Z世代の71.3%がスマホ依存を自覚、通信の利用制限に対するストレス度が睡眠や食事の制限と同等レベルと判明。通信は電気・ガス・水道に続く「第4のライフライン」に:【みんギガリサーチ調べ】

場を仕掛ける社会実験推進カンパニー株式会社BAKERU(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小林肇)が提供するZ世代向けアンケート調査ができる「みんギガ」で、2024年10月に、18~25歳のZ世代を対象にした生活習慣とスマートフォン利用に関する実態調査を実施したので、その結果を公開いたします。


調査サマリ
- Z世代の72.3%がスマートフォン依存の自覚がある
- インターネット接続のない生活は72.4%が「想像できない」と回答
- 3日間の利用制限時のストレス度を比較した結果、スマートフォン利用(7.4点)は、食事(7.3点)、歯磨き(6点)や入浴(5.8点)と同等以上のストレス要因
- 実際に会ったことのないネット上の友人が10人以上いるのは27%と、オンラインとオフラインの境界がより曖昧に

調査概要


はじめに、自身がスマートフォン依存症だと思うかについて尋ねたところ、「強くそう思う」(23.9%)と「ややそう思う」(48.4%)を合わせて72.3%が依存傾向を自覚していることが判明しました。


そこで、インターネットのない生活についてどう思うか尋ねたところ、「全く想像できない」(42.8%)、「あまり想像できない」(29.6%)を合わせて72.4%が想像できないと回答。デジタルが当たり前の生活スタイルであることが明らかになりました。


次に、3日間の利用制限時のストレス度を10点満点で比較しました。結果、睡眠(8.4点)、食事(7.3点)と並んでスマートフォン利用(7.4点)が同等以上のストレス要因となることがわかりました。歯磨き(6点)・入浴(5.8点)のような基礎的な生活習慣も上回るレベルで、通信の必需品としての位置づけが明確に表れています。



デジタルデトックス(一定期間スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイスとの距離を置くこと)への意識について尋ねたところ、デジタルデトックスを希望する回答者は42.8%でした。


主な理由としては、睡眠の質改善(55.9%)やストレス軽減(54.4%)、時間の使い方の生産性向上(52.9%)などが挙げられました。一方で、実際にデジタルデトックスをしたことがあるのは17%に留まりました。


最後に、週1回以上連絡を取る友人の数を調査したところ、リアルでもオンラインでも「1人」という回答が最も多く見られ、それぞれ約30.1%と約49.6%を占めています。一方で、リアルな友人関係においては、2-4人程度の小グループでの交流が比較的一般的である一方、オンライン上での交友関係は「1人」もしくは「10人以上」という極端な二極化の傾向が見られます。この傾向は、一対一でのダイレクトメッセージのやり取りやSNSコミュニティでの交流など、オンラインコミュニケーション特有の性質を反映していると考えられます。

また、実際に会ったことのないネット上の友人が10人以上いる回答者が27%と、特にコロナ禍で大学生活を経験した層では、オンラインとオフラインの境界がより曖昧になっていることが読み取れます。

まとめ:「第四のライフライン」としての通信
本調査結果から、Z世代にとってインターネットやスマートフォンを介した通信が、既に電気・ガス・水道に続く「第4のライフライン」として確立していることが明らかになりました。

特に注目すべきは、通信の利用制限に対するストレス度が、入浴や歯磨きといった基礎的な生活行動の制限と同等のレベルとなっている結果です。通信インフラは学習やコミュニケーション、情報収集など、基本的な社会活動の基盤として不可欠な存在となっています。特にコロナ禍を経験したZ世代において、オンラインでの活動は日常生活に完全に組み込まれ、28.9%が10人以上のオンライン上だけの友人を持つなど、オンラインとオフラインが融合した新しい生活様式が定着していることが分かりました。このような結果は、Z世代に向けたサービス設計や社会インフラの整備において、通信の安定性と利便性を単なる付加価値ではなく、「生活必需品」として捉え直す必要性を示唆しています。

BAKERUが提供するZ世代向けの0円SIM「みんギガ」では、ユーザーは月額基本料金無料で、データ通信はアンケートに答えた分を無課金のまま利用ができます。Z世代にとってスマートフォンやインターネットは生活に欠かせないもので、物心ついた頃からそばにあり、友人などとのコミュニケーションや自己表現の場として当たり前に利用されています。一方で、その通信料が負担となり、特に月末には「ギガ不足」となって自由にインターネットを使用できない場面も多くあるという意見も聞きます。

そこで本サービスでは、アンケートを実施する企業がZ世代ユーザーの通信料金を負担することで、ユーザーにとって完全無課金のデータ通信を可能にしています。そのため、企業はみんギガに登録しているZ世代ユーザーに対してアンケート調査を実施できます。簡易の市場調査やPR調査リリースのエビデンス開発などにご利用下さい。
「みんギガ」サービス概要
サービス名 :みんギガ
月額料金 :無料
対象 :18歳~25歳の方
プラン内容 :データ通信のみ、月間データ容量500MBを月初に無償付与
 さらにアンケートに答える毎に500MBを無償で付与
URL:https://mingiga.com/

「みんギガ」利用/参画企業募集
Z世代へのリサーチを行いたい企業、団体を募集いたします。また、今後「みんギガ」をプラットフォームとした通信によって企業とユーザーを繋ぐサービスの展開も検討しております。以下概要にて参画企業を募集します。

1.Z世代リサーチ
みんギガを登録しているZ世代ユーザーに対してアンケート調査を実施することができます。簡易の市場調査やPR調査リリースのエビデンス開発などにご利用下さい。
https://mingiga.com/research

2.「みんギガ」サービスへの参画
「みんギガ」と参画企業のアセットを組み合わせることで新しい通信サービスを生み出したい企業を募集します。Z世代向けに限定せず、通信を使う人と通信料を払う人を分けることで生まれる新しい価値を共に企画開発しましょう。

「みんギガ」利用希望企業の問い合わせ先
株式会社BAKERU 「みんギガ」事務局
Mail: mingiga@bakeru.co.jp

参考関連リリース:
BAKERUが“空間特化のデザインエージェンシー“ADDReCと業務提携を締結
第一弾:関西電力グループのオプテージ社と共に「mineo法人回線」を用いた実証実験に着手
https://bakeru.co.jp/news/240401/
調査概要
調査期間:2024年10月24日~11月2日
調査対象:18-25歳のZ世代
有効回答数:159件
調査方法:オンラインアンケート

株式会社BAKERUとは


BAKERUは、「未来の世界に必要なコンテンツを社会に実装する」というミッションを掲げ、街に必要なコンテンツを企画・運営する”場を仕掛ける社会実験推進カンパニー”です。私達は、そのチャレンジが未来の社会の為になると信じて、この世界にこんなモノやあんなモノが”あったらいいのに”を具現化する仕組みを考えて行動し続けます。また、BAKERUは組織ビジョンとして”クリエイター合衆国”を掲げ、様々なクリエイターとともに、紙やWEBだけでなく「場」も含めた全てをメディアとして捉え、社会やお客様のニーズ、その場の特性を活かした体験事業、飲食事業、住宅事業、クリエイティブ事業などを様々な取組を展開しています。

社名:株式会社BAKERU
代表:代表取締役CEO 小林 肇
役員:取締役 小谷翔一/社外取締役 佐藤誠吾
設立:2006年(東京ピストルは2020年1月にBAKERUに社名変更いたしました)
本社所在地 : 〒107-0052 東京都港区赤坂3-4-4 専修赤坂ビル 2F
WEB サイト :https://bakeru.co.jp/
問い合わせ先:info@bakeru.co.jp