中華圏からの若い女性の訪日観光客向けセレクトショップ「三喜雑貨」が3月6日(水)にオープン
中国などで注目を集めつつある新進気鋭の作家の作品が出品決定
個性的なライフスタイル製品のセレクトショップを運営し、欧米ファッションブランドを輸入するなど、「ライフスタイルに新しい夜明けをもたらす」をミッションとする三喜商事株式会社(本社・東京都港区、代表取締役社長・ 熊谷嘉延)は中国や台湾、香港といった中華圏からの若い女性の訪日観光客に特化したセレクトショップ「三喜雑貨」をラフォーレ原宿に3月6日(水)、オープンします。
「三喜雑貨」では中華圏の若い女性の好みに合わせた伝統工芸の新しい表現とともに、今、SNSで中国などからの注目を集めつつある、日本の新進気鋭の作家の作品もあわせて提案していきます。
中国などからの訪日観光客向けに日本の伝統工芸品と気鋭の作家の作品をあわせて取り扱うセレクトショップはほとんどありませんでした。まさに、原宿の地でスタートする新たなチャレンジです。
日本の新進気鋭の作家が人気となる理由
中国景気の減速が言われています。2023年の実質GDP成長率は前年比+5.2%と、2年連続でコロナ前(2019年)には戻っていません。
こうした景気減速の局面で中国の消費動向に変化が生じていると、私たちは肌で感じています。従来の日本製品の「爆買い」、あるいは「ブランド名が大きくあしらわれた派手な商品を好む」といった消費傾向から、「自分らしいものを厳選し、丁寧に選んだうえで」「若い世代を中心に派手さや可愛らしさのなかにも洗練された魅力がある商品を購入する」という変化です。
こうした中国の若い世代の嗜好の変化が、日本の気鋭の作家たちにとって、追い風となっています。日本人作家の繊細で個性的な表現が、中国の若い世代の嗜好、消費行動にマッチしてきているからです。
中華圏で注目を集めつつある日本人作家
1:acne pottery studio
福岡県・糸島市の海沿いに移住し、作陶に取り組む森安幸代氏。自然豊かな土地で生み出される、リアルな動物モチーフとアンティーク調の作風が特徴です。中国などで人気の理由は、まさにこの「動物の存在感」と「大人っぽさ」・「中国人が好む可愛らしさ」を兼ね備えている点です。
Instagramや日本の企画展で中華圏からのファンを集めつつある森安氏。特に中国本土からのオファーは絶えず、すでに中国に常設店を構え、個展を開催した経験も持ちます。今年5月も北京で個展を予定。アトリエから訪中依頼を受け、作家自身も海を渡ります。
2:ガラス作家・石塚悠氏
京都出身の石塚氏は、全国初の公立のグラスアート専門教育機関として設立された富山造形研究所でガラス造形を学びました。その後、同じくガラス作家の夫とともに、千葉に「藤ガラス工房」を設立しています。
石塚氏の作品は、キルンワークという、電気窯(キルン)を使って制作するガラスアートです。白く不透明なガラスに動物や花などの身近なモチーフを散りばめた、淡い優しい色合いの作品が中華圏女性の心を掴んでいます。
ここ2年で、中華圏を中心とした、海外10か所以上の店舗に納品。2024年もその勢いは加速し、北京での「藤ガラス工房展」も決定しています。
日本の伝統工芸の新たな挑戦となる作品も取り込む
中国で注目を集めつつある日本の新進気鋭の作家作品に加え、「三喜雑貨」は日本の伝統工芸の匠の新たな挑戦も後押ししたいと考えています。
縮小傾向の国内市場に頼るだけでは、日本の伝統工芸の未来は明るいものにはなりません。中国などの中華圏の若い女性の好みに合わせた伝統工芸作品も取り扱います。
ラブリー招き猫
中華圏の若い女性は「華やかなデザイン」を好む傾向があります。そこで招き猫もキラキラした装いとしました。従来の伝統工芸では選ばれない可愛らしい布地を使いながも、職人の手により、「ホンモノ」の仕上がりとなっています。この伝統とモダンの融合を実現したのが、江戸木目込人形の節句人形を手がける柿沼人形です。螺鈿(らでん)の象嵌(ぞうがん)、彩色二衣重などの独自技法の追求、時代を見つめた斬新な人形づくりにも意欲的に取り組んでいます。
概要:三喜雑貨
住所:東京都渋谷区神宮1丁目11−6 ラフォーレ原宿 2F
営業時間:11時~20時 オープン:3月6日(水)11時
会社概要:三喜商事
東京都港区北青山 2-14-4 The ARGYLE aoyama 12階・13階
代表取締役社長 熊谷 嘉延
https://www.sanki-brand.com/
欧米のファッションブランドを中心に提供している商社。三井物産から転職してきた熊谷嘉延が2019年に経営の舵取りを担うようになるのと同時に経営改革に着手。従来型の「売って終わり」のアパレル会社から、「ライフスタイルに新しい夜明けをもたらす」をミッションに、総合ライフスタイル提案企業への脱皮を目指す。今年からは大幅な社内制度改革にも着手。新規事業を生み出す部門と従来の事業を担う部門のカンパニー制を敷き、2カンパニーで社屋も分離。さらに新規事業を加速するため、「部課長」など従来型の役職を廃し、プロジェクトリーダーが中心となる人事制度を導入するなど、今年から社運を賭けて新規事業に挑んでいる。
個性的なライフスタイル製品のセレクトショップを運営し、欧米ファッションブランドを輸入するなど、「ライフスタイルに新しい夜明けをもたらす」をミッションとする三喜商事株式会社(本社・東京都港区、代表取締役社長・ 熊谷嘉延)は中国や台湾、香港といった中華圏からの若い女性の訪日観光客に特化したセレクトショップ「三喜雑貨」をラフォーレ原宿に3月6日(水)、オープンします。
「三喜雑貨」では中華圏の若い女性の好みに合わせた伝統工芸の新しい表現とともに、今、SNSで中国などからの注目を集めつつある、日本の新進気鋭の作家の作品もあわせて提案していきます。
中国などからの訪日観光客向けに日本の伝統工芸品と気鋭の作家の作品をあわせて取り扱うセレクトショップはほとんどありませんでした。まさに、原宿の地でスタートする新たなチャレンジです。
日本の新進気鋭の作家が人気となる理由
中国景気の減速が言われています。2023年の実質GDP成長率は前年比+5.2%と、2年連続でコロナ前(2019年)には戻っていません。
こうした景気減速の局面で中国の消費動向に変化が生じていると、私たちは肌で感じています。従来の日本製品の「爆買い」、あるいは「ブランド名が大きくあしらわれた派手な商品を好む」といった消費傾向から、「自分らしいものを厳選し、丁寧に選んだうえで」「若い世代を中心に派手さや可愛らしさのなかにも洗練された魅力がある商品を購入する」という変化です。
こうした中国の若い世代の嗜好の変化が、日本の気鋭の作家たちにとって、追い風となっています。日本人作家の繊細で個性的な表現が、中国の若い世代の嗜好、消費行動にマッチしてきているからです。
中華圏で注目を集めつつある日本人作家
1:acne pottery studio
福岡県・糸島市の海沿いに移住し、作陶に取り組む森安幸代氏。自然豊かな土地で生み出される、リアルな動物モチーフとアンティーク調の作風が特徴です。中国などで人気の理由は、まさにこの「動物の存在感」と「大人っぽさ」・「中国人が好む可愛らしさ」を兼ね備えている点です。
Instagramや日本の企画展で中華圏からのファンを集めつつある森安氏。特に中国本土からのオファーは絶えず、すでに中国に常設店を構え、個展を開催した経験も持ちます。今年5月も北京で個展を予定。アトリエから訪中依頼を受け、作家自身も海を渡ります。
2:ガラス作家・石塚悠氏
京都出身の石塚氏は、全国初の公立のグラスアート専門教育機関として設立された富山造形研究所でガラス造形を学びました。その後、同じくガラス作家の夫とともに、千葉に「藤ガラス工房」を設立しています。
石塚氏の作品は、キルンワークという、電気窯(キルン)を使って制作するガラスアートです。白く不透明なガラスに動物や花などの身近なモチーフを散りばめた、淡い優しい色合いの作品が中華圏女性の心を掴んでいます。
ここ2年で、中華圏を中心とした、海外10か所以上の店舗に納品。2024年もその勢いは加速し、北京での「藤ガラス工房展」も決定しています。
日本の伝統工芸の新たな挑戦となる作品も取り込む
中国で注目を集めつつある日本の新進気鋭の作家作品に加え、「三喜雑貨」は日本の伝統工芸の匠の新たな挑戦も後押ししたいと考えています。
縮小傾向の国内市場に頼るだけでは、日本の伝統工芸の未来は明るいものにはなりません。中国などの中華圏の若い女性の好みに合わせた伝統工芸作品も取り扱います。
ラブリー招き猫
中華圏の若い女性は「華やかなデザイン」を好む傾向があります。そこで招き猫もキラキラした装いとしました。従来の伝統工芸では選ばれない可愛らしい布地を使いながも、職人の手により、「ホンモノ」の仕上がりとなっています。この伝統とモダンの融合を実現したのが、江戸木目込人形の節句人形を手がける柿沼人形です。螺鈿(らでん)の象嵌(ぞうがん)、彩色二衣重などの独自技法の追求、時代を見つめた斬新な人形づくりにも意欲的に取り組んでいます。
概要:三喜雑貨
住所:東京都渋谷区神宮1丁目11−6 ラフォーレ原宿 2F
営業時間:11時~20時 オープン:3月6日(水)11時
会社概要:三喜商事
東京都港区北青山 2-14-4 The ARGYLE aoyama 12階・13階
代表取締役社長 熊谷 嘉延
https://www.sanki-brand.com/
欧米のファッションブランドを中心に提供している商社。三井物産から転職してきた熊谷嘉延が2019年に経営の舵取りを担うようになるのと同時に経営改革に着手。従来型の「売って終わり」のアパレル会社から、「ライフスタイルに新しい夜明けをもたらす」をミッションに、総合ライフスタイル提案企業への脱皮を目指す。今年からは大幅な社内制度改革にも着手。新規事業を生み出す部門と従来の事業を担う部門のカンパニー制を敷き、2カンパニーで社屋も分離。さらに新規事業を加速するため、「部課長」など従来型の役職を廃し、プロジェクトリーダーが中心となる人事制度を導入するなど、今年から社運を賭けて新規事業に挑んでいる。