2024年上半期トレンド料理ワード大賞は国内外でヒットの「おにぎり」
おにぎり、ライスペーパー、ドーナツ、クルンジなど定番からアレンジが加速<フーディストサービス>
約3万人の「フーディスト(R)(料理インフルエンサー/料理クリエイター)※」が参加する、日本最大級の料理インフルエンサープラットフォームサービス「フーディストサービス( https://foodist-service.jp/ )運営:アイランド株式会社」は、2024年上半期にInstagram、X(旧Twitter)などのSNSや料理ブログで話題になった料理関連のワードを決定する、「2024年上半期トレンド料理ワード大賞」を発表いたしました。また、フーディストサービスが注目する下半期の料理関連トピックスも合わせてご紹介します。
<2024年上半期トレンド料理ワード大賞結果>
大賞:おにぎり
2位:ブロッコリー
3位:ライスペーパー進化系アレンジ
4位:生ドーナツ
5位:防災レシピ
6位:フォカッチャ
7位:ずぼら系ハンバーグ
8位:グリークヨーグルト
9位:クルンジ
10位:蛇腹大根ステーキ
<総括 フーディストサービス統括リーダー 久永千恵>
コロナ禍明けから1年が経過し旅行需要や消費が復活した2024年上半期。海外からの観光客が増えインバウンド需要が拡大する一方、国内のインフレは加速し実質賃金は減少を続けています。そのような中、国内の料理や食への関心はどのような動きがあったのでしょうか。
2024年上半期、大賞に輝いたのは「おにぎり」です。過去にも「ごちそうおにぎり」や「おにぎらず」など数々のアレンジがブームとなりましたが今回、注目すべき点は日本のソウルフードであるおにぎりが海外で話題となっていることです。チェーン店の「おむすび権兵衛」は海外に4点を出展しており、寿司やラーメンと並ぶ日本食として注目を浴びています。また、海外で生まれた現地風のアレンジが日本に逆輸入されてSNSで話題になったり、店舗で商品化されたりしました。フーディストからは「スーパーでも生ハムを使ったイタリアン風やシーフードを使ったパエリア風の進化系おにぎりが増えている」という声が届いています。手軽に作れて持ち運びやすく様々な具材が楽しめるおにぎり。国境を越え、今後さらに多くの人に愛されていくのではないでしょうか。
2位の「ブロッコリー」はβ-カロテンやビタミンCなど栄養が豊富な野菜として知られていますが、今年半世紀ぶりに国の指定野菜(※)に追加されることが決定し話題となりました。その栄養価の高さから、近年はボディメイクに関心がある層からの需要が高まっており、SNS上でも様々なレシピがシェアされています。フーディストからは「タンパク質が豊富に含まれ美容や健康、筋トレにも活用できる」「お弁当にも大活躍の食材なので指定野菜ではなかったことに驚いた」という声が届いており、当社が運営する料理のライフスタイルメディア「フーディストノート」でも検索数が昨対比で4倍に上昇しました。
※指定野菜:農水省が定めた特に消費量の多い野菜のこと。安定供給のため価格が下落した場合、国が生産者を支援する。
https://www.asahi.com/articles/ASS1Q6QX3S1QULFA021.html
5位の「防災レシピ」は今年1月に発生した令和6年能登半島地震に関連するキーワードです。被災により電気やガスが使えない状況の中、SNSでは災害時に役立つレシピが拡散されました。特に食材や調味料をポリ袋に入れ、混ぜたり湯煎したりする「ポリ袋調理」は、容器代わりにもなりそのまま捨てられ、洗い物が出ない点からも、防災レシピとしても注目されています。フーディストからは「防災レシピはキャンプにも役立つし、いつ災害が起きてもおかしくないので覚えていて損はないと思った」「地震が続いた時にポリ袋レシピを調べて耐熱用のポリ袋を購入した」などのコメントが寄せられました。
<結果詳細>
大賞:おにぎりおにぎり専門店が急増し、贅沢な具材や見栄えにこだわった「進化系おにぎり」が登場するなど再びブームを迎えている。また、フランスでのおにぎりブームが逆輸入され、クリームチーズやトマトなど現地らしい食材でつくる「パリおにぎり」も話題になった。
(参考)https://tinyurl.com/yc8977zy
<ユーザーコメント>
・具のバリエーションの豊かさやご飯の美味しさが引き立ち、エンターテインメントだなと思います(50代・女性)
・おにぎりがブームになり具沢山や豪華なおにぎりを休日など食卓に出してます(60代以上・女性)
・おにぎり屋さんが増えたし、映えるおにぎりもたくさん出てきたと思う(40代・女性)
2位:ブロッコリーβ-カロテンやビタミンC、たんぱく質などの栄養が豊富な緑黄色野菜。彩りが良く癖のない味わいで毎日のおかずからお弁当まで様々な料理に活用され、健康志向の方からも厚い支持を得ている。今年半世紀ぶりに国の「指定野菜」に追加されることが決定した。
(参考)https://tinyurl.com/23yhs565
<ユーザーコメント>
・新しいレシピも多かったように感じた(40代・女性)
・いまや欠かせない食材になってます(60代以上・女性)
・店頭にたくさんの新鮮なブロッコリーが並ぶようになり購入する回数が増えました(60代以上・女性)
(画像提供:うさまる)
3位:ライスペーパー進化系アレンジライスペーパー人気が継続する中、今期は特にお好み焼き、餃子、ガレットのようにフライパンで焼くアレンジがヒット。ライスペーパーを使ってパン風のものを作るなどアイデアが広がり続けており、食材として日常に浸透しつつあることが感じられる。
(参考)https://tinyurl.com/459h6wv4
<ユーザーコメント>
・ライスペーパーで作るお好み焼きは家族にも好評でした(50代・女性)
・もちもちだったり、パリパリだったり食感もさまざま楽しめて、よく色んなレシピを見かけます(30代・女性)
・グルテンフリーには欠かせないアイテム。餃子の皮の代わりにしたり、ラザニアに使ったり、用途は無限大だと思います(60代以上・女性)
4位:生ドーナツやわらかい生地を高温の油でサッと揚げて作る、軽くやわらかい食感が特徴の生ドーナツ。YouTubeに投稿された生ドーナツ専門店の紹介動画は9500万回再生を超え、注目を集めた。自宅で作って楽しむ方も増加中。
(参考)https://foodistnote.recipe-blog.jp/article/176893/
<ユーザーコメント>
・あちこちで見かけてブームを感じた(50代・女性)
・ハイカロリーで選びづらいイメージでだったが、ふわふわで見た目が華やかだから惹かれた(30代・女性)
5位:防災レシピ令和6年能登半島地震の発生で防災意識が高まり、多くのフーディストたちが災害時に役立つ防災レシピを発信。なかでも鍋の湯を繰り返し使えたり、洗い物を極力減らせたりする「ポリ袋レシピ」が話題となった。
(参考)https://tinyurl.com/4sh8wm6t
<ユーザーコメント>
・節約レシピにもなり試してみたい物が多かった(50代・女性)
・新年早々に大きな地震があり、防災に対する意識が強まった(40代・女性)
・地震が続いた時にポリ袋レシピを調べて耐熱用のポリ袋を購入した(50代・女性)
6位:フォカッチャパン作りで最も重労働な「こねる」作業がなく、混ぜて焼くだけの「フォカッチャ」の人気が急上昇中。生地のふるふるとした触感も人気で、フォカッチャ作りの動画や写真を投稿するSNSアカウントがフォロワー数を伸ばした。
(参考)https://tinyurl.com/ycy2wt
<ユーザーコメント>
・思い立ったら即作れて美味しい こねずに作れるのがすごくいい(50代・女性)
・フォカッチャは特に指で生地に穴を開けるシーンが映える(30代・女性)
(画像提供:山本リコピン)
7位:ずぼら系ハンバーグ比較的安価な「ひき肉」で作れるごちそうメニュー「ハンバーグ」を、なるべく簡単に作るための様々なアイデアが盛り上がっている。パックのひき肉をそのままフライパンの上に出して焼く「ひき肉ステーキ」も広義で話題となった。
(参考)https://foodistnote.recipe-blog.jp/article/177050/
<ユーザーコメント>
・安く作れてしかも簡単で美味しい(40代・女性)
・ハンバーグを作るのが面倒で避けがちだったのに色んなレシピや手軽に作れる方法が増えて、ひき肉がわが家で大活躍だった(30代・女性)
8位:グリークヨーグルト韓国発の濃厚な「グリークヨーグルト」がSNSで話題に。日本ではギリシャヨーグルトや水切りヨーグルトと呼ばれることが多い。韓国では専門店もできるほど人気でSNSでは手作りグリークヨーグルトを投稿するユーザーも増えている。
(参考)https://foodistnote.recipe-blog.jp/article/176144/
<ユーザーコメント>
・水切りヨーグルトは大好きで、そこにフルーツなどを合わせたグリークヨーグルトは間違いなく美味しいと思う(50代・女性)
・タンパク質がしっかり摂れて、濃厚でおいしいので、これからも人気が続くと思います(40代・女性)
(画像提供:四万十みやちゃん)
9位:クルンジクロワッサンをプレスして平たくし、サクサクに焼いた韓国発スイーツ。カフェメニューやストリートフードとして注目されたが、市販のクロワッサンでも簡単に作れるため自作してトッピングやデコレーションを楽しむ人も増加中。
(参考)https://foodistnote.recipe-blog.jp/article/176638/
<ユーザーコメント>
・まったく新しいスイーツで店で見かけるたびにとても興味がわいた(60代以上・女性)
・Instagramでクロワッサンから作る動画もよくアップされていた(40代・女性)
(画像提供:しにゃ)
10位:蛇腹大根ステーキ大根が蛇腹状に伸びるというビジュアルのインパクトや、切り込み部分からしっかりと味が染み込むことによるおいしさで人気に。割り箸で大根をはさんだ状態で包丁を入れていく工程もSNSで注目を集めた。
(参考)https://foodistnote.recipe-blog.jp/article/176356/
<ユーザーコメント>
・蛇腹系はきゅうりではやっていたけど大根ステーキでというのが珍しく作る方も食べる方も楽しかった(40代・女性)
・焼いた大根の美味しさを感じます(60代以上・女性)
【提供画像について】
使用の際には原則として提供者名のクレジット表記をお願いいたします
<フーディストサービスが選ぶ2024年注目の料理関連トピックス>
人々の動きが活発になり商業施設や飲食店が活気を取り戻す中、戦禍や気候変動など不安定な世界情勢は続いています。消費の在り方が変化し二極化が定着してきた2024年下半期は、節約疲れからの解放と環境変化に適応しながら暮らしを楽しむ傾向が生まれそうです。
節約疲れを脱却!メリハリ消費消費者物価指数の上昇率が過去40年で最高となる中、実質賃金はなかなか上がらず節約ムードは広がる一方です。そのような中、節約と贅沢を使い分けながら暮らしを楽しむ傾向が生まれています。日々の食卓はなるべく支出を押さえながらも、たまに奮発してリフレッシュするメリハリ消費です。フーディストからも「ガスや電気料金が上がるので一度に数品できたり作り置きに興味がある」「家でお店の味を楽しめるようなワンランク上の調味料が気になる」などの声があがっていました。
ユニークでかわいい!進化系クロワッサン9位にランクインした「クルンジ」を始め「クロフィン(クロワッサン+マフィン)」「クロッキー(クロワッサン+クッキー)」など、クロワッサンと他の要素をかけあわせた「進化系クロワッサン」が話題となっています。個性的な見た目やザクッとした食感が人気で、海外で誕生した商品がSNSでシェアされ、国内のベーカリーやコンビニでも取り扱いが増えています。フーディストからも「リボンクロワッサンは色々なパン屋さんで販売されそう」「韓国で流行中のクッキークロワッサンはASMRでよくみる」といった声があがっており、今後も新たなアレンジが生まれそうです。
猛暑を乗り切る!冷食のフル活用昨年に続き、今年の夏も猛暑が予想されています。そのような中、買い物の頻度を減らすために需要が伸びそうなのが冷凍食品や宅配の活用です。特にカットする手間が省ける冷凍野菜はここ数年で食材の種類が増え、まとめ買いをする人が増えています。また、ごはんとおかずがセットになったワンプレート冷食は、コスパも良く皿洗いの手間が省けるため若者から高齢者まで幅広い世代に支持されています。市場も100億円規模(※)に拡大しており、今後も新規参入するメーカーが相次ぎそうです。
※おかずとご飯がセット『ワンプレート冷凍食品』 100億円規模に急成長 「手軽で楽でコスパがいい」
https://www.ktv.jp/news/feature/240417-oneplate/
手軽に楽しむ!キッチン菜園ここ数年、室内でも気軽に楽しめるキッチン菜園が人気です。特に豆苗やネギ、にんじんなどの野菜の切れ端で行うリボベジ(再生栽培)は、土やプランターを使って行う家庭菜園とは異なり、初心者でも気軽に始められるのが魅力。ゴミも減らせて節約にもなり、見た目にもかわいいと好評です。フーディストからは「物価高騰の対策として簡単にできる自家栽培の野菜やハーブ(キッチン、ベランダ)が流行りそう」との声があがっており、今後も楽しむ人が増えていきそうです。
■トレンド料理ワード大賞 選定方法について
本発表は、フーディストサービスが運営する「レシピブログ)」や「フーディストノート」のメディア及びSNSコミュニティから2024年上半期の検索数や投稿数などから注目された料理関連ワードを選出し、各サービスに参加するユーザーを対象とする「2024年上半期の料理トレンドを振り返るアンケート」の結果を基に編集部にて決定したものです。
<2024年上半期料理トレンドを振り返るアンケート概要>
調査方法 :フーディストサービスにてユーザーアンケートを実施
回答者詳細:・性別 男性9% 女性89% 回答しない1%
・年代 20代2% 30代19% 40代30% 50代34% 60代以上15%
有効回答 :393名
アンケート実施期間:2024年5月22日~5月29日正午
「フーディスト(R)」及び「フーディストサービス」について
「フーディスト(R)」とは、弊社にフーディスト(R)会員として登録する、「ブログやInstagram、X(旧Twitter)などのSNSで日々料理や食について積極的に発信する料理インフルエンサー・料理クリエイター」の方々です。
フーディストサービスは、日本最大級の料理インフルエンサープラットフォームサービスです。約3万人の料理インフルエンサー「フーディスト(R)」とともに、料理メディア及びコミュニティ(フーディストノート、レシピブログ、)を運営しています。 また、企業向けに料理インフルエンサーとのマッチングを行う「フーディストナビ」「フーディストパーク」では、フーディストとクライアントとのコラボレーションを企画・提案しています。※フーディスト(R)はアイランド株式会社の商標登録です。<フーディストサービス運営メディア&コミュニティ>
・フーディストサービス
https://foodist-service.jp/
・フーディストノート
https://foodistnote.recipe-blog.jp/
・レシピブログ
https://www.recipe-blog.jp/
・フーディストパーク
https://foodist-service.jp/park
・フーディストナビ
https://foodistnavi.jp/
アイランド株式会社
「フーディストサービス(フーディストノート/レシピブログ)」「おとりよせネット」「朝時間.jp」などのサービスをはじめ、イベントスペース「外苑前アイランドスタジオ」を運営しています。これまでありそうでなかった「こんなサービスがあったら、自分たちもみんなも嬉しい」サービスを考え、日々の生活が豊かになるサービスの提供を目指しています。<会社概要>
商号 : アイランド株式会社
代表者 : 代表取締役 粟飯原 理咲
所在地 : 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-1-25 神宮前IKビル2F
資本金 : 1,600万円
事業内容:
・「おとりよせネット」「フーディストサービス」「朝時間.jp」など、ライフスタイルメディアの運営事業
・料理インフルエンサープロモーション/料理インフルエンサーマーケティング事業
・食品ECサイト(オンラインショップ)の集客・販促支援、食を軸にした地域創生支援事業
URL :https://www.ai-land.co.jp/
約3万人の「フーディスト(R)(料理インフルエンサー/料理クリエイター)※」が参加する、日本最大級の料理インフルエンサープラットフォームサービス「フーディストサービス( https://foodist-service.jp/ )運営:アイランド株式会社」は、2024年上半期にInstagram、X(旧Twitter)などのSNSや料理ブログで話題になった料理関連のワードを決定する、「2024年上半期トレンド料理ワード大賞」を発表いたしました。また、フーディストサービスが注目する下半期の料理関連トピックスも合わせてご紹介します。
<2024年上半期トレンド料理ワード大賞結果>
大賞:おにぎり
2位:ブロッコリー
3位:ライスペーパー進化系アレンジ
4位:生ドーナツ
5位:防災レシピ
6位:フォカッチャ
7位:ずぼら系ハンバーグ
8位:グリークヨーグルト
9位:クルンジ
10位:蛇腹大根ステーキ
<総括 フーディストサービス統括リーダー 久永千恵>
コロナ禍明けから1年が経過し旅行需要や消費が復活した2024年上半期。海外からの観光客が増えインバウンド需要が拡大する一方、国内のインフレは加速し実質賃金は減少を続けています。そのような中、国内の料理や食への関心はどのような動きがあったのでしょうか。
2024年上半期、大賞に輝いたのは「おにぎり」です。過去にも「ごちそうおにぎり」や「おにぎらず」など数々のアレンジがブームとなりましたが今回、注目すべき点は日本のソウルフードであるおにぎりが海外で話題となっていることです。チェーン店の「おむすび権兵衛」は海外に4点を出展しており、寿司やラーメンと並ぶ日本食として注目を浴びています。また、海外で生まれた現地風のアレンジが日本に逆輸入されてSNSで話題になったり、店舗で商品化されたりしました。フーディストからは「スーパーでも生ハムを使ったイタリアン風やシーフードを使ったパエリア風の進化系おにぎりが増えている」という声が届いています。手軽に作れて持ち運びやすく様々な具材が楽しめるおにぎり。国境を越え、今後さらに多くの人に愛されていくのではないでしょうか。
2位の「ブロッコリー」はβ-カロテンやビタミンCなど栄養が豊富な野菜として知られていますが、今年半世紀ぶりに国の指定野菜(※)に追加されることが決定し話題となりました。その栄養価の高さから、近年はボディメイクに関心がある層からの需要が高まっており、SNS上でも様々なレシピがシェアされています。フーディストからは「タンパク質が豊富に含まれ美容や健康、筋トレにも活用できる」「お弁当にも大活躍の食材なので指定野菜ではなかったことに驚いた」という声が届いており、当社が運営する料理のライフスタイルメディア「フーディストノート」でも検索数が昨対比で4倍に上昇しました。
※指定野菜:農水省が定めた特に消費量の多い野菜のこと。安定供給のため価格が下落した場合、国が生産者を支援する。
https://www.asahi.com/articles/ASS1Q6QX3S1QULFA021.html
5位の「防災レシピ」は今年1月に発生した令和6年能登半島地震に関連するキーワードです。被災により電気やガスが使えない状況の中、SNSでは災害時に役立つレシピが拡散されました。特に食材や調味料をポリ袋に入れ、混ぜたり湯煎したりする「ポリ袋調理」は、容器代わりにもなりそのまま捨てられ、洗い物が出ない点からも、防災レシピとしても注目されています。フーディストからは「防災レシピはキャンプにも役立つし、いつ災害が起きてもおかしくないので覚えていて損はないと思った」「地震が続いた時にポリ袋レシピを調べて耐熱用のポリ袋を購入した」などのコメントが寄せられました。
<結果詳細>
大賞:おにぎりおにぎり専門店が急増し、贅沢な具材や見栄えにこだわった「進化系おにぎり」が登場するなど再びブームを迎えている。また、フランスでのおにぎりブームが逆輸入され、クリームチーズやトマトなど現地らしい食材でつくる「パリおにぎり」も話題になった。
(参考)https://tinyurl.com/yc8977zy
<ユーザーコメント>
・具のバリエーションの豊かさやご飯の美味しさが引き立ち、エンターテインメントだなと思います(50代・女性)
・おにぎりがブームになり具沢山や豪華なおにぎりを休日など食卓に出してます(60代以上・女性)
・おにぎり屋さんが増えたし、映えるおにぎりもたくさん出てきたと思う(40代・女性)
2位:ブロッコリーβ-カロテンやビタミンC、たんぱく質などの栄養が豊富な緑黄色野菜。彩りが良く癖のない味わいで毎日のおかずからお弁当まで様々な料理に活用され、健康志向の方からも厚い支持を得ている。今年半世紀ぶりに国の「指定野菜」に追加されることが決定した。
(参考)https://tinyurl.com/23yhs565
<ユーザーコメント>
・新しいレシピも多かったように感じた(40代・女性)
・いまや欠かせない食材になってます(60代以上・女性)
・店頭にたくさんの新鮮なブロッコリーが並ぶようになり購入する回数が増えました(60代以上・女性)
(画像提供:うさまる)
3位:ライスペーパー進化系アレンジライスペーパー人気が継続する中、今期は特にお好み焼き、餃子、ガレットのようにフライパンで焼くアレンジがヒット。ライスペーパーを使ってパン風のものを作るなどアイデアが広がり続けており、食材として日常に浸透しつつあることが感じられる。
(参考)https://tinyurl.com/459h6wv4
<ユーザーコメント>
・ライスペーパーで作るお好み焼きは家族にも好評でした(50代・女性)
・もちもちだったり、パリパリだったり食感もさまざま楽しめて、よく色んなレシピを見かけます(30代・女性)
・グルテンフリーには欠かせないアイテム。餃子の皮の代わりにしたり、ラザニアに使ったり、用途は無限大だと思います(60代以上・女性)
4位:生ドーナツやわらかい生地を高温の油でサッと揚げて作る、軽くやわらかい食感が特徴の生ドーナツ。YouTubeに投稿された生ドーナツ専門店の紹介動画は9500万回再生を超え、注目を集めた。自宅で作って楽しむ方も増加中。
(参考)https://foodistnote.recipe-blog.jp/article/176893/
<ユーザーコメント>
・あちこちで見かけてブームを感じた(50代・女性)
・ハイカロリーで選びづらいイメージでだったが、ふわふわで見た目が華やかだから惹かれた(30代・女性)
5位:防災レシピ令和6年能登半島地震の発生で防災意識が高まり、多くのフーディストたちが災害時に役立つ防災レシピを発信。なかでも鍋の湯を繰り返し使えたり、洗い物を極力減らせたりする「ポリ袋レシピ」が話題となった。
(参考)https://tinyurl.com/4sh8wm6t
<ユーザーコメント>
・節約レシピにもなり試してみたい物が多かった(50代・女性)
・新年早々に大きな地震があり、防災に対する意識が強まった(40代・女性)
・地震が続いた時にポリ袋レシピを調べて耐熱用のポリ袋を購入した(50代・女性)
6位:フォカッチャパン作りで最も重労働な「こねる」作業がなく、混ぜて焼くだけの「フォカッチャ」の人気が急上昇中。生地のふるふるとした触感も人気で、フォカッチャ作りの動画や写真を投稿するSNSアカウントがフォロワー数を伸ばした。
(参考)https://tinyurl.com/ycy2wt
<ユーザーコメント>
・思い立ったら即作れて美味しい こねずに作れるのがすごくいい(50代・女性)
・フォカッチャは特に指で生地に穴を開けるシーンが映える(30代・女性)
(画像提供:山本リコピン)
7位:ずぼら系ハンバーグ比較的安価な「ひき肉」で作れるごちそうメニュー「ハンバーグ」を、なるべく簡単に作るための様々なアイデアが盛り上がっている。パックのひき肉をそのままフライパンの上に出して焼く「ひき肉ステーキ」も広義で話題となった。
(参考)https://foodistnote.recipe-blog.jp/article/177050/
<ユーザーコメント>
・安く作れてしかも簡単で美味しい(40代・女性)
・ハンバーグを作るのが面倒で避けがちだったのに色んなレシピや手軽に作れる方法が増えて、ひき肉がわが家で大活躍だった(30代・女性)
8位:グリークヨーグルト韓国発の濃厚な「グリークヨーグルト」がSNSで話題に。日本ではギリシャヨーグルトや水切りヨーグルトと呼ばれることが多い。韓国では専門店もできるほど人気でSNSでは手作りグリークヨーグルトを投稿するユーザーも増えている。
(参考)https://foodistnote.recipe-blog.jp/article/176144/
<ユーザーコメント>
・水切りヨーグルトは大好きで、そこにフルーツなどを合わせたグリークヨーグルトは間違いなく美味しいと思う(50代・女性)
・タンパク質がしっかり摂れて、濃厚でおいしいので、これからも人気が続くと思います(40代・女性)
(画像提供:四万十みやちゃん)
9位:クルンジクロワッサンをプレスして平たくし、サクサクに焼いた韓国発スイーツ。カフェメニューやストリートフードとして注目されたが、市販のクロワッサンでも簡単に作れるため自作してトッピングやデコレーションを楽しむ人も増加中。
(参考)https://foodistnote.recipe-blog.jp/article/176638/
<ユーザーコメント>
・まったく新しいスイーツで店で見かけるたびにとても興味がわいた(60代以上・女性)
・Instagramでクロワッサンから作る動画もよくアップされていた(40代・女性)
(画像提供:しにゃ)
10位:蛇腹大根ステーキ大根が蛇腹状に伸びるというビジュアルのインパクトや、切り込み部分からしっかりと味が染み込むことによるおいしさで人気に。割り箸で大根をはさんだ状態で包丁を入れていく工程もSNSで注目を集めた。
(参考)https://foodistnote.recipe-blog.jp/article/176356/
<ユーザーコメント>
・蛇腹系はきゅうりではやっていたけど大根ステーキでというのが珍しく作る方も食べる方も楽しかった(40代・女性)
・焼いた大根の美味しさを感じます(60代以上・女性)
【提供画像について】
使用の際には原則として提供者名のクレジット表記をお願いいたします
<フーディストサービスが選ぶ2024年注目の料理関連トピックス>
人々の動きが活発になり商業施設や飲食店が活気を取り戻す中、戦禍や気候変動など不安定な世界情勢は続いています。消費の在り方が変化し二極化が定着してきた2024年下半期は、節約疲れからの解放と環境変化に適応しながら暮らしを楽しむ傾向が生まれそうです。
節約疲れを脱却!メリハリ消費消費者物価指数の上昇率が過去40年で最高となる中、実質賃金はなかなか上がらず節約ムードは広がる一方です。そのような中、節約と贅沢を使い分けながら暮らしを楽しむ傾向が生まれています。日々の食卓はなるべく支出を押さえながらも、たまに奮発してリフレッシュするメリハリ消費です。フーディストからも「ガスや電気料金が上がるので一度に数品できたり作り置きに興味がある」「家でお店の味を楽しめるようなワンランク上の調味料が気になる」などの声があがっていました。
ユニークでかわいい!進化系クロワッサン9位にランクインした「クルンジ」を始め「クロフィン(クロワッサン+マフィン)」「クロッキー(クロワッサン+クッキー)」など、クロワッサンと他の要素をかけあわせた「進化系クロワッサン」が話題となっています。個性的な見た目やザクッとした食感が人気で、海外で誕生した商品がSNSでシェアされ、国内のベーカリーやコンビニでも取り扱いが増えています。フーディストからも「リボンクロワッサンは色々なパン屋さんで販売されそう」「韓国で流行中のクッキークロワッサンはASMRでよくみる」といった声があがっており、今後も新たなアレンジが生まれそうです。
猛暑を乗り切る!冷食のフル活用昨年に続き、今年の夏も猛暑が予想されています。そのような中、買い物の頻度を減らすために需要が伸びそうなのが冷凍食品や宅配の活用です。特にカットする手間が省ける冷凍野菜はここ数年で食材の種類が増え、まとめ買いをする人が増えています。また、ごはんとおかずがセットになったワンプレート冷食は、コスパも良く皿洗いの手間が省けるため若者から高齢者まで幅広い世代に支持されています。市場も100億円規模(※)に拡大しており、今後も新規参入するメーカーが相次ぎそうです。
※おかずとご飯がセット『ワンプレート冷凍食品』 100億円規模に急成長 「手軽で楽でコスパがいい」
https://www.ktv.jp/news/feature/240417-oneplate/
手軽に楽しむ!キッチン菜園ここ数年、室内でも気軽に楽しめるキッチン菜園が人気です。特に豆苗やネギ、にんじんなどの野菜の切れ端で行うリボベジ(再生栽培)は、土やプランターを使って行う家庭菜園とは異なり、初心者でも気軽に始められるのが魅力。ゴミも減らせて節約にもなり、見た目にもかわいいと好評です。フーディストからは「物価高騰の対策として簡単にできる自家栽培の野菜やハーブ(キッチン、ベランダ)が流行りそう」との声があがっており、今後も楽しむ人が増えていきそうです。
■トレンド料理ワード大賞 選定方法について
本発表は、フーディストサービスが運営する「レシピブログ)」や「フーディストノート」のメディア及びSNSコミュニティから2024年上半期の検索数や投稿数などから注目された料理関連ワードを選出し、各サービスに参加するユーザーを対象とする「2024年上半期の料理トレンドを振り返るアンケート」の結果を基に編集部にて決定したものです。
<2024年上半期料理トレンドを振り返るアンケート概要>
調査方法 :フーディストサービスにてユーザーアンケートを実施
回答者詳細:・性別 男性9% 女性89% 回答しない1%
・年代 20代2% 30代19% 40代30% 50代34% 60代以上15%
有効回答 :393名
アンケート実施期間:2024年5月22日~5月29日正午
「フーディスト(R)」及び「フーディストサービス」について
「フーディスト(R)」とは、弊社にフーディスト(R)会員として登録する、「ブログやInstagram、X(旧Twitter)などのSNSで日々料理や食について積極的に発信する料理インフルエンサー・料理クリエイター」の方々です。
フーディストサービスは、日本最大級の料理インフルエンサープラットフォームサービスです。約3万人の料理インフルエンサー「フーディスト(R)」とともに、料理メディア及びコミュニティ(フーディストノート、レシピブログ、)を運営しています。 また、企業向けに料理インフルエンサーとのマッチングを行う「フーディストナビ」「フーディストパーク」では、フーディストとクライアントとのコラボレーションを企画・提案しています。※フーディスト(R)はアイランド株式会社の商標登録です。<フーディストサービス運営メディア&コミュニティ>
・フーディストサービス
https://foodist-service.jp/
・フーディストノート
https://foodistnote.recipe-blog.jp/
・レシピブログ
https://www.recipe-blog.jp/
・フーディストパーク
https://foodist-service.jp/park
・フーディストナビ
https://foodistnavi.jp/
アイランド株式会社
「フーディストサービス(フーディストノート/レシピブログ)」「おとりよせネット」「朝時間.jp」などのサービスをはじめ、イベントスペース「外苑前アイランドスタジオ」を運営しています。これまでありそうでなかった「こんなサービスがあったら、自分たちもみんなも嬉しい」サービスを考え、日々の生活が豊かになるサービスの提供を目指しています。<会社概要>
商号 : アイランド株式会社
代表者 : 代表取締役 粟飯原 理咲
所在地 : 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-1-25 神宮前IKビル2F
資本金 : 1,600万円
事業内容:
・「おとりよせネット」「フーディストサービス」「朝時間.jp」など、ライフスタイルメディアの運営事業
・料理インフルエンサープロモーション/料理インフルエンサーマーケティング事業
・食品ECサイト(オンラインショップ)の集客・販促支援、食を軸にした地域創生支援事業
URL :https://www.ai-land.co.jp/