会員数4万人に支持される「ヘラルボニーカード」。新券面デザイン、1月31日『異彩の日』に登場

HERALBONY Art Prize 2024『丸井グループ賞』受賞作品、Fran Duncan氏の『Blue Marble』を起用した新デザインを発表



株式会社ヘラルボニー(以下ヘラルボニー)は、株式会社丸井グループ(以下丸井グループ)との共創の一環として、提携クレジットカード「ヘラルボニーカード」に新たな券面デザインを追加します。お買い物のたびに作家の創作活動に活用される「ヘラルボニーカード」は、2021年11月の発行開始からわずか3年で会員数4万人を突破するなど、多くのお客様に支持をいただいています。今回、新たに登場する券面デザインには、HERALBONY Art Prize 2024『丸井グループ賞』を受賞したFran Duncan(フラン・ダンカン)氏の『Blue Marble』が起用されました。この特別なデザインのカードは、ヘラルボニーが制定し一般社団法人 日本記念日協会により認定された「異彩の日」である1月31日(金)より発行開始いたします。
作家や福祉施設に応援が届く「ヘラルボニーカード」


「ヘラルボニーカード」は、ヘラルボニーと丸井グループの提携により2021年11月から発行されているクレジットカードです。このカードは、お買い物でのご利用金額に応じて加算されるポイント(200円につき1ポイント、還元率0.5%)のうち、ご利用金額の0.1%分をエポスカードがヘラルボニーを通じて、カード券面のアートを描いた作家や作家が在籍する福祉施設などの運営に活用されます。

さらに、カード新規入会1件につき1,000円がエポスカードからヘラルボニーに支払われる仕組みとなっており、カード会員のお買い物が福祉活動を支える力に変わります。この取り組みが評価され、2023年度にはグッドデザイン賞を受賞。また、2021年11月の発行開始からわずか3年で会員数4万人を突破するなど、多くのお客様にご支持をいただいています。


2023年からは、カード券面のデザインをリニューアルし「EPOS」の文字を裏面に記載することで、アートそのものを強調したビジュアルに変更しました。これにより、アートの魅力をよりダイレクトに感じていただけるデザインとなっています。今回の新デザイン追加により、カード券面は合計15種類となり、お客様の価値観やライフスタイルに合わせて、自分らしい一枚をお選びいただけます。

お申込みは、全国のマルイ・モディ店舗にあるエポスカードセンターおよびエポスカードWebサイトにて受け付けております。

▼エポスカードWebサイト
https://www.eposcard.co.jp/designcard/heralbony/index.html
Fran Duncan氏の『Blue Marble』を起用した新デザイン
ヘラルボニーは、障害のある方がひとりの作家としてその才能を評価され、さらなる活躍の道を切り開けるよう、国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2024」を創設しました。本アワードは、国内外の障害のあるアーティストに創造力を披露する場を提供し、アーティスト活動やキャリアの後押しを目的としています。この趣旨に賛同いただき、今回Fran Duncan氏の『Blue Marble』が「丸井グループ賞」に選出され、新券面デザインとして起用されました。


「丸井グループ賞」選出コメント
丸井グループの全社員を対象にアンケートを行い、最も投票の多かった『Blue Marble』を受賞作品と決定しました。「美しい未来の地球を連想させる」「マーブルが多様性を重視する当社のポリシーに合致する」などの感想が寄せられ、多くの社員がこの作品に共感しました。『Blue Marble』の作品のすばらしさをお客さまの手元でも感じていただきたく、このたびヘラルボニーカードに新しいデザインとして追加いたしました。
受賞作品
作品名:『Blue Marble』


作家紹介
作家名:Fran Duncan(フラン・ダンカン)氏 / イギリス


自己発見と受容、そして自身の筋痛性脳脊髄炎と側弯症という健康問題を含む逆境に立ち向かいながら情熱を絶やすことなく表現に向き合い続けている。年齢や身体的制約に関係なく、自由と開放を見出したのがアルコールインクを使った作品。その制作過程において、厳密にコントロールすることを許さないインクを、彼女は潜在意識に導かれながら相互的に協働する意識で制作している。未知を受け入れ、予期しない美しさを見出すこの手法に、彼女なりの人生の教訓を重ねている。つまり、人生の複雑さを乗り越え、あるがままの自分を発見し尊重すること、そして創造性には限界がないということだ。



受賞者コメント|Fran Duncan氏
Hi everyone my name is Fran Duncan, I live on the south coast of England by the sea. I'm thrilled to receive this corporate award from MARUI group and to be recognized by the Helalbony Art Prize. My entering this competition is the result of a long journey of self-discovery both creative and personal. I'm a process based artist. Things I use can be wonderfully unpredictableand that drives my creative process. I’m never entirely sure of what I'm gonna create which can be fascinating and exciting. My work is deeply connected to nature and the planet. These connections are often not deliberate but come from my subconscious while I'm painting. The winning piece, Blue Marble, is a really good example of this. I'm really excited to see what the MARUI group do with my painting Blue Marble and I'm really looking forward to collaborations with HELALBONY as well. And my work is in Japan is exciting. Thank you so much for this wonderful honor.

皆さんこんにちは 私の名前はフラン・ダンカンです。イギリス南海岸の海沿いに住んでいます。丸井グループより企業賞を受賞し ヘラルボニーアートプライズで評価いただいたことを大変うれしく思っています。私の制作と 個人的な自己発見の長い旅の末にこのプライズに参加しました。私はプロセスを大切にするアーティストで制作に使うものは驚くほど予測不可能であり、それが私の創造的なプロセスの原動力です。何がつくり出されるかがはっきりしていないことが多いですが、それがとても魅力的でワクワクします。私の作品は自然や地球と深く結びついています。その結びつきは意図的にではなく、絵を描いているときに無意識に生まれるものです。今回の受賞作品《Blue Marble》はまさにその良い例でしょう。丸井グループが《Blue Marble》をどのように活用してくださるかとても楽しみですし、ヘラルボニーとのコラボレーションも心待ちにしています。私の作品が日本にあるなんてワクワクします。このような素晴らしい栄誉をいただき、本当にありがとうございます。

<STAFF>
ビジネスプロデュース:嵯峨山恵美(株式会社ヘラルボニー)
クリエイティブディレクション/プランニング:大門倫子(株式会社ヘラルボニー)
プロジェクトマネジメント:鈴木萌菜(株式会社ヘラルボニー)
撮影:野口花梨
セットデザイン:中島可蓮

【株式会社ヘラルボニー概要】
「異彩を、 放て。」をミッションに、障害のイメージ変容と福祉を起点に新たな文化の創出を目指すクリエイティブカンパニー。障害のある作家が描く2,000点以上のアート作品をIPライセンスとして管理し、正当なロイヤリティを支払うことで持続可能なビジネスモデルを構築。ライフスタイルブランド「HERALBONY」の運営をはじめ、企業との共創やクリエイティブを通じた企画・プロデュース、社員研修プログラムを提供するほか、国際アートアワード「HERALBONY Art Prize」の主催など、アートを軸に多角的な事業を展開しています。2024年9月より海外初の子会社としてフランス・パリに「HERALBONY EUROPE」を設立。

会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38(本社)東京都中央区銀座2丁目5−16 銀冨ビル 2F受付(東京拠点)
代表者:松田 崇弥、松田 文登
コーポレートサイト:https://www.heralbony.jp
オンラインストア:https://store.heralbony.jp/