約7割の女性はかかとに自信がないが、ケアするのは気になる時だけ

最も多いかかとケアの方法はクリームだが、満足していない人の方が多い。かかとケアの方法、クリーム・角質を削る・ケア後の靴下の順。



株式会社ナリス化粧品(代表者:村岡弘義 本社:大阪市福島区)は、乾燥する冬場を前に特に気になるかかとのケアについて全国の20歳~64歳の女性1,951名に、かかとの悩みやケアについて調査を行いましたので以下にまとめます。なおこの調査は、当社が10月11日に発売した医薬部外品のかかと美容液「足小路麗子/あしのこうじれいこ 薬用 フットケアジェル(販売名:薬用ジェルS4 a)」の発売を前に行ったものです。(実施期間:2024年9月17日~2024年10月8日 調査方法:インターネットによる自社調査 )

【調査トピックス】
1.かかとに自信がない女性は約7割。かかとへの自信は25歳を境に少なくなる。
最も自信がないのは50代前半で約8割。
かかとに悩みがある女性は約半数。年齢に比例して増える悩みではなく、50代を過ぎると悩みがない
人の方が多数。

2.かかとのケアは、「気になる時だけ」が最多。かかとに自信がなくても、ケアするのは「気になる時」だけ。
かかとケアを行う女性は、40歳から増加する。

3. かかとの「ガサガサ」の悩み、ピークは40代。
かかとの悩みは年齢が上がるほど増える悩みではなく、多いのは30代~40代。

4. かかとのケアをしているのに、半数が効果に不満。
20代前半はかかとケアの効果に満足しているのが8割を超えるが、30代後半で不満が逆転し、30代後半は6割超が不満。

5. かかとケアの方法は「クリーム」が圧倒的に多いが、効果への不満も多い。
ケアの効果に不満なのは、「角質を削る」「クリーム」。ケアの効果の満足度が高いのは「美容液」。

【調査結果】
1.かかとに自信がない女性、約7割。かかとへの自信は25歳を境に少なくなる。

 全国の20歳~64歳の女性1,951名に、ご自身のかかとに自信があるか否か聞きました。「とても自信がある」と答えた人と「まあまあ自信がある」と答えた人を「自信がある」人として、自信がある人は18.9%と2割にも満たず、「あまり自信がない」と「全く自信がない」と答えた人を合わせた自信がない人は、65.9%と約7割に迫ることがわかりました。


 これを5歳刻みの年齢別で見てみました。20代前半は、「とても自信がある」と「まあまあ自信がある」を合わせた自信がある人が多く41%と4割を超え、「あまり自信がない」と「全く自信がない」を合わせた自信がない人の37.7%を上回ります。20代後半になると、途端に自信がある人よりも自信がない人の方が増え、自信がある人が、22.6%に対し、自信がない人が56.2%と倍以上にもなります。その後、30代前半では、自信がある人19.5%に対して自信がない人66.4%と3倍以上となり、自信がない人の割合が多いのは40代前半で自信がある人11.5%に対して、自信がない人は72.5%にもなります。また自信がないと答えているのが最もが多いのは50代前半で、75%と約8割が自信がないと答えています。「全く自信がない」のが最も多いのは40代前半で48%と約半数に上ります。
次に、ご自身のかかとに悩みがあるか否か聞きました。全体では、「とても悩みがある」と「まあまあ悩みがある」を合わせた悩みがある人が48.1%、「あまり悩みはない」と「全く悩みはない」を合わせた悩みはない人は44%でほぼ同率と考えます。これを年齢別で見てみると、悩みがある人と悩みがない人の割合は、年齢によってあまり変わらないことがわかりました。ただし、「とても悩みがある」と答えている割合が多いのは、35歳~54歳でした。ただし50歳を境目に、悩みがある人よりも悩みがない人の方が逆転するため、かかとの悩みは年齢を重ねるにつれ増えるものではないことがわかりました。




2.かかとのケアは、「気になる時だけ」が最多。かかとに自信がなくても、ケアするのは「気になる時」だけ

 かかとのケアについて聞きました。ケアの頻度について最も多いのは「ケアしていない」で32.1%と3割を超えました。その次に多いのが「気になった時にケアしている」で20.8%でした。かかとに自信がない人が約7割と多いですが、顔のスキンケアのように1年中、毎日ケアをしている人は少ないことがわかりました。


年齢別に見てみると、20歳~39歳までの若年層は、1年中ケアをしていると答えた人が15.7%と最多である一方、ケアをしていない人も40.5%と4割を超えており、39歳までの年代は4割を超える人がかかとケアをしていません。かかとケアを始めるのは40代が多く、45歳以上では約8割がケアをしています。「1年中ケアをしている」人や「気になった時にケアをしている」人、また「かかとが気になる季節にケアしている」人も40歳以上で多い傾向にあります。


 次に、かかとの自信とケアの状況について掛け合わせて見てみました。かかとに「とても自信がある」と答えた人は50.6%と半数を超える人が「1年中ケアしている」と答え、圧倒的でした。「ケアしていない」と答えたのは、18.5%で全体の32.1%を大きく下回ります。「まあまあ自信がある」人
の「1年中ケアしている」割合はぐんと下がり、15.3%まで落ち込みます。自信の度合いとケアしていない人の割合はリンクし、自信が少なくなるほどにケアしていない人の割合も増える傾向があります。また、自信がないと答えながらも「ケアしていない」人の割合も多く、「全く自信がない」と答えた
31.6%の人は「ケアしていない」と答えており最多です。「あまり自信がない」人も「気になった時にケアしている」のが最多で24.4%、「ケアしていない」のは23.4%でした。


 最後にかかとの悩みとケアの状況について掛け合わせ見てみました。自信の度合いよりも悩みの度合いの方がケアの頻度とのリンクが高く、「とても悩みがある」人は、「1年中ケアしている」が最多で32.1%です。「まあまあ悩みがある」人は「かかとが気になる季節のみケアしている」が最多で31.3%です。悩みのない人は、約6割が「ケアしていない」と答えています。



3. かかと「ガサガサ」の悩み、ピークは40代。

 かかとに悩みがあると答えた1,471名の女性に、どんな症状に悩んでいるのか、あてはまる症状を選んでもらいました。(複数回答のため、合計が100%にはなりません。)1位は圧倒的に「ガサガサしている」で55%と半数を超えています。2位は「乾燥」で41%、3位は「固くなっている」39.2%と続きます。


 年齢別で見てみると、全体で圧倒的な「ガサガサしている」は、20代前半では32.2%にとどまり、20代後半で43.9%に増加、40代までは年齢が上がるにつれて増えていく傾向にあり、約7割まで増えていきます。50代に入ると少なくなり、6割以下になります。かかとのガサガサは、調査前は年齢が上がるほどに増える悩みではないかと推測していましたが、悩みのピークは40代だということがわかりました。2位の「乾燥」についても、50代以降よりも30代~40代の方が悩んでいる人の割合が多いことがわかります。「ひび割れ」「白くなっている」の悩みも、30代~40代の方が50代以上よりも悩んでいる人の割合が多いことがわかりました。



4. かかとケアしているのに、半数が効果に不満。

 かかとケアをしていると答えた1,039名の女性に、ケアの効果への満足度について聞きました。「とても満足している」10.8%と「まあまあ満足している」35.7%を合わせた満足している人は、46.5%。「あまり満足していない」32.3%と「全く満足していない」15.6%を合わせた満足していない人は47.8%とほぼ同率で、かかとをケアしているのに満足していない人が半数いるとも言えます。


 年齢別で見てみると、20代前半では「とても満足している」30.7%と「まあまあ満足している」50%を合わせた80.7%が満足していると答え、満足していない人はわずか15.9%です。20代後半になると、満足している人は58.6%と20ポイント以上も下がり、30代前半では満足している人が50.4%と減っていきます。30代後半になると、満足している34.8%に対して満足していない人が62.3%と満足している人と満足していない人の割合いが一気に逆転し、50代前半まで「満足していない」人の割合が非常に多い状態が続きます。50代後半になると、満足している人と満足していない人の割合が半々程度になります。



5. かかとケアの方法は「クリーム」が圧倒的に多いが、効果への不満も多い。

 かかとケアをしている人にケアの方法について選んでもらいました。(複数回答のため、合計が100%になりません。)全体では、「クリームを使用している」人が55.5%で圧倒的に多く、次に「角質を削っている」24.9%、「ケア後に靴下をはいている」18.6%と続きます。


 年齢別に見てみると、全体では圧倒的に多い「クリーム」ですが、20代前半では31.8%にとどまり、30.7%のほぼ同率で「角質を削っている」が選ばれています。20代は、ケアの方法として選んでいる項目が多く、「角質をはがしている」「ケア後に靴下をはいている」「化粧水を使用している」「オイルを使用している」「美容液を使用している」の項目で、すべての年代の中で最も多い割合の人が選択しています。年齢が上がるにつれ、「クリームを使用している」人の割合が増え、それ以外の選択肢を選んでいる人が少なくなっていく傾向が見られます。「角質を削っている」のが最も多いのは50代前半でした。「角質を剥がしている」のは、若年層の方が多く、年齢が上がるにつれて、取り入れている人が少なくなることがわかります。「化粧水(液状の化粧品)を使用している」「オイルを使用している」「美容液を使用している」のも若年層で多く、年齢が上がるにつれ取り入れている人が少なくなっている傾向が見られました。


 また、ケアの方法とケアの効果への満足度について掛け合わせて見てみました。(複数選択のため、それぞれの人数と合計人数は合致しません。)ケアの方法として最も多いのは「クリームを使用している」ですが、「満足している」46.3%に対して「満足していない」51%で効果に不満がある人の方が多いことがわかります。「角質を削っている」人も「満足している」44%に対して「満足していない」が53.6で、「満足していない」割合が最も高いのは「角質を削っている」でした。反対に圧倒的に満足している人の割合が多いのは「美容液を使用している」で、「満足している」が77.9%に対して「満足していない」が22.1%でした。その次に満足度が高いのが「温めている」で「満足している」が66.4%で「満足していない」が31%でした。「オイルを使用している」も満足度が高く「満足している」62.7%に対して「満足していない」34.7%でした。


【全体を通した考察】
1994年に初めて液状でスポンジつき容器に入った「魅惑フル フットケアローション」を発売以降、30年にわたり様々なブランドから液状のかかと用の化粧水を発売し、流通や使用者の年代を問わないロングセラーとなっている当社では、以前からかかとへの悩みを抱える女性が多く、なかなか解決しない悩みでもあることを把握しています。今回の調査では、かかとに自信がなくても気になる時しかケアしていないという実態がわかりましたが、自信がある人は1年中ケアしているということもわかりました。また、様々なケア方法がある中で、ケアしているにも関わらず、その効果に満足していない人が多いことも分かりました。これらの結果から、かかとのケアは、その人に合った方法で継続してケアすることで、まだまだ自信を持てるかかとに変われる可能性があると言えます。また、かかとの悩みは年齢を重ねるにつれ増えるものではなく、40代がピークであることが分かったことは新しい発見でした。かかとは、季節の変化に耐え、パンプスやヒールの痛みにも耐え、私たちの全体重を支えて立ってくれている部分でもあります。それぞれの人に合ったケア方法を見つけられるよう情報提供をしていきたいと考えます。

【新製品情報】 10月11日発売
◆足小路麗子専用サイト https://www.narisup.com/shop/brand/ashinokoji.aspx

商品名:足小路麗子(あしのこうじれいこ) 薬用 フットケアジェル 〔足用エッセンス〕 
販売名:薬用ジェルS4 a
価格: 1,200円(税抜)1,320円(税込) 
内容量:30g


かかとのガサガサ、ひび割れを防ぐ、薬用足用ジェル状エッセンス
●薬用有効成分の尿素・グリチルリチン酸ジカリウム配合で、分厚いかかとの角層を柔らかく、乾燥する冬場に多いひび割れを防ぎます。
●かかとにたっぷり塗りやすいジェル状美容液。オイルフリーで、しっとりと分厚いかかとの角層に浸透します。
●濃グリセリン(保湿成分)配合で固いかかとを包み込むラッピング効果があり、潤いを逃しません。
●3種の植物由来の保湿成分、ヨクイニン・リンゴ酸・チャエキス配合。
●天然由来のラベンダー油のほのかな香りで、夜のかかとケアに安らぎを。