結婚式などのセレモニーの開催費用、100万円以内を希望する人は、昨年より9.0ポイント増加

~開催場所などを選ぶ際に重視するポイント、女性の1位は「費用の安さ」(45.4%)~

タメニー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長: 栗沢研丞、証券コード:東証グロース6181)が運営するカジュアルウェディングプロデュース「スマ婚」とフォトウェディングブランド「studio LUMINOUS」 は、20~59歳の未婚男女4,074人に対して「結婚式」に関するアンケート調査を実施いたしました。




<調査背景>
日本のブライダルファッションの先駆者として、常に第一線で活躍してきた桂由美さん。この4月に94歳で亡くなられましたが、俳優の北川景子さんなど多くの著名人らのウェディングドレスを手がけたことでも知られ、その華やかなデザインに憧れを抱いていた女性も多いのではないでしょうか。
今回の調査では、「結婚式」をテーマに、未婚男女を対象としてアンケートを実施。挙式や披露宴、フォトウェディングなどのセレモニーの開催意欲や予算の希望、開きたいセレモニーの種類などを聞きました。さらに、セレモニーを彩るウェディングドレスの人気カラーや招待したい人についても調査しました。


<調査結果サマリ>
・結婚関連のセレモニーを「開催したい」人は30.9%、20代はほぼ半数が意欲あり
・約7割が100万円以内でセレモニーの開催費用を検討、昨年より9.0ポイント増加
・開きたいセレモニートップ2は昨年と同じ「挙式」「披露宴」、3位は「リゾート挙式」がランクイン
・開催場所などを選ぶ際に重視するのは「雰囲気の良さ」&「費用の安さ」
・セレモニーで着たいウェディングドレス1位は「ホワイト(白)系」!3位にトレンドの「ブラック(黒)系」
・セレモニーに呼びたいのは「両親」「兄弟姉妹」「学生時代の友人」、会社関係は“呼びたくない”?



■結婚関連のセレモニーを「開催したい」人は30.9%、20代はほぼ半数が意欲あり
Q.あなたは結婚したら、結婚式などのセレモニーを開きたいと思いますか?(n=1,397)※必須回答

20~40代の未婚男女4,074を対象に、挙式や披露宴、二次会、1.5次会、フォトウェディングなど、結婚関連のセレモニー(以下「セレモニー」)の開催意欲について聞いてみました。
セレモニーについて「考えたことがない」(n=767)、「そもそも結婚したいという意欲がない」(n=1,325)、「分からない/答えたくない」(n=585)と回答した人を除いて集計したところ、「開きたい」人が30.9%、「どちらとも言えない」人が28.1%、「セレモニーを開きたくない」人が41.0%でした。
2023年に実施した調査と比較すると、「開きたい」と回答した人は3.0ポイント減少しています。一方、「どちらとも言えない」「開きたくない」と回答した人は、それぞれ1.5ポイント増加しました。




年代別に見ると、20代では49.9%が「セレモニーを開きたい」と回答。30代は29.9%、40代は20.3%、50代は19.8%と、年齢を重ねるにつれて「開きたい」と考える人の割合は下がる傾向にありました。
セレモニーを行わない“ナシ婚”を選ぶ人も一定数いますが、20代はほぼ半数がセレモニーの開催意欲があることが分かりました。





■約7割が100万円以内でセレモニーの開催費用を検討、昨年より9.0ポイント増加
Q.あなたは結婚式などのセレモニーを開催するなら、予算上限としてどのくらいの金額が適切だと思いますか。(n=457)※必須回答

セレモニーを「開きたい」「どちらとも言えない」「考えたことがない」と回答した人のうち817人を対象に、もしセレモニーを開催するなら、予算総額の上限はどのくらいが適切だと思うか聞きました。
「分からない/答えたくない(n=360)」と答えた人を除いて割合を見ると、「10万円未満」(24.1%)、「10万円以上50万円未満」(26.7%)、「50万円以上100万円未満」(17.7%)が68.5%を占めました。
昨年調査よりも、100万円未満を選択した人が9.0ポイント多く、なるべく予算を抑えてセレモニーを開催したい人が増えていることがうかがえます。





■開きたいセレモニートップ2は昨年と同じ「挙式」「披露宴」、3位は「リゾート挙式」がランクイン
Q. あなたが開きたい結婚関連のセレモニーは、どんなタイプのものですか。(n=394)※必須・複数回答

従来の挙式・披露宴というスタイルに加え、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、フォトウェディングを選択するカップルも増えました。これから結婚してセレモニーを開きたいと考えている人に、どんなタイプのセレモニーを開きたいか調査しました。
その結果、定番の「挙式」(62.2%)、「披露宴」(47.0%)が昨年同様トップ2となり、「リゾート挙式」(34.3%)が3位となりました。昨年調査と比較すると、「開きたい」と回答した人が減っていることもあり、どのタイプも減少傾向となりました。





■開催場所などを選ぶ際に重視するのは「雰囲気の良さ」&「費用の安さ」
Q. 結婚関係のセレモニーを開催するなら、結婚式場やフォトスタジオ、プロデュース会社を選ぶ上で、どんなことを重視しますか。(n=431)※必須・複数回答

また、セレモニーを「開きたい」と回答した人を対象とし、結婚式場やフォトスタジオ、セレモニーのプロデュース会社などを選ぶ際に重視したいポイントを調査しました。
重視する人が最も多かったのは「ロケーションや会場・スタジオの雰囲気が良いこと」(39.7%)で、僅差で「費用の安さ」(39.2%)が2位、「料理のクオリティの高さや種類の多さ」(38.5%)が3位となりました。これに、「ウェディングドレスなどの衣装の種類が多いこと」(33.2%)、「交通のアクセスが良いこと」(32.7%)、「希望の演出ができること」(31.1%)が続いており、費用は抑えながらも、会場などの雰囲気や料理、ウェディングドレスなどにはこだわりたいという人が少なくないようです。




男女別では、ほとんどの項目で女性の方が割合は高く、特に「ウェディングドレスなどの衣装の種類が多いこと」(男性24.3%、女性41.0%)については16.7ポイント高い結果となりました。また、女性は「費用の安さ」(45.4%)を重視する人が最も多く、男性(32.2%)より13.2ポイント高くなっています。
一方、男性が女性よりも重視していたのは、「ペーパーレス化など、SDGsに取り組んでいること」(男性20.3%、女性9.2%)で、11.1ポイント上回りました。





■セレモニーで着たいウェディングドレス1位は「ホワイト(白)系」!3位にトレンドの「ブラック(黒)系」
Q.あなたが結婚関連のセレモニーを開催するなら、何色のウェディングドレス/ドレスを着たいと思いますか?(n=431)※必須・複数回答

ウェディングドレスデザイナーの桂由美さんは、ドレスをデザインする際に「花嫁を一番美しく輝かせる」ことにこだわり続けたといいます。会場などを選ぶ上でもウェディングドレスが重要なポイントとなっていたように、結婚に関わるセレモニーではウェディングドレスは欠かせないものです。そこで、セレモニーを「開きしたい」と回答した人を対象に、どんなカラーのウェディングドレスやドレスを着たいか調査しました。
1着目のウェディングドレスで最も人気だったのは「ホワイト(白)系」で、79.1%の人が“王道”カラーを選びました。2位は「ブルー(青)系」(9.7%)でしたが、3位にトレンドの「ブラック(黒)系」(9.5%)がランクインしました。
披露宴や前撮りなど、2着目として着るドレスは、定番の「ピンク系」(24.4%)がトップになっています。次いで、「ホワイト(白)系」(20.2%)、「ブルー(青)系」(19.7%)、「ブラック(黒)系」(19.5%)が僅差で続きました。
ウェディングドレスというと白が一般的ですが、最近では“あなた以外には染まりません”を意味する黒が注目を集めています。海外セレブが着用したり、韓国で黒のウェディングドレスが流行したりするなど、日本でも定番カラーになっていきそうです。




なお、黒のドレスについては、男性がお相手に着てほしい色として2位にランクイン。1着目は13.9%、2着目は26.2%で、女性の1着目5.7%、2着目13.5%を上回りました。






■セレモニーに呼びたいのは「両親」「兄弟姉妹」「学生時代の友人」、会社関係は“呼びたくない”?
Q.あなたが開きたいと回答したセレモニーを開催するなら、招待客として誰を呼びたいですか。(n=245)※必須・複数回答

最近では、少人数やゲストを呼ばず二人だけの結婚式など、セレモニーの規模もさまざまです。そこで、自身が開催したいと思うセレモニーについて、招待客として呼びたい人を聞いてみました。
開催したいと回答した人が多かった挙式と披露宴は、「両親」(挙式85.7%、披露宴80.5%)、「兄弟姉妹」(挙式62.9%、披露宴62.7%)、「おじおば・いとこなどの親戚」(挙式50.6%、披露宴56.2%)がそれぞれ5割を超えました。また、「学生時代の友人」も、挙式は49.0%、披露宴は59.5%が呼びたいとしています。
二次会、1.5次会については「学生時代の友人」が多く、二次会は58.6%で両親より多くなっています。フォトウェディングでは、「両親」(57.0%)や「兄弟姉妹」(36.0%)、「おじおば・いとこなどの親戚」(20.2%)といった身内が招待客のメインとして考えられているようで、他のセレモニーに比べて友人や会社関係者を呼びたいとした人は少ない結果となりました。








招待客として呼びたい人ごとに平均値を出したところ、トップ3は「両親」(64.5%)、「兄弟姉妹」(49.2%)、「学生時代の友人」(43.2%)でした。
従来は招待することが一般的だった会社関係者については、「勤務先の同期」(14.0%)、「勤務先の上司」(13.1%)、「勤務先の先輩・後輩」(12.3%)と、それぞれ1割程度にとどまっています。昨今では、会社の上司も同僚も“呼びたくない”のがホンネなのかもしれません。
また、「推し活など趣味の友人」(10.8%)、「SNS上の友人」(5.2%)は、学生時代の友人や先輩・後輩、社会人時代の友人などに比べて低く、趣味やネット上の友人よりも、自身の生活に密接したコミュニティ内の関係者が優先される傾向にあるようです。






ウェディング事業本部 田辺あかねのコメント
アフターコロナも2年目となり、ゲストを呼んでの結婚式や披露宴の件数も全国的に戻ってきました。アンケートからもわかるように結婚関連のセレモニーを開催したい方は全体の30%、そして20代ではほぼ半数が開催したいという意欲があり、若い世代が結婚式等に関して前向きに捉えていることはウェディング業界にとっては明るい内容だと感じています。
しかし開催費用においては、100万円以下を希望する人が昨年より増加しています。昨今の物価高も影響していると言えるでしょう。当社にご来店いただくお客様におかれましても「結婚式以外にお金を使いたい・残しておきたい」とおっしゃる方々は増加傾向にあります。
一方で、セレモニーの規模をはじめとしたウェディングのトレンドはコロナ禍で広まった新しい価値観が引き続き影響を与えています。その一つが結婚式を「大切な方へ感謝の気持ちを伝える場」として行う少人数ウェディングです。アンケートにも回答として多かった、本当は呼びたくない上司や同僚など職場の方々。従来は建前として招待することが当たり前でしたが、コロナ禍で様々な選択肢が増え、家族や友人のみでパーティーを行うことがより選択しやすくなりました。
このような変化はドレスのトレンドや演出内容にも影響をもたらしています。例えば、アンケートで男女ともに上位入っていたブラックカラーのドレスは今までは列席者の目を気にして選ばない方が多かったのですが、トレンドに敏感なオシャレ花嫁を中心に近年人気が高まっています。世間体や豪華さよりも、いま求められるのは自分たちもゲストも楽しめる等身大のウェディング。今までの当たり前に囚われない、時代にフィットした新しい結婚式のスタイルやトレンドが今後も増えることでしょう。



「結婚式」に関する調査
調査方法:インターネット調査
<調査1>
調査対象:20~49歳 未婚男女4,074人
集計期間:2024年4月27日
<調査2>
調査対象:20~49歳 未婚男女394人
集計期間:2024年5月1日~8日
※各項目の数値は小数第二位を四捨五入しているため、各項目の合計が100%とならない場合がございます。






<タメニー株式会社 会社概要>
商 号:タメニー株式会社
証券コード:東証グロース6181
代 表 者:代表取締役社長 栗沢 研丞
事業開始:2006年9月
所 在 地:東京都品川区大崎1丁目20-3 イマス大崎ビル3階
U R L :https://tameny.jp/

<婚活領域>
・結婚相談所「パートナーエージェント」
・婚活パーティー「OTOCON」
・アプリ完結型結婚相談所「パートナーエージェントApp」
・マッチングアプリ「スマ婚デート」<カジュアルウェディング領域>
・結婚式プロデュース「スマ婚」
・結婚式二次会プロデュース「2次会くん」
・ウェディングフォト「studio LUMINOUS」<ライフ&テック領域>
・保険代理店「Tameny×保険クリニック」
・成婚後サポートサービス「アニバーサリークラブ」
・婚活事業者間会員相互紹介プラットフォーム「CONNECT-ship」
・結婚相談所連盟「婚活アライアンスパートナーズ」<地方創生領域>
・地方自治体向け婚活支援システム「parms」
・地方自治体の婚活支援センター(受託運営)
・地方自治体の婚活支援イベント・セミナー(受託開催)



【本件に関するお問い合わせ先】
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