高校生は、毎日テレビを1時間以上見ていることが多いようですね。ちなみに、テレビを見る時間の男女差はほとんどなく、男女ともに同じような割合でした。
■テレビを見ながらしていること1位は「食事」。「SNS」や「ゲーム」、「YouTube」も。
次に「ふだん、テレビを見ながらしていることは?」と質問してみたところ、男女ともに1位は「食事をする」、2位は「家族と話をする」という結果に。純粋に「テレビだけを見ている/他のことはしない」という人は全体で7%と少数派。9割以上の人はテレビを見ながら何か別のことをしていることがわかりました。全体的に、男子高生よりも女子高生の方が回答の割合が高く、女子高生はテレビを見ながらさまざまなことをしているようですね。
3位以降では男女で違いが出ています。「見ている番組に関係なく、SNSを見たり、投稿したりする」が女子高生では3位にランクインしていますが、男子高生では6位。「ゲームをする」が男子高生では3位にランクインしていますが、女子高生では7位。手元でスマホゲームをしながら、テレビも見る…器用な「ながら見」の様子がうかがえます。ほかにも、女子高生の10位には「勉強をする」がランクイン。テレビをBGMとして聞きながら勉強をしているのかもしれません。女子高生も男子高生も集中してテレビを見ることもあれば、眺めながら食事や家族と話をしたり、BGM代わりにテレビをつけておいて、ゲームやYouTubeをしたりして楽しむ見方もしているのかもしれません。
■人気があるジャンルはバラエティー。男女で好みの差もあり
実際に高校生はどんなテレビ番組を見ているのでしょうか。「ふだん、よく見ているテレビ番組のジャンルは?」という質問をしてみると、1位は「バラエティー」という結果に。2位は「ドラマ」でした。全体的に女子高生の方が多くのジャンルの番組を見ている傾向があり、特に「バラエティー」、「ドラマ」、「音楽」、「映画」については男子高生よりも女子高生の方が高い割合で、これらのジャンルの番組が女子高生は好きなようです。
一方、男子高生は「スポーツ」や「アニメ・特撮」の人気が高い様子。特に「スポーツ」は男子高生が26%であるのに対して女子高生は10%と、2倍以上の差が開いています。情報番組系では、塾や部活で帰宅する時間が遅い影響もあってか、昼や夕方の時間の「情報・ワイドショー」より、「ニュース・報道」を見る割合が高いこともわかりました。高校生は世の中の動きもちゃんとチェックしているようです。
■高校生に人気のテレビ番組1位は「世界の果てまでイッテQ!」
高校生に、夕方から夜に放送している“よく見るバラエティー番組”について質問をしてみました。バラエティー番組1位は男女共通して「世界の果てまでイッテQ!」。根強い人気を誇る日本テレビの番組です。2位以降は男女で差が出ました。
女子高生の2位「嵐にしやがれ」、3位「VS嵐」はどちらも嵐の番組。「嵐」が出ている番組は、過半数近くが見る、女子高生にとって定番の番組のようです。また、「天才!志村どうぶつ園」、「ニンゲン観察バラエティモニタリング」、「ザ!世界仰天ニュース」は女子高生からの人気が高く、10位以内にランクイン。
一方、男子高生に人気なのは「世界一受けたい授業」、「世界まる見え!テレビ特捜部」でした。マツコと有吉の冠番組である、「マツコの知らない世界」、「有吉の壁」、「有吉ゼミ」は男女共通して人気があるようです。
次に、“よく見るアニメ番組“についても質問をしてみました。男女に共通して人気が高かったのは「名探偵コナン」で女子高生2位、男子高生1位でした。「ワンピース」は女子高生4位、男子高生3位とこちらも人気。「サザエさん」、「ドラえもん」、「ちびまる子ちゃん」などの長寿アニメ番組もそれぞれランクイン。その他は男女で異なるランキングとなりました。
女子高生の1位は「ハイキュー!!」。過去の調査の「高校生マンガ事情」でも女子高生のハマっているマンガで上位に入っていました。高校バレーボールをテーマにした作品です。
一方男子高生は、2位に週刊少年マガジンで連載中のマンガ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」がランクイン。4位は同じく連載中の「彼女、お借りします」、5位はWEB小説サイトで連載中のライトノベル作品「魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~」がランクイン。 また、Twitterに掲載され話題となったショートマンガ「宇崎ちゃんは遊びたい!」などの深夜アニメも上位にランクインしました。
LINEリサーチでは、今後も国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤に、様々な調査を定期的に実施してまいります。
【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の高校1年生~3年生の男女
実施時期:2020年8月27日~28日
有効回収数:1046サンプル
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならないことがあります
【「LINEリサーチ」について】
「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。約529万人のアクティブモニターのうち10~29歳が52%を占め*、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
* 2020年7月時点
「LINE リサーチ」公式サイト:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/