「防災バッグを常備していない」48%、「防災バッグの中に下着を入れていない」35%。「防災バッグに下着を入れる考えがなかった」という声も。災害に備えた下着の必要性についての課題が浮き彫りに。
2021年に続き「防災と下着」のアンケートを実施。避難所生活で下着や衛生用品の必要性を感じるという体験談も見受けられる一方、防災バッグや下着を用意している人がまだまだ少ないことが課題として浮き彫りに。
株式会社HEAVEN Japan(所在地:大阪府河内長野市、代表取締役:松田崇)は、インターネットで女性934人を対象に「防災と下着」に関するアンケートを実施いたしました。2021年に同じ内容で実施したアンケートと比較し、防災バッグや下着の準備についての意識はまだまだ低いことが浮き彫りになりました。
「防災バッグを常備していない」割合は48%、「防災バッグの中に下着を入れていない」割合は35%。回答数は大幅に増加したものの、防災バッグと下着の常備の割合は、2021年のアンケート時とほぼ変わらない結果に。
防災バッグの準備について質問したところ、「防災バッグを常備していない」と回答した人は48%、「防災バッグを常備しているが、下着は入れていない」人は、全体の35%という結果となりました。
2021年のアンケート調査では、「防災バッグを常備していない」人は48%、「防災バッグを常備しているが、下着は入れていない」人は37.1%でした。アンケート回答数は、2021年が361件、2024年が934件と2.5倍以上に増えたものの、防災バッグと下着の常備の割合はほぼ変わらない結果となりました。
「防災のために下着を用意するということに気づかなかった」という声が目立つ。さらに防災用下着には、「もったいなさを感じない点」や「コンパクトさ」に需要があることが分かった。
「防災バッグを常備していない、下着を入れていない理由」について伺ったところ、「下着を用意するということに気づかなかった」「このアンケートで気づけてよかった」という回答が目立ちました。防災バッグを常備している人も、下着の用意までには意識が及ばなかったことが分かります。
さらに、防災バッグと下着の必要性は理解しているものの、「入れなきゃと思いつつ後回しになっている」「いつ使うかわからないのに使える下着を入れておくのがもったいない」「優先順位が高いものを用意すると、下着を入れるスペースがない」という意見も。防災用下着には、いざという時に使わなくてももったいなさを感じないことや、コンパクトさなどが求められていることが明らかになりました。
避難所生活で役立ったアイテムに、食料や飲料水に加えて「下着や衛生用品」を挙げる声が。プライバシーや性被害への対策が求められる。
「防災バッグに入れているもの、災害に備えて備蓄しているもの、避難をした際に役に立ったアイテムがあれば教えてください」という質問には、食料や飲料水などに加えて、下着や生理用ナプキンなどの衛生用品を挙げる方が見られました。
「飲料や食品の備蓄について意識していたが、避難所に行った時には飲食物よりも衛生面での準備が必要だったと感じた」「生理用品やノンアルコールのウェットティッシュを多めに入れておいてよかった。」という体験談も。
飲食物は支援物資や炊き出しなどで早めに手に入るケースが多い一方で、衣類・衛生関連は後回しにされることも珍しくありません。
特に女性視点では、避難所でのプライバシーや性被害への懸念は大きいものです。NPO法人「東日本大震災女性支援ネットワーク」の調査によると、2011年に起きた東日本大震災の被災地の避難所では、性行為の強要やセクハラなどの性被害が発生していることが分かっています。
「下着は干すところが限られるから、一見下着と分からないものがよい」「洗濯は人の目がありしにくいので、使い捨ての下着が便利だった」という体験談も見受けられました。災害に備えて下着を用意しておくだけでなく、避難所での生活を考慮した下着選びが必要だということが分かります。
アンケート調査まとめ
今回のアンケートの結果から、防災バッグや下着の準備について、まだまだ意識されていない方が多いことが分かりました。また、意識していても「後回しにしてしまう」「いつ使うか分からない下着を入れておくのがもったいない」という意見もありました。
2024年8月8日に宮崎県で震度6弱の揺れを観測し、それから南海トラフ地震臨時情報が発表されたのは記憶に新しい方も多いと思います。加えて、台風や大雨、土砂災害などが身近にある日本は、災害大国と言っても過言ではありません。防災に関する意識を傾けると共に、下着への関心も高めていく必要性があるでしょう。
株式会社HEAVEN Japanは、今後もSNSなどを通じて防災と下着についての発信を行っていき、いざというときの女性の安心・安全に貢献したいと考えております。
<調査概要>
調査対象:女性934人
調査期間:2024年9月1日~9月5日
調査・集計方法:インターネット(自社メールマガジン・SNS)
有効回答数:934件
<株式会社HEAVEN Japanについて>
一人ひとりの女性の心と体に寄り添う「適正下着(R)」の開発から販売までを行う女性下着ブランド。「下着やからだのことで悩んだりあきらめたりする女性をなくしたい」をモットーに、下着に関するあらゆる情報や豆知識を発信。スタッフが旅行中に震災に遭ったことをきっかけに、9月1日の「防災の日」にちなんで、2022年1月頃から「防災と下着」に関する情報を届けている。
「防災と下着」の情報発信をスタートしたきっかけについてはこちら:
https://shop.heaven-jp.co.jp/blogs/contents/bousaisitagi?srsltid=AfmBOop_gaj854KB3P7xhn9pCk4IT2CS3VovNMoYJM0AgD86v9myj81j
<参考URL>
株式会社HEAVEN Japan(コーポレートサイト)
https://heaven-jp.co.jp/
株式会社HEAVEN Japan(防災と下着に関するコラム)
https://shop.heaven-jp.co.jp/pages/bousai
東日本大震災「災害・復興時における女性と子どもへの暴力」に関する調査報告書|東日本大震災女性支援ネットワーク
http://risetogetherjp.org/wordpress/wp-content/uploads/2015/12/bouryokuchosa4.pdf
株式会社HEAVEN Japan(所在地:大阪府河内長野市、代表取締役:松田崇)は、インターネットで女性934人を対象に「防災と下着」に関するアンケートを実施いたしました。2021年に同じ内容で実施したアンケートと比較し、防災バッグや下着の準備についての意識はまだまだ低いことが浮き彫りになりました。
「防災バッグを常備していない」割合は48%、「防災バッグの中に下着を入れていない」割合は35%。回答数は大幅に増加したものの、防災バッグと下着の常備の割合は、2021年のアンケート時とほぼ変わらない結果に。
防災バッグの準備について質問したところ、「防災バッグを常備していない」と回答した人は48%、「防災バッグを常備しているが、下着は入れていない」人は、全体の35%という結果となりました。
2021年のアンケート調査では、「防災バッグを常備していない」人は48%、「防災バッグを常備しているが、下着は入れていない」人は37.1%でした。アンケート回答数は、2021年が361件、2024年が934件と2.5倍以上に増えたものの、防災バッグと下着の常備の割合はほぼ変わらない結果となりました。
「防災のために下着を用意するということに気づかなかった」という声が目立つ。さらに防災用下着には、「もったいなさを感じない点」や「コンパクトさ」に需要があることが分かった。
「防災バッグを常備していない、下着を入れていない理由」について伺ったところ、「下着を用意するということに気づかなかった」「このアンケートで気づけてよかった」という回答が目立ちました。防災バッグを常備している人も、下着の用意までには意識が及ばなかったことが分かります。
さらに、防災バッグと下着の必要性は理解しているものの、「入れなきゃと思いつつ後回しになっている」「いつ使うかわからないのに使える下着を入れておくのがもったいない」「優先順位が高いものを用意すると、下着を入れるスペースがない」という意見も。防災用下着には、いざという時に使わなくてももったいなさを感じないことや、コンパクトさなどが求められていることが明らかになりました。
避難所生活で役立ったアイテムに、食料や飲料水に加えて「下着や衛生用品」を挙げる声が。プライバシーや性被害への対策が求められる。
「防災バッグに入れているもの、災害に備えて備蓄しているもの、避難をした際に役に立ったアイテムがあれば教えてください」という質問には、食料や飲料水などに加えて、下着や生理用ナプキンなどの衛生用品を挙げる方が見られました。
「飲料や食品の備蓄について意識していたが、避難所に行った時には飲食物よりも衛生面での準備が必要だったと感じた」「生理用品やノンアルコールのウェットティッシュを多めに入れておいてよかった。」という体験談も。
飲食物は支援物資や炊き出しなどで早めに手に入るケースが多い一方で、衣類・衛生関連は後回しにされることも珍しくありません。
特に女性視点では、避難所でのプライバシーや性被害への懸念は大きいものです。NPO法人「東日本大震災女性支援ネットワーク」の調査によると、2011年に起きた東日本大震災の被災地の避難所では、性行為の強要やセクハラなどの性被害が発生していることが分かっています。
「下着は干すところが限られるから、一見下着と分からないものがよい」「洗濯は人の目がありしにくいので、使い捨ての下着が便利だった」という体験談も見受けられました。災害に備えて下着を用意しておくだけでなく、避難所での生活を考慮した下着選びが必要だということが分かります。
アンケート調査まとめ
今回のアンケートの結果から、防災バッグや下着の準備について、まだまだ意識されていない方が多いことが分かりました。また、意識していても「後回しにしてしまう」「いつ使うか分からない下着を入れておくのがもったいない」という意見もありました。
2024年8月8日に宮崎県で震度6弱の揺れを観測し、それから南海トラフ地震臨時情報が発表されたのは記憶に新しい方も多いと思います。加えて、台風や大雨、土砂災害などが身近にある日本は、災害大国と言っても過言ではありません。防災に関する意識を傾けると共に、下着への関心も高めていく必要性があるでしょう。
株式会社HEAVEN Japanは、今後もSNSなどを通じて防災と下着についての発信を行っていき、いざというときの女性の安心・安全に貢献したいと考えております。
<調査概要>
調査対象:女性934人
調査期間:2024年9月1日~9月5日
調査・集計方法:インターネット(自社メールマガジン・SNS)
有効回答数:934件
<株式会社HEAVEN Japanについて>
一人ひとりの女性の心と体に寄り添う「適正下着(R)」の開発から販売までを行う女性下着ブランド。「下着やからだのことで悩んだりあきらめたりする女性をなくしたい」をモットーに、下着に関するあらゆる情報や豆知識を発信。スタッフが旅行中に震災に遭ったことをきっかけに、9月1日の「防災の日」にちなんで、2022年1月頃から「防災と下着」に関する情報を届けている。
「防災と下着」の情報発信をスタートしたきっかけについてはこちら:
https://shop.heaven-jp.co.jp/blogs/contents/bousaisitagi?srsltid=AfmBOop_gaj854KB3P7xhn9pCk4IT2CS3VovNMoYJM0AgD86v9myj81j
<参考URL>
株式会社HEAVEN Japan(コーポレートサイト)
https://heaven-jp.co.jp/
株式会社HEAVEN Japan(防災と下着に関するコラム)
https://shop.heaven-jp.co.jp/pages/bousai
東日本大震災「災害・復興時における女性と子どもへの暴力」に関する調査報告書|東日本大震災女性支援ネットワーク
http://risetogetherjp.org/wordpress/wp-content/uploads/2015/12/bouryokuchosa4.pdf