【LINEリサーチ】8割強の高校生が「推しがいる/いたことがある」と回答 ジャンルは男女ともに「アニメの登場人物・キャラクター」が1位 推しを応援する「推し活」は、「推しの出ている映像をみる」が1位
LINE株式会社では、同社が保有する約549万人の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営しております。このたびLINEリサーチでは、日本全国の高校生を対象に、好きな人やキャラクターなどの推しがいるか、またその推しのジャンルや推すようになったきっかけなどについて調査しましたので、その結果をお知らせいたします。※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」でご覧いただけます: https://research-platform.line.me/archives/38260333.html※本リリース内のグラフ画像につきましては、「プレスリリース素材ダウンロード」より、ご確認ください。
■推しがいる/いたことがある高校生は85%!女子高生では9割超
まずは高校生に、周りにすすめたいほど好きな人やキャラクターなどの推しがいるかを聞きました(※)。
※グループやチーム全体(=箱推し)もすべて含みます。人やキャラクター以外の「モノ(施設や概念など)」は除きます。
推しが「いま、いる」と答えた高校生は全体で79%という結果に。男女別にみると、女子高生では9割近く、男子高生では約7割と、男女ともに高い割合を占めています。
さらに推しが「いま、いる」、「以前はいたが、いまはいない」を含めた、「推しがいたことがある」高校生は女子高生93%、男子高生76% ということがわかりました。一方、「いたことはない」人の割合は全体で13%と低めですが、女子高生よりも男子高生の割合が高めで約2割でした。また推しがいたことがある人はどの学年も8割超と高い割合で、特に高1の割合が少し高めでした。
■高校生の推しは男女ともに「アニメやマンガの登場人物・キャラクター」が人気
次に、いま推しがいる、また過去に推しがいたことのある高校生に、「推しのジャンル」について聞きました。全体では1位「アニメの登場人物・キャラクター」、2位「マンガの登場人物・キャラクター」という結果に。「アニメの登場人物・キャラクター」は、男女ともに4割超と高い割合で1位にランクイン。
男女別にみると、2位以降は男女で順位が変わってきます。女子高生の上位はいずれも4割前後の割合で並び、2位の「アイドル/アイドルグループ」、4位の「歌手/音楽アーティスト/バンド」など、音楽関連のジャンルが目立ちます。
男子高生は2位に「マンガの登場人物・キャラクター」、3位に「ゲームの登場人物・キャラクター」と続きます。女子高生に人気の「アイドル/アイドルグループ」は、男子高生では6位にとどまりました。
また「YouTuber(ユーチューバー)」の順位は男女ともに5位ですが、こちらも割合は圧倒的に女子高生のほうが高くなっています。男子高生ではCGやアニメのアバターなどを使って動画配信を行う「VTuber(ブイチューバー) 」の割合が女子高生よりも高く、女子高生ではランキング外ですが男子高生では7位にランクインしています。そのほかにも、女子高生では10位に「ボーカロイド」がランクイン。ランキング外ではありますが、「スポーツの選手/チーム」と回答した人は女子高生よりも男子高生の割合が高めでした。
■推しを推すようになったきっかけは?ジャンルごとに紹介
いま推しがいる、もしくは過去にいたことのある高校生に、推しを推すようになったきっかけを聞きました。
ジャンルごとに、推すようになったきっかけは人それぞれあるようです。はじめにアニメ・マンガ・ゲームなどの作品から入り、そこから登場人物やキャラクターへ興味が移り、詳しく調べるうちに好きになるといったパターン。また、アーティストやバンドの歌う姿を見たり、曲を聴いたりしてハマるパターンも。親や周りの人の影響、YouTubeやTikTokのおすすめ動画などを見て、という人もいました。また、「テレビや動画を見ていたら気がつくとハマっていた」という声もあり、見た目の好みだけでなく人間性やギャップに好感を持ったことがきっかけで推すようになるパターンも多いことがわかりました。
■「推し活」1位は「推しの出ている映像(番組や動画など)をみる」
いま推しがいる、また過去に推しがいたことのある高校生に、推しを応援するためにやっている、または過去にやっていた「推し活」について聞きました。全体で「推し活」を する人は男子高生よりも女子高生の割合が高く、「推し活」をしていない・していなかった人は女子高生4%、男子高生18%と少数派でした。
「推し活」の具体的な活動としては「推しの出ている映像(番組や動画など)をみる」が全体で6割超とTOPに。特に女子高生では8割近くと、高い割合を占めました。2位は「推し関連のグッズを買う/集める」、3位は「推しのSNSやチャンネルをチェックする/フォローする」、4位は「推しのことを想う/存在に感謝する」が5割台で続きます。女子高生ではいずれも7割前後と高く、全体6位以降の「推しを周りにすすめる・推しについて語る」「推しのことがのっているニュースや情報(ブログや雑誌など)をチェックする」「推しの誕生日を祝う(生誕祭)」も、6割前後と高い割合を占めていました。
また、全体10位の「同じ推しの人と集まる/つながる」は高1で割合が高く、特に高1女子では4割超という結果に。そのほか、ランキング外ですが「推しのイラストや作品を描く/作る」は女子高生で3割いました。
■推しがいる人は「楽しそう」「日々充実していそう」など、ポジティブなイメージ
「推しの意味がわからない」と回答した人以外の高校生に、推しがいる人にどのようなイメージ・印象を持っているか聞きました。
全体でも男女別でも、1位「楽しそう」、2位「日々充実していそう」というポジティブな回答がランクイン。特に女子高生ではどちらも7割前後の高い割合を占めています。
全体3位は「お金がかかりそう」。楽しそうだけど、「推し活」はお金がかかりそうというイメージを持つ人も多いようです。全体4位以降は「いろいろな情報を知っていそう(情報通)」「こだわりがありそう」が続きます。「こだわりがありそう」は、男女ともにほぼ同じ割合ですが、高3男子で特に割合が高めでした。そのほかにも「友だちや仲間が多そう」「友だちや仲間との絆(きずな)や関係が深そう」「社交性がありそう」といった、人間関係が広がったり深くなったりするイメージを持つ人もいるようでした。
全体的にポジティブな意見が上位に多くランクインしていますが、「なかなかやめられなさそう/やめるタイミング難しそう」「忙しそう」などのイメージを、少数ながらも持たれていることもわかりました。
LINEリサーチでは、今後も国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤に、様々な調査を定期的に実施してまいります。
【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の高校1年生~3年生の男女
実施時期:2021年6月18日~2021年6月21日
有効回収数:1044サンプル
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なる場合があります
【「LINEリサーチ」について】
「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。約549万人のアクティブモニターのうち10~29歳が51%を占め*、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
* 2021年6月時点
「LINEリサーチ」公式サイト:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/
■推しがいる/いたことがある高校生は85%!女子高生では9割超
まずは高校生に、周りにすすめたいほど好きな人やキャラクターなどの推しがいるかを聞きました(※)。
※グループやチーム全体(=箱推し)もすべて含みます。人やキャラクター以外の「モノ(施設や概念など)」は除きます。
推しが「いま、いる」と答えた高校生は全体で79%という結果に。男女別にみると、女子高生では9割近く、男子高生では約7割と、男女ともに高い割合を占めています。
さらに推しが「いま、いる」、「以前はいたが、いまはいない」を含めた、「推しがいたことがある」高校生は女子高生93%、男子高生76% ということがわかりました。一方、「いたことはない」人の割合は全体で13%と低めですが、女子高生よりも男子高生の割合が高めで約2割でした。また推しがいたことがある人はどの学年も8割超と高い割合で、特に高1の割合が少し高めでした。
■高校生の推しは男女ともに「アニメやマンガの登場人物・キャラクター」が人気
次に、いま推しがいる、また過去に推しがいたことのある高校生に、「推しのジャンル」について聞きました。全体では1位「アニメの登場人物・キャラクター」、2位「マンガの登場人物・キャラクター」という結果に。「アニメの登場人物・キャラクター」は、男女ともに4割超と高い割合で1位にランクイン。
男女別にみると、2位以降は男女で順位が変わってきます。女子高生の上位はいずれも4割前後の割合で並び、2位の「アイドル/アイドルグループ」、4位の「歌手/音楽アーティスト/バンド」など、音楽関連のジャンルが目立ちます。
男子高生は2位に「マンガの登場人物・キャラクター」、3位に「ゲームの登場人物・キャラクター」と続きます。女子高生に人気の「アイドル/アイドルグループ」は、男子高生では6位にとどまりました。
また「YouTuber(ユーチューバー)」の順位は男女ともに5位ですが、こちらも割合は圧倒的に女子高生のほうが高くなっています。男子高生ではCGやアニメのアバターなどを使って動画配信を行う「VTuber(ブイチューバー) 」の割合が女子高生よりも高く、女子高生ではランキング外ですが男子高生では7位にランクインしています。そのほかにも、女子高生では10位に「ボーカロイド」がランクイン。ランキング外ではありますが、「スポーツの選手/チーム」と回答した人は女子高生よりも男子高生の割合が高めでした。
■推しを推すようになったきっかけは?ジャンルごとに紹介
いま推しがいる、もしくは過去にいたことのある高校生に、推しを推すようになったきっかけを聞きました。
ジャンルごとに、推すようになったきっかけは人それぞれあるようです。はじめにアニメ・マンガ・ゲームなどの作品から入り、そこから登場人物やキャラクターへ興味が移り、詳しく調べるうちに好きになるといったパターン。また、アーティストやバンドの歌う姿を見たり、曲を聴いたりしてハマるパターンも。親や周りの人の影響、YouTubeやTikTokのおすすめ動画などを見て、という人もいました。また、「テレビや動画を見ていたら気がつくとハマっていた」という声もあり、見た目の好みだけでなく人間性やギャップに好感を持ったことがきっかけで推すようになるパターンも多いことがわかりました。
■「推し活」1位は「推しの出ている映像(番組や動画など)をみる」
いま推しがいる、また過去に推しがいたことのある高校生に、推しを応援するためにやっている、または過去にやっていた「推し活」について聞きました。全体で「推し活」を する人は男子高生よりも女子高生の割合が高く、「推し活」をしていない・していなかった人は女子高生4%、男子高生18%と少数派でした。
「推し活」の具体的な活動としては「推しの出ている映像(番組や動画など)をみる」が全体で6割超とTOPに。特に女子高生では8割近くと、高い割合を占めました。2位は「推し関連のグッズを買う/集める」、3位は「推しのSNSやチャンネルをチェックする/フォローする」、4位は「推しのことを想う/存在に感謝する」が5割台で続きます。女子高生ではいずれも7割前後と高く、全体6位以降の「推しを周りにすすめる・推しについて語る」「推しのことがのっているニュースや情報(ブログや雑誌など)をチェックする」「推しの誕生日を祝う(生誕祭)」も、6割前後と高い割合を占めていました。
また、全体10位の「同じ推しの人と集まる/つながる」は高1で割合が高く、特に高1女子では4割超という結果に。そのほか、ランキング外ですが「推しのイラストや作品を描く/作る」は女子高生で3割いました。
■推しがいる人は「楽しそう」「日々充実していそう」など、ポジティブなイメージ
「推しの意味がわからない」と回答した人以外の高校生に、推しがいる人にどのようなイメージ・印象を持っているか聞きました。
全体でも男女別でも、1位「楽しそう」、2位「日々充実していそう」というポジティブな回答がランクイン。特に女子高生ではどちらも7割前後の高い割合を占めています。
全体3位は「お金がかかりそう」。楽しそうだけど、「推し活」はお金がかかりそうというイメージを持つ人も多いようです。全体4位以降は「いろいろな情報を知っていそう(情報通)」「こだわりがありそう」が続きます。「こだわりがありそう」は、男女ともにほぼ同じ割合ですが、高3男子で特に割合が高めでした。そのほかにも「友だちや仲間が多そう」「友だちや仲間との絆(きずな)や関係が深そう」「社交性がありそう」といった、人間関係が広がったり深くなったりするイメージを持つ人もいるようでした。
全体的にポジティブな意見が上位に多くランクインしていますが、「なかなかやめられなさそう/やめるタイミング難しそう」「忙しそう」などのイメージを、少数ながらも持たれていることもわかりました。
LINEリサーチでは、今後も国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤に、様々な調査を定期的に実施してまいります。
【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の高校1年生~3年生の男女
実施時期:2021年6月18日~2021年6月21日
有効回収数:1044サンプル
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なる場合があります
【「LINEリサーチ」について】
「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。約549万人のアクティブモニターのうち10~29歳が51%を占め*、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
* 2021年6月時点
「LINEリサーチ」公式サイト:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/