食べチョク、梅の流通額が1.8倍に拡大。7割の生産者が収穫量減を予測。不作で高まる産地直送ニーズに応え、買って応援クーポンを限定配布。

生産現場のリアルを伝えるアンケートと、和歌山の梅生産者へのインタビューを公開。

認知度・利用率など9つのNo.1(※1)を持つ日本最大の産直通販サイト(※2)「食べチョク」を運営する株式会社ビビッドガーデン(本社:東京都港区、代表取締役社長:秋元里奈)は、昨年の異常気象や今年の和歌山県の雹(ひょう)害(※3)の影響で2年連続の収穫量低下が予想されている梅の生産現場について実態を調査し、取材記事を公開しました。

アンケート調査では、梅生産者の72%が収穫量が減る見込みと回答しており、収穫できても市場に卸せない規格外が大半になるという声も出てきています。

そこで、規格外品も出品できる食べチョクだからこそできることとして、青果梅に使えるクーポンを先着100名に提供します。

6月は梅干しや梅酒を自宅で作って楽しむ消費者が多くいらっしゃいます。気候変動の被害に困っている生産者を「買って応援」しながら「梅しごと」を楽しみませんか。

特集ページ:https://www.tabechoku.com/feature_articles/field-report-ume-plum



・背景 

■昨年の不作に続き、今年も特に和歌山県で雹害による不作見込み
2024年は全国的に梅が記録的な不作となり、特に和歌山県や南高梅の産地では、開花時期の天候不順や気温の乱高下によって実が十分に育たず、収穫量が大幅に減少。梅しごとをする消費者にも余波が広がり、国産梅の価値と供給の不安定さが改めて浮き彫りになりました。

2025年も、和歌山県を中心に雹害が発生し、梅の実が落ちたり傷ついたりする被害が相次ぎました。県の発表では被害額は47億円に上ると言われています。

こうした中、2025年5月に食べチョクで梅を注文する方が急増しており、流通取引総額が前年同期比1.8倍(※4)に伸長しています。

■梅生産者に実態調査を実施。7割が「収穫量は昨年比で減少する見込み」と回答
2025年5月に、食べチョクは登録している梅の生産者に向けて「梅の生産者実態調査」を実施しました。(回答者数25名)

梅生産者の72%が昨年よりも収穫量が減る見込みと回答する結果となり、「平年の60-70%程度の見込み」とする声も出てきています。収穫量が減少している要因について、特に和歌山県では「雹による被害により、規格外が半分以上になる見込み」や「南高梅は昨年の半分以下」など深刻な被害であることがわかりました。


・2024年夏の猛暑、2025年の雹害の影響をうける梅生産現場の実態を届ける取材記事を公開

食べチョクでは、今の生産現場で起こっていることを取材し、伝えていく取り組みを行っています。和歌山県で南高梅を栽培する「春うめ農園」の井口さんに、昨年の異常気象が梅に与える影響、梅文化への想いを伺いました。(取材時期:2025年5月)

「食べチョク生産現場から」記事:
https://www.tabechoku.com/feature_articles/field-report-ume-plum


■昨年の異常気象による大凶作、今年の雹害の影響


春うめ農園さん

2024年の歴史的な大凶作は、うちの農園も大打撃でした。2023年は豊作で120%の収穫率だったのですが、2024年はたった25%でした。失業した梅農家もいるほどです。

2025年は花の咲く時期が少し遅かったのですが、きれいに咲きそろい「遅咲きは豊作の兆し」とも言われていたので、間違いなく豊作になるだろうと期待していました。

しかし、ここへきて予想外の問題が次々と起きています。

まずは、蜂の活動を妨げる天候。花が咲いたタイミングで雨が多く、蜂が飛べずに受粉が進みませんでした。さらに、追い打ちをかけるように雹(ひょう)が降りました。

特に影響が大きかったのは、3月下旬から4月初旬にかけて和歌山県みなべ町周辺で発生した雹害です。2025年は多いところで5回も雹が観測され、被害が広範囲に及びました。雹の直撃で実が落ちたり傷ついたりして、出荷が難しい園地もあります。

梅は年に一度しか収穫できない作物です。そのため、梅しごとを楽しみにしている方々が今年は梅を手にできなかったり、傷ひとつなかった梅が手に入らなくなったり、梅干しの価格が上がったりと、さまざまな影響が出てきます。

梅しごとのハードルが上がることで、「今年はもういいかな」と手を引いてしまう人が増えるのではないかと、不安が募ります。

雹(ひょう)被害を受けて落ちてしまった梅の実

・買って応援クーポンを配布 

食べチョクでは、こうした生産現場の実情を受けて、梅を「買って応援」していただきやすいように、販売中の青果の梅商品に使えるクーポンをご用意しました。

大変な今こそ、産地に目を向け、生産者の実情を知ることで、より一層梅の美味しさや梅しごとができる有り難みを感じられるのではないかと考えています。「買って食べることで応援する」という行動が、農家の未来を支える一歩になります。


<概要>
・対象商品:販売中の梅商品(青果) ※加工された商品は対象外
・対象者数:先着100名様
・クーポン金額:100円
・有効期限 (取得・利用):2025年6月10日まで
※クーポン取得画面で、クーポンコードをご入力の上ご利用ください

詳細は下記特集ページをご確認ください。
https://www.tabechoku.com/feature_articles/field-report-ume-plum

クーポンの取得について:
https://www.tabechoku.com/feature_articles/field-report-ume-plum#coupon

・食べチョクの梅ご商品の紹介(一部) 

■期間限定!!キズあり混合 本場紀州南高梅1k 青梅。梅酒・梅ジュース専用
https://www.tabechoku.com/products/89888
高垣農園(和歌山県)


和歌山の紀州産南高梅。果肉が多く、種が小さい品種で、青梅で梅酒や梅ジュース作りに最適です。今年の南高梅は、雹降った為キズ等多いです。毎年秀品で出品してましたが、今年は秀・優・良混合販売になります。秀品は無傷できれいな梅。優品は小さなキズなど2個3個。良品はちょっと目立つキズが数個。梅酒や梅ジュースにする分には、キズなどあっても問題なく出来上がります。

■梅酒・梅シロップに最適!和歌山県産希少品種 古城梅(青梅) 2kg(Lサイズ以上)
https://www.tabechoku.com/products/196169
キタヤマ果樹園(和歌山県)


その果皮の美しさから“青いダイヤ”と称される和歌山県産・古城梅。南高梅と比べて果肉がしっかりしており、じっくり時間をかけて滲み出るそのエキスは透明感のあるすっきりとした味わいで、梅酒・梅シロップ向けの品種。梅ジュースにしても爽やかで家族みんなでお楽しみいただけます。化学肥料不使用で栽培しています。
・今後の展望  

2024年、日本の一次産業はさまざまな課題に直面しました。1月に発生した能登地震、猛暑によるさくらんぼなど果物の高温障害、さらには海水温上昇による漁獲量の減少など、自然環境の変化は生産者に深刻な影響を与えています。2025年も野菜の価格高騰、みかんの不作など、その影響は続く見込みです。

こうした厳しい環境下においても、生産者たちは生産に真摯に向き合い、新たな可能性を模索し続けています。

食べチョクは、今後も、生産現場の現状や生産者のこだわりを消費者にわかりやすく伝え、
両者が共に未来を築いていけるような生産者と消費者をつなぐ場を提供することで、生産者の挑戦をサポートしてまいります。

■メディアの皆様へ
生産者や消費者への取材調整も可能ですので、お気軽に下記までお問い合わせください。
お問い合わせ先:pr@vivid-garden.co.jp

■関連するプレスリリース
・食べチョク、いちごの流通額が1.4倍に急増。生産者の約9割が収穫量減を実感しており、不作による価格高騰の影響で産地直送のいちごを求める人が増加中。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000305.000025043.html

・食べチョク、卵の価格高騰を受け実態調査を実施。生産者の約4割が収穫量減を実感。食べて応援クーポンの配布を開始。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000304.000025043.html

・食べチョク、みかん流通額が1.4倍に急増。生産者の8割が生産量減を実感しており、不作による価格高騰の影響で産地直送のみかんを求める人が増加中。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000303.000025043.html

・食べチョク、キャベツの流通取引総額が昨年比4.1倍に急増。価格高騰の影響で産地直送の野菜を求める人が増加したことを受け、特集ページおよび毎日1名様に野菜BOXをプレゼントする企画を開始
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000302.000025043.html

・食べチョク、卵の注文が2か月で1.6倍に急増。価格高騰の影響で産地直送のこだわり卵を求める人が増加したことを受けて、卵特集ページを開設。
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000209.000025043.html

・7月のお米の流通金額が昨対比1.5倍に増加。需要増に対する販売店での在庫不足を受け、食べチョクでお米特集を開設。
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000278.000025043.html

・食べチョクについて

食べチョクは、こだわり生産者から直接食材や花きを購入できる産直通販サイトです。日本の産直通販サイトの中で認知度や利用率などの9つのNo.1(※1)を獲得しています。

野菜・果物をはじめ、米・肉・⿂・飲料といった食材全般と、花き類を取り扱っており、消費者が生産者に食べた感想を伝えるなど直接やりとりできることが特徴です。

また、好みに合う生産者を選んでくれる野菜定期便「食べチョクコンシェルジュ」や旬の果物が届く定期便「食べチョクフルーツセレクト」なども提供。さらに、企業の福利厚生や販促キャンペーンに活用できる法人向けサービス「食べチョク for Business」も展開しています。

2025年5月時点でユーザー数は110万人、登録生産者数は10,000軒を突破し、約5万点のこだわりの逸品が出品されています。

・URL:https://www.tabechoku.com/
・公式X(Twitter):https://twitter.com/tabechoku
・公式Instagram:https://www.instagram.com/tabechoku/
・食べチョクのコンセプトやストーリーがわかるサービス紹介動画
https://www.youtube.com/watch?v=MdbFpqtryaU


(※1)国内の産直通販サイトの中で「お客様認知度」「お客様利用率」「お客様利用意向」「Webアクセス数」「SNSフォロワー数」「生産者数」「生産者認知度」「生産者利用率」「生産者利用意向」の9つでNo.1を獲得。
プレスリリースURL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000295.000025043.html

(※2)産直通販サイト:生産者が消費者の自宅へ商品を直送することを特徴とする生産者特化型の通販サイト

(※3)雹(ひょう)とは、上空の寒気によって雲の中で氷の粒(雹/ひょう)ができ、それが成長して重くなると地上に落ちてくる現象です。雹が降ると、農作物はもちろん、建物や車などにも大きな被害を与えることがあります。

(※4)5/1~5/29の食べチョク内の梅流通取引総額を2024年と2025年で比較

・ビビッドガーデンについて 

代表者:代表取締役社長 秋元里奈
本社所在地:東京都港区浜松町1丁目7番3号 第一ビル4F
設立日:2016年11月29日
事業内容:全国の生産者から食材や花などを直接購入できる産直通販サイト「食べチョク」、ネットスーパー「食べチョクドットミィ」、生産者の顔が見える冷凍食品ブランド「Viivid TABLE」の開発・運営
会社HP:https://vivid-garden.co.jp/