SHIBUYA109 lab.「女子高生・女子大生のスマホの必須アプリ調査」
株式会社SHIBUYA109エンタテイメント(本社:東京都渋谷区、社長:木村 知郎)が運営する若者マーケティング研究機関『SHIBUYA109 lab.(読み:シブヤイチマルキューラボ)』は女子高生、女子大生を対象に、「スマホの中身」調査を行いました。写真や動画の撮影、動画視聴、SNSのチェックなど、around20すべての行動において、今やスマホなしには考えられません。一都三県の女子高生・女子大生を対象としたWEB調査や、東京・渋谷の商業施設「SHIBUYA109渋谷」の来館者調査(SHIBUYA109ガールズ調査)、グループインタビューを通して、around20女子のスマホの中身を徹底解説いたします。
【1】女子高生・女子大生の『ダウンロード必須アプリ』9選!アプリの配置にもこだわりあり!
■LINE:電話とメールに代わるメインの連絡手段
グループインタビューでは、仲の良い友達でも「LINEアカウントは知っているが電話番号は把握していない」という声が多数挙がりました。
■Twitter・Instagram・YouTube:情報源かつコミュニケーションツール
around20の重要な情報収集源であり、コミュニケーションツール。
最近は「友達と最初に交換するのは『LINE』ではなく『Instagram』のアカウント」という意見も多く、InstagramのDMでコミュニケーションを取り合い、親しくなってからLINEのアカウントを交換するという流れが主流となりつつあります。理由として、彼女たちは日常の出来事をInstagramのストーリーズで投稿しており、ストーリーズがきっかけでコミュニケーションが生まれるケースが増えていることが関係しています。
■TikTok:around20トレンドの起爆剤
今、around20の間でトレンドとなるアーティストや楽曲、インフルエンサーは、「TikTok」の投稿が話題を集め、人気になる事例が増えています。
また高校生を中心に、「TikTok」で撮影したものを「Instagram」のストーリーズに投稿するなど、SNSを横断した動きも見られています。動画加工のツールが多いTikTokで作った動画を、コミュニケーションの中心であるInstagramのストーリーズでも拡散しているようです。
■SNOW・Ulike:自撮り用カメラアプリ、2つ以上は必要!
昨年、自撮り用カメラアプリの平均ダウンロード数を調査したところ、平均2.7個という結果でした。2020年の調査においても、「必須アプリ」9選の中に、自撮り用カメラアプリが2つ入っており、まさにaround20の特徴と言えるでしょう。また、around20へのグループインタビューではカメラアプリを使い分けしているという実態も明らかになりました。「少人数での自撮りやスタンプ機能を楽しむときは『SNOW』、自撮りを盛りたい時は『Ulike』」「一緒に写真を撮る友達と相談して使うアプリを決める」などの声が挙がりました。
■メルカリ:お小遣い稼ぎに活用
本調査では、ちょっとしたお小遣い稼ぎに「メルカリ」を利用しているというaround20が多いことが分かりました「いらなくなった『ヲタ活』グッズや洋服、コスメなどを販売している」という声や、「オリジナルグッズを作り販売している」など、主に販売することを目的として利用しているようです。また、定価では手が届かないブランド品を、少しでも安く購入したい際に「メルカリ」を利用する、という声もきかれました。
■LIPS:口コミチェックは欠かせない
「LIPS」は、コスメやヘアカラー、ネイル、スキンケアなどの“口コミ”や“How To”がチェックできるアプリです。
around20は“失敗しないための情報収集” に力を入れる傾向にあり、信頼できる人のお勧めする口コミを、SNSやアプリを駆使し入念にチェックしています。
【アプリの配置・整理の工夫やこだわり】
around20のスマホ画面には、アプリの配置・整理方法に工夫があります。類似アプリをフォルダにまとめ、フォルダネームを自分流にアレンジしたり、スマホの背景画面に設定している好きなアーティストやコンテンツの画像をしっかり確認できるよう、アプリの配置を調整するなど、様々なこだわりを感じます。※図2
【2】アプリDLの参考情報は「友達の口コミ」、課金形態は「サブスク課金」「ちょい足し課金」
アプリの利用実態についてaround20を対象にWEB調査をした結果※図3、スマホにダウンロードしているアプリのカテゴリーとして最も多いのは「SNS(84.0%)」、次いで「動画視聴(無料)(75.8%)」「コミュニケーションアプリ (73.8%)」ということが分かりました。
アプリをダウンロードするきっかけについて※図4、最も参考にしている情報は「友達の口コミ」 (38.5%)でした。次いで「アプリストアのランキング(34.8%)」「YouTube広告(21.3%)」という結果に。
around20へのグループインタビューでは、「特に、写真や動画加工のアプリは、友達が使っている物を見たことがきっかけで、自分もダウンロードした」という声や、「使用用途が決まっている時は、アプリストアのランキングを参考にしている」という実態が明らかになっています。
またaround20は「動画視聴」に時間を割く傾向にあり、YouTube上の広告接触も多いようです。
またアプリへの課金状況※図5をaround20へ調査したところ、全体の44.5%に課金経験がありました。
課金経験のあるアプリ第1位は「ゲーム・エンタメアプリ(15.0%)」、第2位は「音楽アプリ(14.0%)」、第3位は「動画視聴(12.8%)」という結果でした。
月々1,000円以下の定額でコンテンツを楽しめる「サブスク課金」や、ゲームやコミュニケーションアプリ内での月500円未満のスタンプ購入など「ちょい足し課金」が多い傾向にあります。
また普段利用している有料音楽アプリランキング※図6は、第1位「Apple Music(33.3%)」、第2位「Spotify(31.4%)」、第3位「LINE MUSIC(29.1%)」でした。有料動画視聴アプリランキング※図7では、第1位「Amazonプライム・ビデオ(45.1%)」第2位「Netflix(30.1)」第3位「Hulu(21.2%)」という結果となりました。
【3】最もスマホを使用する時間帯は「寝る前」。寝落ちするまでスマホは手放さない傾向に
スマホを使用する時間帯として、最も多いのは「寝る前(78.3%)」。次いで「通勤・通学(77.0%)」「その他暇つぶし(75.8%)」という結果でした。 ※図8
寝る前にスマホで何をしているかというと、around20へのグループインタビューでは、「寝る前に動画視聴をしている」という回答が多く挙がりました。「寝落ち動画」という言葉もうまれており、around20は寝る寸前までスマホを手放しません。
【4】アンケート調査概要
1.SHIBUYA109ガールズ調査
調査期間:2020年2月
調査対象:SHIBUYA109 来館者around20(15~24歳)女性
有効回答数:N=100
2.WEBアンケート調査
調査期間:2020年2月
調査対象:1都3県在住 女性 高校生・大学生
有効回答数:N=400(高校生:200/大学生:200)
3.グループインタビュー
調査期間:2020年2月
調査対象:女性 高校生・大学生
有効回答数:N=10(高校生・大学生 各5名)
調査実施・分析:SHIBUYA109 lab.(運営:株式会社SHIBUYA109エンタテイメント)
※ 公開データの引用・転載の際は、『SHIBUYA109 lab.調べ』と明記いただきますようお願い申し上げます。
SHIBUYA109 lab./https://shibuya109lab.jp
※ 本リリースに記載の会社名、製品名、サービス名等は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
【5】SHIBUYA109 lab.所長より
around20は相手との関係性の深さに合わせて、コミュニケーションツールを変えています。
彼女たちにとって、LINEは家族やかなり親密な関係の友人とやり取りをするツールです。遊びの予定を決めるなど、気軽なやり取りはInstagramのDMを使ってコミュニケーションをとることが増えています。
(SHIBUYA109 lab.所長/長田 麻衣)
■SHIBUYA109 lab. 概要
株式会社SHIBUYA109エンタテイメントに設立された、新しい世代に特化するマーケティングチーム。SHIBUYA109のターゲットである「around20(20歳前後の若者)」を中心に彼ら・彼女たちの実態を調査し、SHIBUYA109独自の視点から分析している。
設立:2018年5月17日
所長:長田 麻衣(株式会社SHIBUYA109エンタテイメント所属)
ホームページ:https://shibuya109lab.jp
【1】女子高生・女子大生の『ダウンロード必須アプリ』9選!アプリの配置にもこだわりあり!
■LINE:電話とメールに代わるメインの連絡手段
グループインタビューでは、仲の良い友達でも「LINEアカウントは知っているが電話番号は把握していない」という声が多数挙がりました。
■Twitter・Instagram・YouTube:情報源かつコミュニケーションツール
around20の重要な情報収集源であり、コミュニケーションツール。
最近は「友達と最初に交換するのは『LINE』ではなく『Instagram』のアカウント」という意見も多く、InstagramのDMでコミュニケーションを取り合い、親しくなってからLINEのアカウントを交換するという流れが主流となりつつあります。理由として、彼女たちは日常の出来事をInstagramのストーリーズで投稿しており、ストーリーズがきっかけでコミュニケーションが生まれるケースが増えていることが関係しています。
■TikTok:around20トレンドの起爆剤
今、around20の間でトレンドとなるアーティストや楽曲、インフルエンサーは、「TikTok」の投稿が話題を集め、人気になる事例が増えています。
また高校生を中心に、「TikTok」で撮影したものを「Instagram」のストーリーズに投稿するなど、SNSを横断した動きも見られています。動画加工のツールが多いTikTokで作った動画を、コミュニケーションの中心であるInstagramのストーリーズでも拡散しているようです。
■SNOW・Ulike:自撮り用カメラアプリ、2つ以上は必要!
昨年、自撮り用カメラアプリの平均ダウンロード数を調査したところ、平均2.7個という結果でした。2020年の調査においても、「必須アプリ」9選の中に、自撮り用カメラアプリが2つ入っており、まさにaround20の特徴と言えるでしょう。また、around20へのグループインタビューではカメラアプリを使い分けしているという実態も明らかになりました。「少人数での自撮りやスタンプ機能を楽しむときは『SNOW』、自撮りを盛りたい時は『Ulike』」「一緒に写真を撮る友達と相談して使うアプリを決める」などの声が挙がりました。
■メルカリ:お小遣い稼ぎに活用
本調査では、ちょっとしたお小遣い稼ぎに「メルカリ」を利用しているというaround20が多いことが分かりました「いらなくなった『ヲタ活』グッズや洋服、コスメなどを販売している」という声や、「オリジナルグッズを作り販売している」など、主に販売することを目的として利用しているようです。また、定価では手が届かないブランド品を、少しでも安く購入したい際に「メルカリ」を利用する、という声もきかれました。
■LIPS:口コミチェックは欠かせない
「LIPS」は、コスメやヘアカラー、ネイル、スキンケアなどの“口コミ”や“How To”がチェックできるアプリです。
around20は“失敗しないための情報収集” に力を入れる傾向にあり、信頼できる人のお勧めする口コミを、SNSやアプリを駆使し入念にチェックしています。
【アプリの配置・整理の工夫やこだわり】
around20のスマホ画面には、アプリの配置・整理方法に工夫があります。類似アプリをフォルダにまとめ、フォルダネームを自分流にアレンジしたり、スマホの背景画面に設定している好きなアーティストやコンテンツの画像をしっかり確認できるよう、アプリの配置を調整するなど、様々なこだわりを感じます。※図2
【2】アプリDLの参考情報は「友達の口コミ」、課金形態は「サブスク課金」「ちょい足し課金」
アプリの利用実態についてaround20を対象にWEB調査をした結果※図3、スマホにダウンロードしているアプリのカテゴリーとして最も多いのは「SNS(84.0%)」、次いで「動画視聴(無料)(75.8%)」「コミュニケーションアプリ (73.8%)」ということが分かりました。
アプリをダウンロードするきっかけについて※図4、最も参考にしている情報は「友達の口コミ」 (38.5%)でした。次いで「アプリストアのランキング(34.8%)」「YouTube広告(21.3%)」という結果に。
around20へのグループインタビューでは、「特に、写真や動画加工のアプリは、友達が使っている物を見たことがきっかけで、自分もダウンロードした」という声や、「使用用途が決まっている時は、アプリストアのランキングを参考にしている」という実態が明らかになっています。
またaround20は「動画視聴」に時間を割く傾向にあり、YouTube上の広告接触も多いようです。
またアプリへの課金状況※図5をaround20へ調査したところ、全体の44.5%に課金経験がありました。
課金経験のあるアプリ第1位は「ゲーム・エンタメアプリ(15.0%)」、第2位は「音楽アプリ(14.0%)」、第3位は「動画視聴(12.8%)」という結果でした。
月々1,000円以下の定額でコンテンツを楽しめる「サブスク課金」や、ゲームやコミュニケーションアプリ内での月500円未満のスタンプ購入など「ちょい足し課金」が多い傾向にあります。
また普段利用している有料音楽アプリランキング※図6は、第1位「Apple Music(33.3%)」、第2位「Spotify(31.4%)」、第3位「LINE MUSIC(29.1%)」でした。有料動画視聴アプリランキング※図7では、第1位「Amazonプライム・ビデオ(45.1%)」第2位「Netflix(30.1)」第3位「Hulu(21.2%)」という結果となりました。
【3】最もスマホを使用する時間帯は「寝る前」。寝落ちするまでスマホは手放さない傾向に
スマホを使用する時間帯として、最も多いのは「寝る前(78.3%)」。次いで「通勤・通学(77.0%)」「その他暇つぶし(75.8%)」という結果でした。 ※図8
寝る前にスマホで何をしているかというと、around20へのグループインタビューでは、「寝る前に動画視聴をしている」という回答が多く挙がりました。「寝落ち動画」という言葉もうまれており、around20は寝る寸前までスマホを手放しません。
【4】アンケート調査概要
1.SHIBUYA109ガールズ調査
調査期間:2020年2月
調査対象:SHIBUYA109 来館者around20(15~24歳)女性
有効回答数:N=100
2.WEBアンケート調査
調査期間:2020年2月
調査対象:1都3県在住 女性 高校生・大学生
有効回答数:N=400(高校生:200/大学生:200)
3.グループインタビュー
調査期間:2020年2月
調査対象:女性 高校生・大学生
有効回答数:N=10(高校生・大学生 各5名)
調査実施・分析:SHIBUYA109 lab.(運営:株式会社SHIBUYA109エンタテイメント)
※ 公開データの引用・転載の際は、『SHIBUYA109 lab.調べ』と明記いただきますようお願い申し上げます。
SHIBUYA109 lab./https://shibuya109lab.jp
※ 本リリースに記載の会社名、製品名、サービス名等は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
【5】SHIBUYA109 lab.所長より
around20は相手との関係性の深さに合わせて、コミュニケーションツールを変えています。
彼女たちにとって、LINEは家族やかなり親密な関係の友人とやり取りをするツールです。遊びの予定を決めるなど、気軽なやり取りはInstagramのDMを使ってコミュニケーションをとることが増えています。
(SHIBUYA109 lab.所長/長田 麻衣)
■SHIBUYA109 lab. 概要
株式会社SHIBUYA109エンタテイメントに設立された、新しい世代に特化するマーケティングチーム。SHIBUYA109のターゲットである「around20(20歳前後の若者)」を中心に彼ら・彼女たちの実態を調査し、SHIBUYA109独自の視点から分析している。
設立:2018年5月17日
所長:長田 麻衣(株式会社SHIBUYA109エンタテイメント所属)
ホームページ:https://shibuya109lab.jp