【銀座・和光】「セッチュウ(SETCHU)」によるインスタレーションを開催

東京・代官山の「ギャラリーオンザヒル(gallery ON THE HILL)」セレクションによるアートON THE HILL selectionも同時出展


ジャケット 税込¥215,600、パンツ 税込¥116,600、シャツ 税込¥96,800

和光 本店地階アーツアンドカルチャーでは、10月17日(木)から10月30日(水)の期間、「SETCHU 24AW installation at WAKO Arts & Culture」を開催すると同時に、「紙」を用いた表現を追求する2名のアーティスト作品「ON THE HILL selection」の展示販売を実施します。
セッチュウ(SETCHU)のブランド名は和洋折衷に由来し、「クラシックなものに一捻りを加える」という考えが込められています。ブランドのシグネチャーの一つである'オリガミ(ORIGAMI)'シリーズは、2Dのものが3Dになる服のパターンの典型であり、その造形美やパワーに日本人らしさが宿る「折り紙」を要素として取り入れています。着る人の解釈や好みにより、さまざまな着方、見せ方ができるセッチュウのプロダクト。機能とデザインの深い次元での融合=折衷を、伝統と革新の文化が根付く、和光の「アーツアンドカルチャー」で表現します。


コート(セパレート) 税込¥473,000


今回共同で展示するのは、現代アートや美しい手仕事を紹介するギャラリーオンザヒル(gallery ON THE HILL)のセレクションによる作品「ON THE HILL selection」です。黒谷和紙作家・ハタノワタル氏の代表作「積み重なったもの」のシリーズは、和紙、土、顔料などが幾層にも重ねられ、長い年月をかけて積み重なってきたものの美しさを表現。黒谷和紙は昔ながらの素朴な風合いで、丈夫で長持ちするのが特徴で、アーツアンドカルチャーの壁紙としても使用されています。
一方、フラワーアーティスト・篠崎恵美氏が今回手掛けたのは、有機物である石と日本原産の紙で作る無機物の花を掛け合わせたスカルプチャー作品です。

積み重なったもの


セッチュウの“オリガミ”シリーズと、ハタノワタル氏、篠崎恵美氏の紙を用いたアート。日本の風土や精神性と密接に結びつく「紙」にまつわる作品が、「アーツアンドカルチャー」との出合いで生み出す日本のクラフトマンシップの素晴らしさを体感できる特別な空間をご体験ください。

◎10月18日(金)18:00~20:00にささやかなレセプションを行います。
 ハタノワタル氏が来場予定です。
 会場:和光 本店地階 アーツアンドカルチャー
    東京メトロ 銀座駅B1出口直結
    19:00以降はガス灯通り沿いプライベートエントランスをご利用ください。

セッチュウ(SETCHU)
ミラノを拠点とする、日本人デザイナーの桑田悟史氏が手がけるブランド。セッチュウはその名の通り和洋折衷という日本語から来ており、和と洋の折り重なるところ、2つの異なる物の融合を表現し、異なる文化のスタイルやコンセプトを組み合わせ、単体では見慣れたものから新しいものを生み出すという意味が込められている。
和WA(Water)と洋YO(OIL )のように、それまでには想像もつかないような要素を混ぜ合わせる。セッチュウのDNAは、クラシックなものから着想を得て、シンプルで機能的な衣服の創作をすること。クールであるということだけでなく、長く愛用されるデザインを生み出すことを目標に掲げている。


ギャラリーオンザヒル(gallery ON THE HILL)
一般社団法人オンザヒルが運営する、代官山ヒルサイドテラス内にあるgallery ON THE HILLは、現代アートや美しい手仕事の作品などを愛する者同士が「出合い・集う」ための「時と場」を提供し、東京代官山から「新しい何か」を発信していきます。2022年に長野県御代田町に「gallery fumoto」をオープン。2026年頃、鎌倉に新拠点をオープン予定。


ハタノワタル プロフィール


過去からつながってきた物事に興味を持ち表現するアーティスト。800年の歴史をもつ「黒谷和紙」の産地である京都府・綾部にて和紙を漉きながら静かに自分と向き合う時間を絵画や空間を通じて提案する。国内外で個展グループ展を開催する傍ら、和紙を使った空間作りを行い、新たな和紙の可能性を追求している。






篠崎恵美(シノザキメグミ) プロフィール



独自の感性で花の可能性を引き出し、花のロスを最大限に無くすデザイン、クリエイションをする。2009年に、「花を棄てずに未来に繋げる」を理念に掲げるクリエイティブスタジオ「エデンワークス(edenworks)」を設立。アーティストとフローリストの中間に立ち、紙を使って永遠の花を咲かせるアプローチと自然のサイクルの儚さへのオマージュいう対照的な2つをテーマにしている。花や植物の生と死、刹那的なものと永遠なものの間の深遠な領域を探求する象徴的な表現方法を特徴とし、国内外で活動している。







和光アーツアンドカルチャー



「アーツアンドカルチャー」として、今年の7月20日に生まれ変わった本店地階。このフロアは、単なるお買いものの場ではなく、何百年と継承されてきた伝統や技術、自然との付き合い方から生まれる日本の美意識、創作の追求に費やされた時間など、品物の背景にある物語を伝える拠点であり、文化と人々の交流の場です。
和光は、前身となる服部時計店の創業以来、職人のクラフトマンシップや最先端テクノロジーの枠を尽くした品々を紹介するとともに、定期的な美術展を開催して、そこに集う人々との関わり合いのなかで、さまざまな視点とインスピレーションを育んできました。和光に流れるアーツアンドカルチャーを尊ぶ精神を継承しながら、地階ならではの視点で、日本の工芸家や現代アーティストの作品を発信してまいります。


〒104-8105 東京都中央区銀座4丁目5-11 和光 本店地階
03-3562-2111(代表)
和光アーツアンドカルチャー 公式ページ https://www.wako.co.jp/c/artsandculture
和光アーツアンドカルチャー インスタグラム https://www.instagram.com/artsandculture_wako_ginzatokyo/