カリフォルニアポピー「バレリーナ」が まもなく見頃です(国営ひたち海浜公園)

草原に揺れる、小さな踊り子たち


2025年5月28日撮影

国営ひたち海浜公園の大草原西側花畑では、約5.7万本のカリフォルニアポピー「バレリーナ」が現在、3分咲きとなっています。今年は5月31日に見頃を迎え、6月8日頃まで続くと予想しています。初登場となる品種「バレリーナ」が、一面に咲き誇る様子は、今年ならではの見どころです。


目次

カリフォルニアの「州花」として愛される太陽の花



カリフォルニアポピーはケシ科ハナビシソウ属の一年草で、ネモフィラと同じ北アメリカ原産です。草丈は20~60cmで、直径4~6cmほどの薄く艶のある花を咲かせます。
カリフォルニア州の州花に指定されており、明治時代の初期にアメリカから日本へ渡来しました。和名の「ハナビシソウ(花菱草)」は、4枚の花びらが四方に開く様子が、紋所の「花菱紋」の形に似ていることに由来します。



初登場の品種「バレリーナ」


2025年5月28日撮影
カリフォルニアポピー「バレリーナ」は、軽やかなフリル状の花びらが特徴の品種です。まるで踊るバレリーナのチュチュのように、繊細で優雅な花を咲かせます。クリーム、アプリコット、ピンクの柔らかい色合いが重なり合い、自然な風景の中に彩りと優美さを添えてくれます。花畑に新たな彩りと魅力を加えるために、今年はこれまでのオレンジ一色のカリフォルニアポピーから「バレリーナ」へと植栽を変更しました。



花と風を感じるサイクリングもおすすめ


2025年5月28日撮影
大草原西側花畑は、全長約13kmのサイクリングコースの「まつかぜサークル」と「ぴょんぴょんサークル」の間に位置しています。カリフォルニアポピーは、サイクリングコース沿いを自転車で走りながら、普段とは違う視点でお花を楽しめます。園路から間近で観察したり、大草原にレジャーシートを広げて寝転びながらの観賞もおすすめです。



まだまだ楽しめる初夏のフラワーリレー

カルフォルニアポピーをはじめ、大草原周辺では初夏の花々が見頃を迎えています。赤とピンクの花が絨毯のように広がる「シャーレーポピー」や、青・白・ピンク・赤などの花々がそよそよ揺れるように咲く「ヤグルマギク」「アグロステンマ」など、次々とバトンを繋ぐように咲き誇り、季節の移ろいを華やかに彩ります。

シャーレーポピー 2025年5月28日撮影

ヤグルマギク、アグロステンマ 2025年5月28日撮影

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国営ひたち海浜公園 ひたち公園管理センター
国営ひたち海浜公園は、茨城県ひたちなか市の太平洋岸にあり、春のネモフィラ、スイセン、チューリップ、初夏にはポピーやバラ、夏のジニア、ヒマワリ、秋にはコキア、コスモス、冬のアイスチューリップなど、彩り豊な花々が四季を通じて楽しめます。また、海抜100mからの眺望を楽しめる大観覧車をはじめ、ジェットコースターなど多彩なアトラクションが揃う遊園地「プレジャーガーデン」のほか、林間アスレチック広場やバーベキュー広場など、食事・スポーツ・ピクニック・・・遊び方は十人十色。魅力いっぱいの公園で、思い思いの時間をお過ごしください。

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