LINEでできる式場探し「トキハナ」が主催する「令和の結婚式を考える会」第2回会議の様子をレポート
「結婚式を個人同士の結びつきと捉えればカタチは変わる」今の結婚式について徹底議論
LINEでできる式場探し『トキハナ(https://tokihana.net/)』を運営する株式会社トキハナ(本社:東京都港区、代表取締役社長:安藤 正樹、以下 「トキハナ」)は、有識者や意見を持つ方々を募り、現代の結婚式の在り方について議論する「令和の結婚式を考える会」を主催しています。
第2回会議では参加メンバーのもんぬさん、ハヤカワ五味さん、松岡宗嗣さんがオンラインにて集まり「主催者の結婚式への捉え方や動機」について自身の参列経験をもとに話し合いました。
トキハナ主催「令和の結婚式を考える会」とは?
少子化により縮小が予想される結婚式市場において、結婚式を実施しない層のニーズや不満を解消するため、新しい選択肢を開発することを目指すプロジェクト。
現在の結婚式業界が多様化する顧客ニーズに対応できていない実情を解決すべく「トキハナ」が、有識者と共に個々の価値観に合わせた新しい結婚式の選択肢を共創し、令和時代にふさわしい結婚式を提案します。
第2回参加メンバー
もんぬ
1992年、静岡県生まれ。筑波大学大学院(生物化学)を卒業後、P&Gジャパン合同会社、株式会社キッズラインに勤め、現在は株式会社スマートラウンドで時短正社員をしながら「見た目と心」をテーマに事業を展開するglassout社代表を務める。その傍ら、各種SNSで「自分を好きになるため、内面磨きと外見磨きをとことん追求する独身アラサー」として発信活動を行う。AH認定プロコーチ。無類の酒好き。
松岡宗嗣
愛知県名古屋市生まれ。政策や法制度を中心とした性的マイノリティに関する情報を発信する一般社団法人fair代表理事。ゲイであることをオープンにしながら、Yahoo!ニュースやGQ、HuffPost等で多様なジェンダー・セクシュアリティに関する記事を執筆。教育機関や企業、自治体等での研修・講演実績多数。著書に『あいつゲイだって - アウティングはなぜ問題なのか?』(柏書房)、共著『LGBTとハラスメント』(集英社新書)など
ハヤカワ五味
1995年、東京都生まれ。高校生の頃からアクセサリー類等の製作や販売を行い、多摩美術大学入学後にランジェリーブランド「feast」を立ち上げる。2019年からは生理から選択を考えるプロジェクト「ILLUMINATE」を立ち上げ、2022年にM&Aでユーグレナグループにジョイン。同年に「feast」を(株)ブルマーレに事業譲渡。最近は生成AI関連の仕事。
安藤正樹
株式会社トキハナ代表取締役社長。2003年京都大学法学部卒業。2001年より創業メンバーとして参画の株式会社ドリコムで営業担当取締役を務め、東証マザーズ上場に貢献。2009年4月、株式会社エスクリに入社。東証マザーズ上場を経験後、取締役事業本部長に就任。東証一部指定替に貢献。
第2回会議をレポート
【参列して感じた結婚式への不満】
もんぬ:これまで20以上の結婚式に参列してきましたが、席の関係で人数合わせを強制されることや、キリスト教徒ではないのに神父の前で誓うこと、花嫁だけが両親に感動の手紙を読むことなど違和感を感じる場面は多々ありました。
私が結婚式をするなら、生い立ちムービーやブーケトス、ファーストバイト、花嫁だけ両親に手紙を読むなどのコンテンツは省きますし、ゲストに貴重な休日を使ってもらっているので、個々に感謝を伝えられる時間を設けたいです。
とはいえ、主催者との関係性によって結婚式への感じ方が異なるのもまた事実としてあると思います。例えば、仲の良い人だと生い立ちムービーで二人の接点を知れるのはむしろ感慨深いと感じます。
ハヤカワ:私も結婚式全体のコンテンツが退屈でつまらないと感じることが多いです。ユニークな馴れ初めムービー、例えばTiktokでよくみる「猫ミーム」をふたりに置き換えて表現してみたら面白いかもしれませんね。
松岡:結婚式の余興の実態はどうですか?あとは、主催者の異性の友人は結婚式に呼んではいけないみたいな話もあると聞いたことがあるのですが、実際はどうなんでしょう?
安藤(トキハナ):異性の友人を呼んではいけないというのは迷信ですが、そう思い込んでいる方もいらっしゃいます。余興は何かしら必ずありますが、そのクオリティは主催者や友人によりますよね。
ハヤカワ:私が参列した中で、一番印象に残っている余興は、本物のお笑い芸人が出てきて漫才をしていた結婚式です。あれくらいのクオリティだと満足できます。
もんぬ:過去にあった、新郎新婦のイメージをGoogleフォームで集めて生成AIで絵を作る余興や、チェロ演奏の余興は良かったですね。内輪ノリではなく、みんなが楽しめるコンテンツにしようという意図が素敵だなと思いました。一方で、体育会系の男性たちが踊る余興は面白さがよくわからず、個人的には謎でした。勝手な意見ですが。
松岡:男性が裸になったり女装をしたりすることが“面白い”とされがちですが、これは偏見と差別を内包したジェンダー構造が影響していますね。
【結婚式の本質と結びつきの捉え方】
安藤:結婚式は集まることに意味があり、集合写真を撮って話せれば十分だと思います。友人スピーチも、主催者の親族をはじめ、参列したゲストが主催者の知らない一面を知ることができる機会になるので案外大事ですよね。
もんぬ:そういった機会にはとても価値があると思うので、私が友人スピーチをするときは、おそらく他の人が知らないであろう主催者の素敵な一面を具体的なエピソードとともに内容に盛り込むようにしています(主催者の許可をえた上で)。逆に以前、乾杯の挨拶で偉そうに人生の説教を始める人がいて、あれは本当に嫌でしたね。
ハヤカワ:そんなことがあるんですね。あと、結婚式って新郎側と新婦側に分かれて座る席の配置や、主賓の概念がわかりづらいです。乾杯の挨拶や親族の挨拶も、家族や組織との結びつきから来ているんでしょうね。
松岡:結婚式を家族や組織の結びつきと捉える人と、個人同士の結びつきと捉える人がいるのではないかと思います。婚姻制度自体は「家どうし」ではなく「個人どうし」の結婚について規定していますよね。個人と個人の結婚式なら、挨拶も親友やお世話になった人が中心になりますし、LGBTQ+も含めて個人として捉えると結婚式に対するいろいろなハードルが下がっていくのではと思います。
【3つに分類される結婚式の動機とそれに沿った構成】
松岡:結婚式を挙げる人の中には「自分を見せたい人」と「ゲストに負担をかけたくない人」がいるのではないでしょうか。
安藤:その通りだと感じます。さらに、結婚式を挙げる動機は「報告したい」「祝われたい」「親から言われた」の3つに分類されると思っています。
ハヤカワ:なるほど。動機が「祝われたい」なら隠さずに言ってほしいですね。もし家族に言われたからやるのであれば、ゲストに高額なご祝儀を払わせるのではなく、両親が費用を負担しては?と思ってしまいます。「報告したい」のであれば、余興やファーストバイトなどの内容は本質的には無くてもよいものですし、とにかく目的を明確にし、逆算して結婚式プログラムを構成するべきですね。
安藤:現状、動機が「報告したい」という結婚式にはフォーマットがないので悩む人が多く「みんながやっているから」と一般的な結婚式の演出を取り入れざるを得ないのではないでしょうか。主催者にとって意味のない演出はカットし、その分で主催者とゲストが話せる時間を増やすのが良いと思います。
ハヤカワ:「定番の演出をやらなくてもいい」という選択肢をもっと提示する必要がありますね。例えば、報告が目的であれば、全テーブルを回って料理を一緒に食べるのも良いアイデアだと思います。
もんぬ:結婚式を個人同士の結びつきと捉えれば、新郎側・新婦側でバランス良く分ける席の配置も人数合わせで呼ばれることもなくなり、本当に仲の良い人だけの結婚式になりそうですよね。
組織の単位で呼ぶと、どうしても関係が薄い人まで招待されてしまいがちですが、仲の良い人たちだけの結婚式であれば、コンテンツにももう少し寛容になれると思います。
何より主催者ともっと話す時間がとれそうです。
あとは、結婚式を挙げた友達から「あなたも結婚式やってね」と言われることがあり、善意なのはわかっているのですが、結婚したいかどうかわからない私としてはプレッシャーを感じます。
ハヤカワ:今の時代、結婚が前提ではないので、必ずしもそうなるとは限らないですよね。
もんぬ:そもそも結婚式に「参加するかしないか(3万円か0円か)」という極端な選択肢しかないので、お祝いの気持ちを伝える手段としてもっとバリエーションがあればいいのにと思います。逆に、主催者からゲストへの感謝の伝え方にも、もっと選択肢があっていいように感じます。
ゲストの多様な価値観に配慮した「従来の形式にとらわれない結婚式」を実現する取り組み
ゲストの価値観が多様化する中で、定番のプログラムが必ずしもフィットしないケースが増えています。かつては「結婚式はこういうもの」と、ゲストが主催者に合わせるのが当たり前でしたが、令和の結婚式ではその強制感が障害となり、若者世代の間で結婚式に対する違和感が広がっています。
その中で、結婚式当日に最も求められていることは、新郎新婦とゲストが直接話せる時間を確保することと考えられます。それはゲストはふたりを祝うために集まっているからで、その価値を最大化するための変革が求められています。
<ゲストの違和感をなくすための具体策>
・「形式的なスピーチ」や「特定のコミュニティ内だけが喜ぶ演出」など、集まらなくても成立するプログラムの事前配信
・感謝を伝えるためのゲスト個々人へのメッセージ配信
・新郎側・新婦側でゲストを分けず、人数バランスを気にしなくて済む席の配置など新たな風習の浸透
ゲストに向けたコンテンツを動画で事前配信したり、メッセージを届ける機能があれば「定番の慣習にとらわれない結婚式づくり」を目指すふたりのサポートができると考え、トキハナでは現在、web招待状を軸にしたサービス開発を検討しています。
今後も「令和の結婚式を考える会」で集めた意見をもとに、結婚式に関する不満や課題を解決するプロジェクトに取り組んでいきます。
「トキハナ」運営会社概要
「ネットとリアルで新しい価値を」を理念とし、「これまでの常識を解き放ち、誰もが自分らしい選択をできる世界に」をビジョンに掲げ「人とテクノロジーの力で、結婚するふたりの人生を支えるインフラになる」をミッションに、LINEでできる式場探し「トキハナ」を提供。累計GMV100億円、参画式場数650、日経クロストレンド「未来の市場をつくる100社」選出。
商号 : 株式会社トキハナ
代表者 : 代表取締役社長 安藤 正樹
所在地 : 〒105-0004 東京都港区新橋1-18-21 第一日比谷ビル 5階
設立 : 2016年5月
資本金 : 6,039万円
URL : https://tokihana.co.jp/
事業内容 :
トキハナ https://tokihana.net/
トキハナOne https://one.tokihana.net/
リクシィブライダルコンサルティング https://consulting.tokihana.co.jp/
リクシィキャリア https://career.tokihana.co.jp/
リクシィLINEコンサルティング https://salesdx.tokihana.co.jp/
LINEでできる式場探し『トキハナ(https://tokihana.net/)』を運営する株式会社トキハナ(本社:東京都港区、代表取締役社長:安藤 正樹、以下 「トキハナ」)は、有識者や意見を持つ方々を募り、現代の結婚式の在り方について議論する「令和の結婚式を考える会」を主催しています。
第2回会議では参加メンバーのもんぬさん、ハヤカワ五味さん、松岡宗嗣さんがオンラインにて集まり「主催者の結婚式への捉え方や動機」について自身の参列経験をもとに話し合いました。
トキハナ主催「令和の結婚式を考える会」とは?
少子化により縮小が予想される結婚式市場において、結婚式を実施しない層のニーズや不満を解消するため、新しい選択肢を開発することを目指すプロジェクト。
現在の結婚式業界が多様化する顧客ニーズに対応できていない実情を解決すべく「トキハナ」が、有識者と共に個々の価値観に合わせた新しい結婚式の選択肢を共創し、令和時代にふさわしい結婚式を提案します。
第2回参加メンバー
もんぬ
1992年、静岡県生まれ。筑波大学大学院(生物化学)を卒業後、P&Gジャパン合同会社、株式会社キッズラインに勤め、現在は株式会社スマートラウンドで時短正社員をしながら「見た目と心」をテーマに事業を展開するglassout社代表を務める。その傍ら、各種SNSで「自分を好きになるため、内面磨きと外見磨きをとことん追求する独身アラサー」として発信活動を行う。AH認定プロコーチ。無類の酒好き。
松岡宗嗣
愛知県名古屋市生まれ。政策や法制度を中心とした性的マイノリティに関する情報を発信する一般社団法人fair代表理事。ゲイであることをオープンにしながら、Yahoo!ニュースやGQ、HuffPost等で多様なジェンダー・セクシュアリティに関する記事を執筆。教育機関や企業、自治体等での研修・講演実績多数。著書に『あいつゲイだって - アウティングはなぜ問題なのか?』(柏書房)、共著『LGBTとハラスメント』(集英社新書)など
ハヤカワ五味
1995年、東京都生まれ。高校生の頃からアクセサリー類等の製作や販売を行い、多摩美術大学入学後にランジェリーブランド「feast」を立ち上げる。2019年からは生理から選択を考えるプロジェクト「ILLUMINATE」を立ち上げ、2022年にM&Aでユーグレナグループにジョイン。同年に「feast」を(株)ブルマーレに事業譲渡。最近は生成AI関連の仕事。
安藤正樹
株式会社トキハナ代表取締役社長。2003年京都大学法学部卒業。2001年より創業メンバーとして参画の株式会社ドリコムで営業担当取締役を務め、東証マザーズ上場に貢献。2009年4月、株式会社エスクリに入社。東証マザーズ上場を経験後、取締役事業本部長に就任。東証一部指定替に貢献。
第2回会議をレポート
【参列して感じた結婚式への不満】
もんぬ:これまで20以上の結婚式に参列してきましたが、席の関係で人数合わせを強制されることや、キリスト教徒ではないのに神父の前で誓うこと、花嫁だけが両親に感動の手紙を読むことなど違和感を感じる場面は多々ありました。
私が結婚式をするなら、生い立ちムービーやブーケトス、ファーストバイト、花嫁だけ両親に手紙を読むなどのコンテンツは省きますし、ゲストに貴重な休日を使ってもらっているので、個々に感謝を伝えられる時間を設けたいです。
とはいえ、主催者との関係性によって結婚式への感じ方が異なるのもまた事実としてあると思います。例えば、仲の良い人だと生い立ちムービーで二人の接点を知れるのはむしろ感慨深いと感じます。
ハヤカワ:私も結婚式全体のコンテンツが退屈でつまらないと感じることが多いです。ユニークな馴れ初めムービー、例えばTiktokでよくみる「猫ミーム」をふたりに置き換えて表現してみたら面白いかもしれませんね。
松岡:結婚式の余興の実態はどうですか?あとは、主催者の異性の友人は結婚式に呼んではいけないみたいな話もあると聞いたことがあるのですが、実際はどうなんでしょう?
安藤(トキハナ):異性の友人を呼んではいけないというのは迷信ですが、そう思い込んでいる方もいらっしゃいます。余興は何かしら必ずありますが、そのクオリティは主催者や友人によりますよね。
ハヤカワ:私が参列した中で、一番印象に残っている余興は、本物のお笑い芸人が出てきて漫才をしていた結婚式です。あれくらいのクオリティだと満足できます。
もんぬ:過去にあった、新郎新婦のイメージをGoogleフォームで集めて生成AIで絵を作る余興や、チェロ演奏の余興は良かったですね。内輪ノリではなく、みんなが楽しめるコンテンツにしようという意図が素敵だなと思いました。一方で、体育会系の男性たちが踊る余興は面白さがよくわからず、個人的には謎でした。勝手な意見ですが。
松岡:男性が裸になったり女装をしたりすることが“面白い”とされがちですが、これは偏見と差別を内包したジェンダー構造が影響していますね。
【結婚式の本質と結びつきの捉え方】
安藤:結婚式は集まることに意味があり、集合写真を撮って話せれば十分だと思います。友人スピーチも、主催者の親族をはじめ、参列したゲストが主催者の知らない一面を知ることができる機会になるので案外大事ですよね。
もんぬ:そういった機会にはとても価値があると思うので、私が友人スピーチをするときは、おそらく他の人が知らないであろう主催者の素敵な一面を具体的なエピソードとともに内容に盛り込むようにしています(主催者の許可をえた上で)。逆に以前、乾杯の挨拶で偉そうに人生の説教を始める人がいて、あれは本当に嫌でしたね。
ハヤカワ:そんなことがあるんですね。あと、結婚式って新郎側と新婦側に分かれて座る席の配置や、主賓の概念がわかりづらいです。乾杯の挨拶や親族の挨拶も、家族や組織との結びつきから来ているんでしょうね。
松岡:結婚式を家族や組織の結びつきと捉える人と、個人同士の結びつきと捉える人がいるのではないかと思います。婚姻制度自体は「家どうし」ではなく「個人どうし」の結婚について規定していますよね。個人と個人の結婚式なら、挨拶も親友やお世話になった人が中心になりますし、LGBTQ+も含めて個人として捉えると結婚式に対するいろいろなハードルが下がっていくのではと思います。
【3つに分類される結婚式の動機とそれに沿った構成】
松岡:結婚式を挙げる人の中には「自分を見せたい人」と「ゲストに負担をかけたくない人」がいるのではないでしょうか。
安藤:その通りだと感じます。さらに、結婚式を挙げる動機は「報告したい」「祝われたい」「親から言われた」の3つに分類されると思っています。
ハヤカワ:なるほど。動機が「祝われたい」なら隠さずに言ってほしいですね。もし家族に言われたからやるのであれば、ゲストに高額なご祝儀を払わせるのではなく、両親が費用を負担しては?と思ってしまいます。「報告したい」のであれば、余興やファーストバイトなどの内容は本質的には無くてもよいものですし、とにかく目的を明確にし、逆算して結婚式プログラムを構成するべきですね。
安藤:現状、動機が「報告したい」という結婚式にはフォーマットがないので悩む人が多く「みんながやっているから」と一般的な結婚式の演出を取り入れざるを得ないのではないでしょうか。主催者にとって意味のない演出はカットし、その分で主催者とゲストが話せる時間を増やすのが良いと思います。
ハヤカワ:「定番の演出をやらなくてもいい」という選択肢をもっと提示する必要がありますね。例えば、報告が目的であれば、全テーブルを回って料理を一緒に食べるのも良いアイデアだと思います。
もんぬ:結婚式を個人同士の結びつきと捉えれば、新郎側・新婦側でバランス良く分ける席の配置も人数合わせで呼ばれることもなくなり、本当に仲の良い人だけの結婚式になりそうですよね。
組織の単位で呼ぶと、どうしても関係が薄い人まで招待されてしまいがちですが、仲の良い人たちだけの結婚式であれば、コンテンツにももう少し寛容になれると思います。
何より主催者ともっと話す時間がとれそうです。
あとは、結婚式を挙げた友達から「あなたも結婚式やってね」と言われることがあり、善意なのはわかっているのですが、結婚したいかどうかわからない私としてはプレッシャーを感じます。
ハヤカワ:今の時代、結婚が前提ではないので、必ずしもそうなるとは限らないですよね。
もんぬ:そもそも結婚式に「参加するかしないか(3万円か0円か)」という極端な選択肢しかないので、お祝いの気持ちを伝える手段としてもっとバリエーションがあればいいのにと思います。逆に、主催者からゲストへの感謝の伝え方にも、もっと選択肢があっていいように感じます。
ゲストの多様な価値観に配慮した「従来の形式にとらわれない結婚式」を実現する取り組み
ゲストの価値観が多様化する中で、定番のプログラムが必ずしもフィットしないケースが増えています。かつては「結婚式はこういうもの」と、ゲストが主催者に合わせるのが当たり前でしたが、令和の結婚式ではその強制感が障害となり、若者世代の間で結婚式に対する違和感が広がっています。
その中で、結婚式当日に最も求められていることは、新郎新婦とゲストが直接話せる時間を確保することと考えられます。それはゲストはふたりを祝うために集まっているからで、その価値を最大化するための変革が求められています。
<ゲストの違和感をなくすための具体策>
・「形式的なスピーチ」や「特定のコミュニティ内だけが喜ぶ演出」など、集まらなくても成立するプログラムの事前配信
・感謝を伝えるためのゲスト個々人へのメッセージ配信
・新郎側・新婦側でゲストを分けず、人数バランスを気にしなくて済む席の配置など新たな風習の浸透
ゲストに向けたコンテンツを動画で事前配信したり、メッセージを届ける機能があれば「定番の慣習にとらわれない結婚式づくり」を目指すふたりのサポートができると考え、トキハナでは現在、web招待状を軸にしたサービス開発を検討しています。
今後も「令和の結婚式を考える会」で集めた意見をもとに、結婚式に関する不満や課題を解決するプロジェクトに取り組んでいきます。
「トキハナ」運営会社概要
「ネットとリアルで新しい価値を」を理念とし、「これまでの常識を解き放ち、誰もが自分らしい選択をできる世界に」をビジョンに掲げ「人とテクノロジーの力で、結婚するふたりの人生を支えるインフラになる」をミッションに、LINEでできる式場探し「トキハナ」を提供。累計GMV100億円、参画式場数650、日経クロストレンド「未来の市場をつくる100社」選出。
商号 : 株式会社トキハナ
代表者 : 代表取締役社長 安藤 正樹
所在地 : 〒105-0004 東京都港区新橋1-18-21 第一日比谷ビル 5階
設立 : 2016年5月
資本金 : 6,039万円
URL : https://tokihana.co.jp/
事業内容 :
トキハナ https://tokihana.net/
トキハナOne https://one.tokihana.net/
リクシィブライダルコンサルティング https://consulting.tokihana.co.jp/
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